「かえるさの汗染み嘗める秋の風」の批評
回答者 つちや郷里
隅田のお銀さんはじめまして。
土谷海郷(つちやみさと)と申します。
よろしくお願いします。
初めての俳句で、さらに高校生なんですね。
こういうところに投句するのは勇気のいることです。
俳句は堅苦しいイメージがありますが、こちらのサイトの方々は皆お優しいので、俳句の腕を磨くのにぴったりのサイトです。
一応問題点がいくつかあるので、一つ一つ説明していきます。
・まず「かえるさ」がわからず調べましたが、「帰る時」という意味でお使いでしょうか?
ひらがなで書いてあったので一瞬「蛙」のことかと間違えました。
ひらがなにする意図と、それによるプラスの効果がないのであれば漢字で書きましょう。
・「汗」と「秋の風」の季重なりです。
と言っても、汗は一年中かきますから、季重なりが許容されやすい言葉だと思います。
少なくとも、「汗」が先にあると夏の俳句だと勘違いしてしまいますので、「秋の風」を先にしたほうがいいと思います。
・秋の風が汗染みを嘗めたということでしょうか。自分が汗染みを嘗めたのでしょうか(そんなことしないでしょうけど)。
この疑問は「嘗める秋の風」というフレーズが繋がっているのか、「嘗める/秋の風」というように切れているのかわかりにくいから起こる問題です。
前述したように秋の風から始めればわかりやすくなると思います。
・それと、こちらのサイトは俳句を添削してもらうサイトなので、コメントに句の説明や句にどういう思いを込めたのか書いてくれるとありがたいです。
・秋風が嘗める汗染み帰り道
次回も楽しみにしてます。
俳句作りがんばってください。
点数: 2
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初めて俳句を詠んだ高校生です。