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執筆の乗り具合が悪い時は(元記事)

 こんにちは。
 自分には執筆の乗り具合にかなりムラがあります。そこでですが、執筆の乗り具合が悪かったり、執筆の調子が乗らない時でも、やはり毎日欠かさず練習のために執筆は怠らない方がいいのでしょうか?

 調子が悪い時に執筆した場合以下のような問題点がありました。
〈問題点〉
 文章がおかしかったり、淡白、稚拙だったりする。
 同じ単語を使用していることが多い。
 文末が連続的に同じ言葉になる。「〜た」などのあれです。
 大まか作ったプロットストーリーとして執筆した場合、内容がつまらなくなる。アイデアやストーリー展開の思いつきに苦労して、それでも無理やりストーリーを作ろうとした場合の出来が悪い。

 と、こんな感じです
 調子が悪い時に執筆したストーリーと、調子が良い時(こんなストーリー、あんな展開にしたら面白くなりそうなどが直ぐに思いつく)に執筆したストーリーはかなり差があると思いました。自分の執筆した小説に自ら評価するのは変かもしれませんが。

 無理やり執筆した部分はしばらく寝かせておいて、あとから見直したりするのですが、面白くないと感じて一気に書き直すことがほとんどです。
 書き直した場合、書き直す前よりも大分面白くなったと感じることが多いです。その時は書き直す前と書き直した後のストーリーの結末が一緒でも、結末前の展開が変わったりしています。

 執筆することに辛いと感じることもありますが、それでもやめようと思うことはありません。とにかく執筆しようとしてます。でも、どうしてか筆が乗りません。
 そういう調子が悪い時でも執筆した方がいいのかそれともダメなのか、アドバイスをください。
 

 あとこれは延長線の問題ですが、執筆の乗り具合が悪い時は、ストーリー展開やアイデアが思い浮かばないことが多いです。その時に思いついたとしても、やっぱりつまらなく感じて書き直します。
 自分は、結末を予め考えておいて数行分のプロットを作って、執筆しながら浮かんだアイデアをストーリーに加えたり、展開を付け足したり変えたりしています。そういう執筆スタイルのため、調子が悪い時はとことん悪く、ストーリー内容や地の文がおざなりになるのかもしれません。

 調子が悪い時を少なくする為にも、アイデアが思い浮かぶ方法、アイデア発想力を鍛える方法を教えてください。

執筆の乗り具合が悪い時はの返信

投稿者 サタン 投稿日時: : 1

うーん……。
まず、問題点とされてることはそれぞれ原因が別にあるかと思います。
次にプロット作成についてですが、ようするに「気が乗らないときの出来が悪い」ということですよね。
これは、じゃあ、「気分良く作れて出来が良いと思えるプロット」は執筆した完成品の評判はどうだったの?
つまり他人の意見はどうなんだろう? 
モスモスさんが言ってるのは、つまり作者が「出来が良い」「出来が悪い」と主観的に判断してるだけだから、「気が乗らないからそう感じるだけ」ということはない?
「気が乗らないときに書いた作品」と「気分良く書いた作品」で、その評価(第三者による評価)は目に見て違うものだった?

まあ、おそらく「気が乗らないときの作品の評価はイマイチだった」という事もあったろうと思う。
「気が乗らない」と集中力も途切れがちなので、それが文章にも出るから。
でもそりゃ「文章」の問題であって、「プロット」の問題ではない。
そういうのを考慮して、客観的に見た場合、本当に「気が乗らない方の物語は出来が悪い」と言えるのか? と思います。

「気分良く書いてるとき」というのは言い換えれば「ノッてる」ってことでしょう。
そういうときって細かいことに目がいない。
極端なことを言えば、「作者が面白いと思ってるから面白い」というだけ。
その前提である「作者が面白いと思ってる」という部分が「そう思ってない」となれば前提が崩れるので、同じ作品でも「気分がノッてなければ面白いとは感じない」のでは?
要するに、「気分が乗ってるとき」と「気分が乗らないとき」で、作品の出来自体はそんな変わらないです。それを見てる作者の心境が違うだけなので。

ということは。
「気分が乗らないとき」に目に見えるストーリーの問題点「なぜ面白くないのか」が今後モスモスさんが乗り越えるべき課題になる。
「気分良く書いてて良いのが出来た」と思っても、そりゃ作者の心境がそう思わせてるだけで、潜在的に問題点は抱えたままだもの。
逆に「気分が乗らないとき」も、「面白くない」と感じてるのは作者がそう感じてるだけで、潜在的な面白さは同様に大して変わらないハズ。
勉強のチャンスですよ。

この考えで言うと、「気分が乗らないとき」は「課題」が見えやすくなるので、それを把握できるまでは作り続けたほうが良いです。
克服するまでではなく、把握できるまでで十分だと思う。やる気がないのに克服しようとしても苦痛を伴うだけだと思うので。

