小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

千歳さんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:開始のエピソード(訂正)

初めにお詫びをさせてください
先日投稿した質問が、自分の表現不足でしたのでここで改めて整理して投稿させていただきます
ご返信くださった御三方には申し訳ありません

物語の開始とその後の説明進行として「主人公がその世界(界隈)に入り教わる」という『主人公が聞き役』のパターンと「主人公とは別の人物(新しい知り合いなど)が巻き込まれて教わる」という『主人公以外が聞き役』の2種類がよくあると思います
始まり方としては、前者ならば主人公がその世界に入るきっかけがあり、後者ならば聞き役になるキャラクターが主人公に出会い、その世界に巻き込まれるようになると思います
それに対し『主人公は既に知っていて、話を進める流れで読者に説明していく(キャラクターに特定の聞き役がいない)』という流れを考えています。
しかし、そういった形で進めると、開幕の際に簡素であれ「こういう感じなのか」と読者に伝える出来事や事件を用意する時、下手にその出来事の関係者が重大になると収拾がつかなくなってしまいます。探偵などのように事件を持ち込む人物がいても、その人にあれこれ説明してはその人がそれ以後も聞き役になるのが自然で、反対にただ出来事がある状態から進めると説明する相手がいなくなり説明が浅くなりすぎてしまいます。
こういった時に「余分なキャラクターを重くすることなく、浅すぎず自然に世界観などの説明を加えられる流れ」というので悩んでいます。自分の技量の問題も含めての問題なので、こういう場合の開幕のストーリーや、あくまで第三者であるキャラクターに説明する程度の浅さ作り方というものを知りたいです

上記の回答(開始のエピソード(訂正)の返信)

投稿者 千歳 : 0 投稿日時:

よくあるスタート方法
①最初から世界観ができあがっていて、主人公がその世界観の中に入っている状態でスタート(SKET DANCE)
②他の誰かによって世界観の中に主人公が引き込まれる(灼眼のシャナ)
③主人公と周囲の人間によって世界観を作り上げていく(ココロコネクト)
が多いと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 開始のエピソード(訂正)

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元記事:国柄の描写について

ヨーロッパの国柄について知りたいです。 
フランスイタリアオランダドイツの歴史が主です。
何か参考資料ないですか。

上記の回答(国柄の描写についての返信)

投稿者 千歳 : 1 投稿日時:

投げやりですが、高校の世界史の参考書を買って勉強してみてください。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 国柄の描写について

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元記事:新しい世界が作られない不思議

どうも神崎菊と申します。
私は、小説を書く度に音楽を流して世界をつくり、ノートに書いております。ですが、その音楽がいつまでも同じものなので同じような雰囲気になってしまいます。出来れば皆様にお好みの設定を提案して頂きたいです。例を挙げると、「世界の全員が仮面を被っている世界で、主人公が優しくして仮面を外していくようなお話」のような事をお願いしています。皆様の力を貸してください。

上記の回答(新しい世界が作られない不思議の返信)

投稿者 千歳 : 2 投稿日時:

アゲハ蝶/ポルノグラフィティ
がお気に入りです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 新しい世界が作られない不思議

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元記事:タイトルの印象で何が足りないか

親が決めた横暴でゲーム好きな許嫁がいるが、俺は俺の事を好きになってくれた家庭的な娘と結婚したらその娘が金持ちになり幸せいっぱいになった件。

というタイトルを思いつきましたが、カクヨムで星が増えません、星が増えるとしたらどんなタイトルがよいでしょうか。
ラノベは長い言葉を使い小説のタイトルで結果を教えているんだという事が分かりました。
タイトルをつけるコツも少し分かりましたのでタイトルの印象などのご感想お聞かせ下さい。

小説の内容が作家でごはんで面白いと言われただけにカクヨムで星が増えないのが悔しいです。.
カテゴリーはやむを得ずなろう研究にします。

https://kakuyomu.jp/works/16817139559023926055

上記の回答(タイトルの印象で何が足りないかの返信)

投稿者 千歳 : 0 投稿日時:

最近までTwitterで展開していた「100日後に辞めるパン屋のバイト」という漫画。
ブラック企業のパン屋に入社した新人が、当初はなんとなく働いていたけど、段々ブラック企業の洗礼を浴びせられていき、80話くらいでやっとブラック企業であることに気付き、他のパン屋さんに行ったりして、最終100話で退職するという展開でした。
サタンさんが言っている「結末を書く」の参考になるかと思います。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: タイトルの印象で何が足りないか

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元記事:魔法の設定

 ファンタジー作品を書かれている方に質問です。
 皆さんの作品には、魔法・魔術か、類似する設定は存在しますか?
 存在するのであれば、それを構成するものは何ですか?

