「冬の宵グラスの泡は浮いてをり」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
◆N先生的に言えば「浮かない泡はない」・・・
◆「泡は浮いて【おり】」では泡がずっと浮いていて消えない状態みたいです。
石鹸水?
「をり」ではなく「浮いていく・浮き上がる(そして水面で消える)」という【動き】を描写するべきでは、と思いました。
◆でも、「グラスの泡」だけに注目して「液体(シャンパン)」への注目をおろそかにすると、やはりグラスを洗っている洗剤感ですね。
◆そしてコメントに「近→遠の視点」とありますが、「遠」はどこに・・・?
あ、もしかして「浮いている」とは「泡が夜景に浮いている」ということですか?
それはわからないかも。
まとめますと、問題点は
●季語があまり生きていないこと。
宵はわかりましたが、冬である必要は?
●シャンパンだとはわからないこと。
「グラスの泡」だけでは・・
●「遠」という景色が見えないこと。
●コメントのことを全て伝えようとするのは、要素の詰め込み過ぎ&言葉のミスチョイスがありそうです。
提案句ではグラスを生かしてシャンパンを諦めて、「夜景」を入れます。
・冬宵のグラスに夜景透かしをり
点数: 1
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コロナ前に都会に旅行したときの事を詠みました。
高層のシティホテルで優雅にスパークリングワインを飲みました。
近→遠の視点で、夜の街がスノードームに見えるかなと思いました。
よろしくお願いします。