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文豪を題材にした作品の返信の返信の返信の返信

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文豪を題材にした作品の返信の返信の返信(元記事)

これは単なる邪推でしかないので、ひょっとしたら失礼なことを書いてしまうかもしれません。
好き嫌いは好みの問題なので仕方ないものだし、嫌いなら嫌いで良いのですが、一つの懸念として、異能バトルとかそういうガキっぽいものを見下すのはやめましょう。
「おまえは見下している」と批難してるわけでもないので、最初に書いた通り邪推でしかないのですが、例えば「文豪ストレイドッグス」は「文豪」というテーマを上手く中学高校生の読者層に合わせてきた作品で、個人的には凄いなと思います。
また、私の好みも書いておくと、私も安易に流行り物に手を出す作品はあまり好きではありません。
だから正直「好み」で答えると、「中学生にウケるのはこういうのだろ」と安易に異能バトルを混ぜてきた「文豪ストレイドッグス」は「好みではない」です。
でも、私の「好み」と「作品の良さ」は別のものなので、こういう混ぜ方をしてきた「文豪ストレイドッグス」は凄いと思います。私の発想にはないからね。

別に嫌いなら嫌いで良いのだけど、それはあくまで「個人の感想」に止めておきましょう。
何故かと言うと、「嫌い」だから「書かない」というのは短絡的な思考で表現しない選択をする以上、表現者としては失格だと思うからです。
「書かない」と閉鎖的に考えると、「安易に異能バトルを取り入れる作品を揶揄する内容」を書く発想さえなくなってしまいます。
「嫌い」なら「嫌いなりに書く」という選択があることを忘れてはいけません。

よくあるのが「王道」や「ステレオタイプ」や「テンプレ」、ラノベによくある「ラブコメ」「誇張された主人公の活躍(無双など)」、あるいは単純に「流行(今でいえば転生・転移モノだろうか)」を毛嫌いする、というものですが、別に嫌いなら嫌いで良いけど、それを「見下す」人は大抵良いものを書きません。
そもそも、「それの何が良いのか」を理解できてないから見下すわけで「その作品の良さを見つけることができない」と言ってるようなもの。特にその対象が「流行」や「王道」であった場合「流行を理解できてない」「王道がわからない」ってことだから、そんな人がエンタメとしてのラノベを上手に書けるわけがない。
「好きではないもの」「嫌いなもの」、そういう作品の良いところを見つけてみましょう。
JJさんの作品は「異能バトル」にはならないと思うけど、同じ「文豪」をテーマにしてる以上、「文豪ストレイドッグス」が参考にならない訳がない。
「この作品から異能バトルを差し引いたら面白いだろうか?」と考えるだけでも参考になるハズでしょ。

ですので、
>やはりそういった分かりやすいきっかけがないと難しいのでしょうかね
「わかりやすさ」は確かに取っ付きやすいので重要ですが、それはあくまで表面上の話です。
「中学生高校生という読者層が継続的に興味を抱くだろう要素」があれば問題ないと思います。
まあ、口で言うのは簡単ですが。
例えば、文豪とはちょっと違いますが、世界最古の長編小説を書いた紫式部と、ぶっちゃけただの愚痴を垂れ流してるだけの清少納言による口論なんてのは面白そうです。おそらく対面したことはないだろうけど。
これは「出来る女」「才女」といった要素を持つキャラクターがその見栄から口論を始め、やがて見栄すらかなぐり捨ててキャットファイトを始めるから面白いわけですね。
すると、大事なのは「わかりやすい要素」ではなくて「出来る女のキャットファイト」が面白いという事なわけで、「澄ました才女がだんだんと豹変していく様」というのはおそらく年齢を問わず面白さを得やすいでしょう。
エンタメにおいて「テーマ」とは、「そのテーマでどんな面白いことをするか?」というのが大事なわけで、JJさんの場合「文豪」ですが、すなわち「文豪でどんな面白いことをするのか?」という話です。
すると、問題は「文豪」ではなくて「どんな面白いこと?」という方でしょう。
その「面白いこと」に単純に「異能バトル」を混ぜてきた「文豪ストレイドッグス」は私の好みではないけど凄いと思うし、他にラノベにありそうな要素で言えば「恋愛・ラブコメ」だよね、というだけの話です。
その「面白いこと」の要素が「わかりやすい」のであれば取っ付きやすいので、わかりやすいに越したことはないですが、それがなければ難しいという事でもないでしょう。
「安易に流行を取り入れる なろう作品 に嫌気を感じてる読者」も少なくないと思うので、逆にアンチテーゼとして異能バトルを取り入れ「嫌いなりに書く」というのも選択肢の一つだと思いますよ。

文豪を題材にした作品の返信の返信の返信の返信

投稿者 jj 投稿日時: : 1

文豪ストレイドッグスも嫌いながらチェックしていた人間で、見下すとか下衆な感情は抱いた事がなくて、ただただ作者に対する創作の姿勢への嫌悪が大きいです。題材はいいと思いましたよ。異能力の付け方も関連性がなく、作者に敬意が見られないために嫌いになったのです。特に太宰治のリアルの方の大ファンのため、雑な扱いにイラッと。異能を差し引いても面白いとは感じなかったですね。個人的には。(ここだけはもう争いになりそうなので、ここでやめますが、どっちかというとアンチ寄りになってしまうので

異世界転生は一つ 嫌いながらもアンチテーゼを書いたものがありますね。嫌いながらも良いところを探そうというのは、創作者なら誰もがやっているんじゃないかなと思っています。私が文豪ストレイドッグスを書けと言われたら、全力で面白くなる様に工夫しますね。興味を持ってもらうという点では文アルよりも先に出来ているので、流石だなと。
文アルは史実よりなので、もしかしたら私が題材にしようとしているものは書かなくてもいいものかもしれません(既に徳田秋声と泉鏡花の二人の関係性は、史実において二人が文章にしてしまっているので)

面白さの追求が試されるという事なので
小説媒体だと難しいのかもしれないですね
(漫画で描いてみようかなとも考えているのです

ありがとうございます

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 文豪を題材にした作品

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