「掘削機圧音たかし松の内」の批評
回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
私の癖で、やや厳しめに参ります。
◆初読で気になったのが「圧音」。これはこういう言葉があるのでしょうか?
「音圧」ならば知っております。
◆「音」が「高い」というのは、「高音」、つまり「高い音」(オクターブ)の意味になって、「大きい音」の意味にはとりにくいです。
音量は「大きい」「小さい」「うるさい」「しずか」などの表現をすると思いますが・・
◆そして、リズムとして三段切れしてますね。
上五と中七を繋ぎたいならば、字余りしてでも助詞が欲しいところです。
「掘削機の圧音」
中七の「たかし」は終止形なので、切れています。
◆季語「松の内」も、期間のかなり長い季語なので、ちょっと句意を捉えにくいですね。
・掘削機の音やかましき五日かな
・掘削機うるさき仕事始めかな
・松過ぎて嗚呼やかましき掘削機
点数: 1
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