「もたもたと蝉や路上に交みけり」の批評
回答者 74
知世さん、おはようございます。いつもお世話になっています。
御句、蝉の一生の本懐シーンに遭遇したことがなくいわゆる蝉ファイナルとは違う動きなのだろうけど…という疑問を「もたもたと」で容易く想像させてくれますね。
そのまま夏の終わり頃の哀愁交えて読み込み味わいたくなります。
路上ということはほとんど力尽きかけなのでしょうか。たまたまなのでしょうか。遭遇した後の蝉達はその後どうなっているのだろう…蝉の命にまっすぐ向き合っているような無関心なような、不思議なバランスと感じました。とても良いですね!
点数: 2
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蝉が逆さまに折り重なって落ちていたので驚きました。
「や」が切れ字っぽくならないか、「の」の方が良いのか、「けり」より「をり」が良いのかが気になります。
「もたもた」より「逆さま」等の情報を入れた方が伝わるでしょうか。
「路上のセミに驚いた」部分は今回重要ではないので入れなくてもいいかなと。