「老いどちの生き死に語る敬老日」の批評
回答者 なお
こんにちは。久田しげき様、いつもお世話になってます。
御句、お年を召した方々の集まりでは、とにかくお仲間の消息、生々しい言い方をすれば生存確認が第一の目的になりますよね。現実的な情景をお詠みになったものと思われます。
ただ、私の個人的感想ですが、「〜どち」という措辞につき、古くからの言い方で名句も数多あるのだろうと思いますが、あまりにも一般的な会話(口語)から遠ざかり過ぎてはいないでしょうか?
「俳句だからこういう言葉を使うのが常識なのだ」ということであれば、初心者の愚考とご放念ください。ただ、久田さんもよくおっしゃる、「読み手に優しく」という心情からすれば、御句は、
・仲間うち生き死に語る敬老日
ということではないでしょうか。「老い」がなくなりましたが、そもそも敬老の日に生き死にを語るのは老人ですから省けると思います。
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齢を確めるごと。