凍滝の裏にかすかの音すなり
作者 久田しげき 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「凍滝の裏にかすかの音すなり」の批評
回答者 負乗
久田様、こんばんは。
「音すなり」の「なり」は、聞こえるか聞こえないほどの「かすかな」ものが聞こえる、という推定の意味があるようです。(夏井いつきさんのyoutubeの動画があります。有名な子規の、「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」も、ほんの近くで、ゴーンと鳴ったのではなく、遠くから「かすかに」に聞こえて来たよ、の意味にも取れるそうです。そっちのほうが''幽玄で''良いですね。)
「かすかの」は、語呂も良くないと思います。
「凍滝の裏にいのちの音すなり」
とか…
平凡で気障ですが。
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凍滝といえど水の落ちる音が。