一方、文章に関する事は、これはそれぞれ原因が違うと思いますが、共通する事で言えばやはり集中力の欠如でしょう。要するに「やる気」なので気分が乗らないのは当たり前と言えば当たり前なわけですね。
この場合はしょうがないので、自分をなんとかやる気にさせるしかないです。
気分転換もいいけど、気分転換に読書してそのまま執筆しなかった、という事が多いと思うので、読書するなら自分より下手な人の作品を見てみると良いです。
オススメは自分の過去作ですね。書き続けて成長してる以上は過去の自分は今の自分より確実にレベルが下なので。
また、自分より下手な人の作品ってのは基本的に退屈です。そんな事をするくらいなら「自分で執筆したほうが楽しい」でしょ。
上手い人のを読むと、刺激されて良い影響を受けるけど、同時に自分と比べてしまうと自分の下手っぷりに筆が鈍る事が多いから、下手な人のを読んだほうがやる気は出ると思う。

長くなったけど、ついでに「原因は別」と書いたので、それにつて少しだけ。
> 文章がおかしかったり、淡白、稚拙だったりする。
「おかしい」の内容がわからんので何とも言えないけど、日本語の基礎としての「主語述語の関係」がしっかりしてりゃ、あとは「何を伝えたいか」という問題でしかないので、稚拙も淡白もないです。
モスモスさんが「迫力あるシーンだな」と思う小説を開いてみてくださいな。
「主人公は剣を構えた」と、それだけのあっさりした地の文が書かれてたりしないかな? これって一行だけで見たらとても淡白な文章だよ。
中にはそんな「淡白な文章」が頻発するシーンだってあるよ。
でも「迫力あるシーンだ」と思うわけでしょ。
文章は飾り付ければ良いという話ではないし、凝った言い回しが素晴らしいわけでもないです。
> 同じ単語を使用していることが多い。
コソアドの事を指しているのであれば、これは「主語」の扱いの問題である事が多いでしょう。
> 文末が連続的に同じ言葉になる。「〜た」などのあれです。
ラノベでは、なんとなく気を使ってるのかなと思えることがあるけど、大衆小説とかを読んでみてください。文末がずっと「~~た」で終わることは普通に多いです。
それで文末が気になるような文章でもありません。読み返して見ると気がつくレベルで自然です。
文末で「~~た」になる文が続く、それ自体は何も問題ないです。
その文末が気になるのは、そもそも文末ではなく文章自体に問題があります。
例えば、描写が出来ておらず箇条書きが続けば文末が一致することは多いだろうし、気になります。でもこれは「箇条書き」なのが問題なんであって、文末が問題なのではありません。
ーーっと、コレを指して「淡白」と言ってるのであれば同一の問題になりますね。

>アイデアが思い浮かぶ方法
実を言うと私も今そういう状態なんだけど、何でだろうね、他人の相談にはこんなにもスラスラ答えられる。
まあ、そんなもんですけどね。
こういう場合は、「何について、どう考えたら良いのかわからない」ために頭が真っ白になります。
なので、まずは序盤から終盤までの流れをしっかり(つまんなくても良い)させて、「この物語のココを考える」と思考を狭めてやれば思いつきやすくなります。
それでも「その一部分の展開が思いつかない」ということもありますが、その場合は「どう考えるか」を決めてやりゃ良いです。
これは、簡単に言えばそのシーンの「テーマ」を考えてしまう事ですね。「このシーンは『主人公が剣の達人である』という事がテーマ、それさえ伝われば話は通じる」という具合。
そしたら、「主人公は剣の達人」って場面を書けば良いだけなんだから、アイディアも何もないでしょ。
「どうしたら主人公が達人である事がわかりやすく、面白いシーンになるか」というネタ探しでアイディアは重要ですが、基本的にはアイディアが無くても書けるっちゃ書けるし、すべてのシーンでそんな秀逸なアイディアを作り続ける必要もないんだし。
このテーマは、例えば「このシーンは『魔法はMP消費する』という設定がテーマ」など、何でも良いので、本当に何も思いつかないのであれば設定を列挙して書けそうな設定を適当にテーマに選んでしまえば良いです。
それが可能なのも「序盤から終盤までの流れをしっかり作ってる」という事が前提なので、まずは、何がどうなってどういうオチになる、と簡単に考えてみると良いでしょう。
その流れを即興で適当にでっち上げるスキルが身につけば、気が乗らなくても適当に話を作れますし、そうした大筋を簡単につくれるってことは、ワンシーンの起承転結も簡単にでっち上げられるって事で、テーマさえ設けてやりゃアイディアもなにも無いです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 執筆の乗り具合が悪い時は

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