亡き夫の微笑む夏の別れかな
回答者 ハオニー
この句を数年後の作者さん自身が見たとき、すぐに意味を理解できるだろうか
と考えれば、この句がいい句か問題のある句かは分かるでしょう
それではこの説明を活かした句をお見せしたいと思います
「亡き夫」「笑顔」「7月24日」
このあたりを活かします
夫と書いて「つま」とも読めます
「おっと」と読まない方が整うのです
笑顔にも種類があります
大笑い、苦笑い、微笑み、愛想笑い...
一番近そうな「微笑み」でいきます
別れを連想させることができる「7月24日」らしい季語を入れます
7月24日は夏の終わりが近いので「夏の果(なつのはて)」という季語が使えそうです
しかし、果の一字がイメージが良くないため「夏の別れ」を使います
亡き夫(つま)の微笑む夏の別れかな
こうなると、季語「夏の別れ」が亡くなった旦那様との思い出や記憶を呼び起こしてくれる効果も期待できます
思い出を再現しやすい俳句になっていれば幸いです
点数: 1
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昨年の7月24日の陽が沈んだ時、主人がみまかりました。亡き夫の名が暁、法名が暁誠です。
ある日、明け方に見た夢に笑顔の主人が現れました。ああ、言葉も何もなくともあのありのままの笑顔が、私のお守りなんだと、この上なくありがたい気持ちになりました。この思いをあの笑顔を忘れたくないと思い作ったのですが、俳句や川柳の事は全く初心者でお恥ずかしいのですが、美しい句に手直し頂けましたら幸いと存じます。何卒よろしくお願い致します。