 どのような作りで、どういった過程で、どの様な効果を持つのか、
 もしよろしければ、皆さんの魔法設定をお聞かせください。

上記の回答(魔法の設定の返信)

投稿者 千歳 : 0 投稿日時:

私が書いている小説では、「魔法検定」というのがあって、火魔法、水魔法、土魔法、風魔法、光魔法、雷魔法、聖魔法、闇魔法の分野でそれぞれ8級から1級があり、中卒7級、高卒5級、社会人4級が目安。内務大臣のアカネちゃんは準1級を持っている超エリートなんだけど、そこに突然、誰も見たことがない魔法を使うサクラちゃんが現れ、しかし彼女は8級に落ちたポンコツで……みたいな設定です。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法の設定

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現在までに合計27件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全6ページ中の2ページ目。

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元記事:途中での意図的な人称変更は問題ない?

小説を書き始めて今日で丁度8ヶ月の初心者です。素人クサイ質問でしょうが、皆様よろしくお願いいたします。
処女作がやっと電撃規格で120枚を超え、最後の山場、バトルシーンを書いているのですが、人称で悩んでいます。
書き始める前、サイトで勉強した際、初心者には一人称がよいとあったので一人称で書き始めました。
今までは特に問題なかったのですが、最後のバトルシーンが1対多数(主人公側)で、書いていると三人称みたいになってしまいます。
山場なのでしっかりと書きたいのですが、一人称で書くとあっさり薄味になってしまいそうです。
例えば、主人公が気絶中のことは書けない、といいますが、それなら敵の攻撃をくらい、もがき苦しんでいるときも同じですよね。僕はその間の味方の行動も書きたいのです。劇中リアルタイムで。
他にもバトルシーンがありますが1対1なので一人称で書いてあります。
確かこちらで見たと思うのですが、プロ作家の方が「人称が崩れていても関係ない、面白ければいいんだ」みたいなことを書かれていましたが、 バトルシーンだけ三人称にしてもいいものでしょうか?
文章は拙いのですがストーリーはまずまずだと思っているので、書きあがったらどこかの賞に出してみたいです。バトルシーンだけ三人称にしたら審査に影響あるでしょうか?
また、一人称みたいな三人称はいいが、三人称みたいな一人称はダメだ。というのもどこかで見ましたが、これは正解でしょうか?

上記の回答(途中での意図的な人称変更は問題ない?の返信)

投稿者 サタン : 2

回答すべきことが複数あるようですが、とりあえず本題でありそうな「戦闘シーンのみ3人称にしても良いか?」に答えますと、
まあ、究極的には創作は自由なのでダメではないです。
しかし、それが新人賞の評価にどう影響するだろうかと考えると、おそらく減点対象でしょう。
なぜなら、「その場面を一人称で書けなかったから三人称で書いている」ということがバレバレなので、単純に技術力のなさをぶっちゃけてしまっているためです。
そうではなく「物語の構成上・構想上、三人称にすべき箇所です」という作りなら問題ありませんが、あきらかにそうではなさそうだし、おそらくは下読みさんでなく私が読んでも「一人称で書けなかったんやな」と感じる出来だろうと予想できる。
理由は、そこで三人称にする理由がなさそうだから、です。

新人賞を想定するなら、今回のように減点対象になりそうな事は控えるべきで、一人称で統一したほうが良いでしょう。
もちろん理由あっての事なら問題ありません。
例えば「主人公には第三の眼の能力があって、戦闘を俯瞰で見れる」なんて設定があったとしたら、戦闘シーンのみ三人称にすることは「能力の表現描写」なので減点対象にはならないだろうと思う。

