俳句添削道場(投句と批評)
立川猫丸さんのランク: 初段 合計点: 2

立川猫丸さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

翡翠の黄金比なる軌跡かな

回答数 : 3

投稿日時:

貴船川床深碧にあお揺らぎたる

回答数 : 1

投稿日時:

トップページへ

立川猫丸さんの添削

「バサバサとこっちに来るな家の蜘蛛」の批評

添削した俳句: バサバサとこっちに来るな家の蜘蛛

めでかやさん、はじめまして。
翡翠の句への評価ありがとうございました。
黄金比、フィボナッチ曲線は割と一般的なものかと思いましたが、どこまで一般常識として思い切るか、知らない前提で読者に寄り添うかはいつも悩みますね。

さて貴句について、
あえての口語調・台詞長にした意図、バサバサという擬音を使った効果があったか、
「家の」という説明・限定が必要だったか、
というのが最初に読んだ感想です。

蜘蛛に恐怖する巨体をもう少し表現できると良いかもしれません。

点数: 0

「梅雨晴と思しき朝の滑走路」の批評

添削した俳句: 梅雨晴と思しき朝の滑走路

初めまして。翡翠の句へのコメントありがとうございました。
理屈っぽいとのご評価、確かに。黄金比であるから軌跡が美しい、ではなく、美しい軌跡が黄金比であると気付いたことを読むなら別の表現もあったかと思います。推敲します。。。

さて、貴句について、
梅雨晴れと滑走路の取り合わせは良いかと思います。
季語が立っているかが気になりました。
「思しき」という表現ですので、今見上げている空は梅雨晴れのようにも考えられるなぁというように読み取れ、季語自体の映像があるのかないのか、読み手も確信を持てておらずぼんやりしているような感じがしました。
読みたいのは、梅雨晴れが期待される朝、ではないでしょうか。

それであれば、
梅雨晴れへ向かう未明の滑走路
のように、
これから向かうところが確実に梅雨晴れだと思わせる表現をすることもありかと思います。

点数: 2

「陽炎や折りたたみ傘或る右手」の批評

添削した俳句: 陽炎や折りたたみ傘或る右手

イサク様
「貴船川床」の拙句へのコメント,ありがとうございました。
ご指摘の通り、新緑等々の季重なりを避けるために逃げの言葉選びで、季語そのものの説明になってしまっていたと気付きました。

さて、貴句について僭越ですがコメントいたします。
他の方もコメントされていますが、「或る」の意図がわかりかねます。漠然と物事をさしていう語ですので、おそらくここでは右手という場所に存在することを言うために「在る」を使いたかったのではないかと推察します。

その前提で、陽炎と折り畳み傘の取り合わせ、「待つ」ではなく「在る」とすることで、折り畳み傘をもっている右手を第三者的視点から見ているような、絵画を見ているような感覚となるのが面白い点と感じました。
持ってる人は誰なのかストーリー性を感じます。

点数: 0

トップページへ
添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