俳句添削道場(投句と批評)

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柿若葉見上ぐる空に軍用機

作者 もっちゃん  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

日のあたる柿若葉に見とれていると上空に大きな音が

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軍用機の空柿の木は茂り

回答者 イサク

こんばんは。

「対岸」の句に比較して、こちらの句はあまりよろしくないと思います。
・中七「見上ぐる空に」が、ただ上五と下五をつないで音数を調整しているだけ、になっているように感じます。
・「空」は見上げるものです。「見上ぐる」「空」最低どちらかは削りたいです。
・上五「柿若葉」よりも下五「軍用機」が主張しております。
 たとえ実景であっても、この句の季語は「柿若葉」であることが必要か?というぐらいです。
・「柿若葉」「軍用機」の相性があまり良くないような・・・?
 「柿若葉」が「柿の葉一枚~数枚」という単位で愛でる季語だからでしょうか・・・?

できるだけ景はそのままに、提案句をのこしておきます。

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添削対象の句『柿若葉見上ぐる空に軍用機』 作者: もっちゃん
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