「彫刻も冬衣脱ぎ風光る」の批評
回答者 卓鐘
はじめまして。
ちょっと表現したいことが多くて17音に収めたらこうなったというところですね。
・彫刻は冬の間仕舞われていた
・彫刻にはシートがかぶされてあった
・彫刻からそのシートを外した
・彫刻も春になって衣を脱ぎ捨てたようだ
これだけの要素を全部説明しようと思っても、よくわからない「も」や「冬衣」みたいな言葉になってしまっています。
もう少し表現したいことを絞れば、言葉が緩やかになってきます。
「冬の間仕舞われていた彫刻に春の出番がやってくる(かも)」くらいに絞ってそれを「映像」で伝えてみましょうか。
彫刻のシートに光る春埃
点数: 1
添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>
冬の間かけられていたシートをとって、久し振りに姿を表した安田侃さんの大理石の彫刻を詠みました。