分岐というより、ダミーの狙いを目立たせて、本当の狙いを隠す感じかなの返信
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分岐というより、ダミーの狙いを目立たせて、本当の狙いを隠す感じかな(元記事)
分岐というより……。
小説を読んだりアニメを観たりしていて、「これは何かの伏線だな」と思ったこと、ありませんか?
そう思われてもかまわない伏線もありますが、ミスリードがらみだと少々まずいわけです。簡単にネタを読まれてしまいますから。
なので、そこをいかに気づかれないようにするかという工夫です。
例えば普段は控えめなキャラが、親友が理不尽な目にあっているのを見てムキになって怒ったとします。そういうのは本当は芯が強い真っ直ぐな性格とか、友達想いとか、性格の良さを印象づけるエピソードとしてわりに使われるんじゃないかと思うんですね。なので多少大袈裟にやってもそれほど不自然に見えないことが期待できるし、そのキャラへの読者の好感度もアップするという一石二鳥。
ところが、そのキャラには実はひた隠しにしたい秘密があって、親友の窮状が偶然それに触れていたから思わずムキになってしまったというのが真相だった。そんな感じの段取りです。
分岐というより、ダミーの狙いを目立たせて、本当の狙いを隠す感じかなの返信
スレ主 のん 投稿日時: : 0
本来の意図に気付かれないようダミーも含ませるのなら、伏線ごと目立たせてダミーの裏側にまで目がいかないようにしてしまおう。と思ったのです。
あまくさ様が用いられたマジシャンの例をお借りしますと、【ポケットからハンカチを出し、仕舞うまで】を伏線と捉えている状況です。【ポケットから出す】がダミーで、【ポケットに仕舞う】が本来の意図ですね。
卵が先か鶏が先かのようなパラドックスが生まれそうですが、様はダミーにより注目を集めたいと思っただけです。
あまくさ様は【ポケットに仕舞う】をダミーに、仕舞いながら同時に【取り出す】を本来の意図と定めているのですよね。
この方法ですと、【ポケットに仕舞うと同時にこっそり取り出す】までが伏線となりますので、伏線自体も目立つことはありません。一度引っ掛かったことが有る人でもなければ、本来の意図までは到底気付けないでしょう。
ですが、どんでん返しの伏線は、想起できなければ意味がありません。伏線自体も、ある程度は目立って良いと思うのです。
分岐と表しましたのも、2つの意味のうちどちらを取るかで、物語の相貌が反転するようにしようと思いまして。
そんなターニングポイント染みたものを伏線と呼べるかは私も疑問ですが......。良いこと思い付いたと舞い上がり、ズレたことを言ってすみません。
分かりやすい例までありがとうございます。お約束を隠れ蓑にと言っても、そう簡単なものではなかったので助かりました。
貴重なご意見ありがとうございます。