木々流る車窓に虹のうすれ際
作者 かぬまっこ 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「木々流る車窓に虹のうすれ際」の批評
回答者 北野きのこ
かぬまっこさんこんにちは。
俳句ポストの人選おめでとうございます!
掲句ですが、上五の「流る」が気になりました。
終止形が切れを生じさせると思うのですが、木々が流れていくのも虹が薄れ際を迎えているのも車窓から望む景色ですよね。
切れの前後で視点が行ったり来たりする感じを受けました。
「流るる」と連体形にしたとしてもやはり景色→窓→景色という行ったり来たりは読者が映像を思い描く作業を妨害すると思います。
また読者によっては濁流に流される木々を想像するかも…(私は想像しました)
乗り物の種類や走っている場所を記述するのはどうでしょうか?
虹を見ている人物の状況や、虹の様子がより具体的になると思います。
森を抜け車窓に虹の薄れ際
峠越ゆ車窓に虹の薄れ際
ケーブルカー窓に夕虹薄れ行く
点数: 4
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「木々流る車窓に虹のうすれ際」の批評
回答者 北野きのこ
かぬまっこさん、私の虹の句へコメントをありがとうございました。
確かに「雨後の洗濯物干し」という意味で季語が動き得ますね。
季語の選択、動詞の選択に至る自分なりの意図はあったのですが、改めて句を読み返してみると妄想と言うべきレベルだったかな…
夏井先生に「そう思ったんならそう書けよ」と叱られる気がします(笑)
字面でちゃんと勝負できる句を目指しますね。
またコメントをよろしくお願いします!
点数: 1
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「木々流る車窓に虹のうすれ際」の批評
回答者 なおこ
かぬまっこ様、今晩は。
添削ありがとうございます。
名月院は「明月院」の誤りでした…
場所を入れ考え直してみます!
点数: 0
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