「千年の半減期経し花野かな」の批評
回答者 塩豆
どうもです!
「花野」という憂いを孕んだような美しい景色に「放射能」を登場させようとする発想は良さそうと思いました。また、この俳句結構雰囲気は出ています。
問題点は雰囲気だけでよくよく考えてみると意味がわらない事です。この俳句を現代語にすると「千年の半減期を経た花野だなあ」です。原発や原爆の放射能よりも年代測定に使われる放射性炭素同位体の話に思えてしまいます。
「経し」はおそらく下二段動詞「経(ふ)」の連用形「経(へ)」と過去の助動詞「き」の連体形「し」の組み合わせです。多分この辺りで何か誤解があったのかも知れません。
点数: 1
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千年ならましな方で、ウラン235の半減期は7億年、238なら45億年だそうです。