こま爺さんの俳句添削依頼
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こま爺さんの添削
「靴裏に土の湿れる日向ぼこ」の批評
添削した俳句: 靴裏に土の湿れる日向ぼこ
おはようございます。
さっそくですが湿れるとい動詞、助動詞の効果についてです。
動詞は物と物との関係を伝えるために用いられ、緊張感を高めたり印象を強くしたりすることができます。
一方、名詞は視覚に訴え、情景を分かり安くする効果があります。
そもそも俳句はまずは情景に託すものということでもあるし、名詞化とする方が無難かと思います。
まず思い付くのは「湿り」でしょうか。
もう一点、下五の前の切れ字ですが、「や」で切ることで中七の後に間を作り句に余韻を生まれ、落ち着きのある一句になると期待されます。結局、
"靴裏の土の湿りや日向ぼこ
よろしく。
点数: 0
「霜夜とは小便に行く素足かな」の批評
「マフラーを中へ買ひ食ひのコロッケ」の批評
添削した俳句: マフラーを中へ買ひ食ひのコロッケ
今晩は。
ワンランク昇格!前半と後半の繋ぎの間がいいですね。想像させてくれます。
句跨がりは、志楽がどや顔するのは嫌ですが、決まったら楽しいです。
よろしく。
点数: 1
「夜もすがら静けさ侍る霜夜かな」の批評
添削した俳句: 夜もすがら静けさ侍る霜夜かな
こんにちは。
擬人化とは、人以外のものに対して人としての性質・特徴を与える比喩の表現方法です。
侍るに静けさのようなさ名詞を擬人化するのは正しくないと思います。
静寂には、静寂を得るとか、静寂を失うという用法があるようですので
"夜もすがら静寂を得て霜夜かな
よろしく。
点数: 1