俳句添削道場(投句と批評)

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残月の時計台へと白露かな

作者 藤井茂  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

猛暑続きで思考能力マイナスになりました。
少しでも涼しくなる様に白露を作りましたが  秋の句に残月と白露は
季重なりでしょうか?

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「残月の時計台へと白露かな」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
再登場失礼します!

卓鐘さんの添削句があまりにきれいで、思わず再登場しました。
月の雫を残月と合わせて、露を残しながら、残りの音数で他の光景を広げていく、勉強になります。
残月・白露、季重なりにはなるんですね。そこをうまく解消していく流れ、勉強になります。

藤井様再登場失礼しました。

句の評価:
★★★★★

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残月の雫やパリの時計台

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

綺麗な光景の俳句は好きなので、ちょっとコメントしたくなりました。

「白露」。季語としては、時候の季語なので、朝露がかかり始める頃(9月)をさすものですが、この句では明らかに語源である朝の露のことを指してますね。(その意味でも「朝露」の傍題としてあるかも)
そのため季重なりは季重なりです。

季重なりが気をつけないといけない理由の一つは、感動の焦点が散漫になること。この句ではそうなっていると思います。残月も綺麗。そこにかかる白露も綺麗。その全体を言いたい。という意志がありありと。(気持ちはものすごくわかる)
月みて、時計台みて、そこへ向かっていく白露見てと、句がゆったりとした時間の光景を詠んでいる割に視線の誘導がせわしない感じがしました。

また、時計台がどんな時計台がイメージしづらいので、そこをなんか入れて欲しいと思いました。街の、海のとか。

提案句は、露のことを「月の雫」なんて表現する詩語があるので、残月と朝露をまとめて、例えばパリの時計台など使って映像の具体性を高めてみました。

点数: 1

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「残月の時計台へと白露かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

残月、とてもきれいな季語ですね。白露の涼しさとともに秋の到来を感じ、この暑い中にとても素敵な句をありがとうございます!
私としては、マッチングが良く、あまり喧嘩しているように季語の重なりを感じはしませんでしたが、「白露」を立てようということであれば

東雲の時計台へと白露かな

もうちょっと明るいかなあ

朝ぼらけ時計台へと白露かな
早朝の時計台へと白露かな

月を別にして詠んでみました。残月は残月で別の句を詠むのもよいかもしれません。
いかがでしょうか(*'▽')うーん、残月も捨てがたいなあ。

点数: 0

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添削対象の句『残月の時計台へと白露かな』 作者: 藤井茂
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