「ずぶ濡れになる片恋の羽抜鳥」の批評
回答者 マックパック
恋に破れたと勝手にフラれた気になっている人というのはこの句から全く想像できません。
片恋の鳥が勝手にずぶ濡れになるという、なぜ鳥が片恋だとわかるのか不思議な句になってます。
句意が全く伝わらない。
ずぶ濡れにした意味が繋がらない。
片恋とつければわかるだろという安易な発想が見え隠れしており、意味不明かつ陳腐な仕上がりとなっている。
点数: 2
添削のお礼として、マックパックさんの俳句の感想を書いてください >>
作者 ハオニー 投稿日
回答者 マックパック
恋に破れたと勝手にフラれた気になっている人というのはこの句から全く想像できません。
片恋の鳥が勝手にずぶ濡れになるという、なぜ鳥が片恋だとわかるのか不思議な句になってます。
句意が全く伝わらない。
ずぶ濡れにした意味が繋がらない。
片恋とつければわかるだろという安易な発想が見え隠れしており、意味不明かつ陳腐な仕上がりとなっている。
点数: 2
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回答者 腹井壮
ハオニーさん、こんばんわ。いつも御世話様です。「羽抜鳥」は繁殖期を過ぎて羽が抜け変わる鳥ですから句の内容を考えればいい季語を斡旋したと思います。しかし、ただでさえ羽が無くなってみすぼらしいのに雨に打たれて片恋とまできたら惨め過ぎる鳥のイメージしか残りません。
ずぶ濡れになる片恋や羽抜鳥
上手い添削とは言い難いですが幾らか悲壮感が薄まったかと思います。参考になれば幸いです。
点数: 2
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回答者 塩豆
いつもお世話になります!塩豆です。
「ずぶ濡れの人」と「羽抜鳥」の距離感は絶妙と思いました。やはりここら辺りは流石です。一方少し気になったのがこの俳句の「ずぶ濡れになる」が人間か羽抜鳥かが分からないということです。字数を稼ぎつつこの問題を解決するため、シンプルに「ずぶ濡れの羽抜鳥」というフレーズを使ってみてはどうでしょうか。
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
恋に破れたと勝手にフラれた気になっている人と、雨で濡れてしまった羽抜鳥(はぬけどり)が私の中でオーバーラップしました
やはり心にしっかりとした羽を持たないと、新しい恋には挑戦できませんよね