「夏空の消失点へ直ぐ木伸ぶ」の批評
回答者 ハオニー
やはり一番じゃないと悔しいハオニーです
これは詩的です
夏空の消失点だなんて、面白い言葉を見つけてきましたね
説明なさった内容も間違いではありませんし、その他の解釈も考えられるいい表現です
こういうセンスは大事にすべきです
詩的ですが語順が違います
これだと腹井様のおっしゃる通り、「夏空の消失点」への疑問を残したままです
答えを書かないなら、考えてもらう余裕を用意するべきです
「夏空の消失点」を上五から入れないと破調になるからそうしたというなら、覚悟が足りなかったのです...
私の考えた答えはまさしく破調です
直ぐ木伸ぶ夏空の消失点へ
「や」で切らないなら最後に持ってくるのです
するとこの方向を表す助詞「へ」を機能させたまま、「夏空の消失点」の正体を考える余裕が出せます
この内容なら破調もアリです
新しいことをやるのは度胸が必要です
しかしその分、人とは違う作品をつくれるようになるのです
私は「みんなと同じじゃつまらない」と考えていますから、これからも新しいことをやります
点数: 3
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
メタセコイヤ(曙杉)の大木が真っ直ぐに空に伸びているところを木の下のベンチから見上げている時の句です。
上にいくほど幹の幅が狭くなって最後には見えないぐらい小さくなって消えてしまう様子が、遠近法の消失点に平行線が交わっていくのに似ていると感じました。
「直ぐ木(すぐき)」は真っ直ぐに育つ木という意味で、杉の名の由来と言われているそうです。
添削よろしくお願いいたします。