でも、自身で初心者と言っていて、今回の作品が処女作だと言うのであれば、正直なとこ、私が言うような小難しい事ほっといて、やりやすい手段で完走を目指したほうが良いです。
人称を変えて書いてみて、友人かネットか新人賞の選評か、なんらかの形で読者の反応をもらい、「人称を変えた事の何がまずかったのか」を実感したほうが経験として身につくと思う。
挑戦する前にイケるかどうか助言をもらう事は良い事だと思うけど、何事も挑戦してからわかることも多いし、私の言葉にスレ主の作品が当てはまらず、なんか上手いこと行ったなんて事だって十分に考えられます。

なので、いくつかの疑問には私見ながら答えようと思うけど、基本、あんま気にしないほうが良いと思う。

では次に
>例えば、主人公が気絶中のことは書けない、といいますが、それなら敵の攻撃をくらい、もがき苦しんでいるときも同じですよね。
こちらですが、正確には「一人称で書くことは難しい」で、別に不可能ではないです。
例えば、主人公が目を覚ましてから気絶中の事を知らされるという形で「俺はそのとき気絶していたが、彼が言うにはーー」と書けます。
攻撃を食らってもがき苦しんでる時も、
「強烈な蹴りを食らってもがき苦しむ。膝をついて動けないでいると、「ぎゃあ」と相棒の悲鳴が聞こえた。相棒も俺と同じ目にあったようだ。」
てな感じで書くと、苦しんで動けない周囲の状況がわからない主人公にあって、相棒が同じく蹴りを食らって悶てる様子がわかりますよね?
割と、書き方次第でどうにでも書けます。もちろんリアルタイムに書けます。あるいは「現在進行形」と読者が感じるように書くこともできます。

基本的に一人称は「主人公が認識できない事は書けない」というルールがあるので、これは「じゃあ、どうやってそれを認識させるか」という工夫の連続です。
それは当然のこと、場数を踏んでないと簡単な事でもなかなか思いつかないし、割と難しいです。
一人称は初心者向きという事に嘘はありませんが、深いところを探ってみると意外と一人称というのは上級者向けでかなり難しいです。
「終始主人公視点の一人称」で難しいことを考えなければ非常に簡単で初心者向けなのですが。
で、まあ、話題が戻ってしまうけど、「ヒロインの心情を書きたいから……」とか「戦闘シーンを多角的に書きたいから……」という理由で視点や人称を変えてしまうと、つまりそういう技術のなさを露呈するって事なので、減点対象ってことです。

最後に、
>また、一人称みたいな三人称はいいが、三人称みたいな一人称はダメだ。というのもどこかで見ましたが、これは正解でしょうか?
正解と言えば正解かもしれんけど、「三人称みたいな一人称」と、つまり「それが一人称として成立してる作品である」という前提なら別に後者も問題ないと思います。
でも、おそらく「三人称みたいな一人称」は一人称として破綻してる可能性が高いので(例えば視点の扱いなど)、NGになりやすいと思う。
私が好きな作品で「ブギーポップは笑わない」というのがあるんですが、確か一巻は一人称のオムニバス形式なものの、どーもイメージでは三人称の群像劇に感じてしまう。
なので、一人称として成立してる前提なら、このように例はありますよ、と。

一方、「一人称みたいな三人称」は、問題になるのは三人称の扱いで、この三人称というのは基本的に何でも書ける自由度が高い手法です。
自由度が高すぎるために、素人が手を出すと無茶苦茶になりやすい。
その原因として挙げられるのが「視点」というものの扱いです。
つまり、「いま、誰の視点から物語を語っているか」「この文章は誰の視点によるものか」そういうのがわかりやすく書けないと三人称は書けないし、視点の扱いを覚えないと変な三人称になってしまう。
で。
「一人称みたいな三人称」というのは「一人称」の特徴すなわち「主人公ないし視点主に視点を固定する」という書き方なわけで、「三人称一元視点」なんて言われますが、三人称の難しい所の「視点」を固定してしまうために、一人称と同じく視点を考えなくても良くなる。素人にもやさしく非常に書きやすくなります。

でも、これを「一人称みたいに心の声を誰彼かまわず書けるんだ」と考えてしまうと、「その心の声の一文、誰が思ってる言葉なの!?」ってなってしまう(つまり視点の扱いを理解できてない作品)ので、
まあ、三人称は基本的に自由なのでダメとは言い切れないけど、小説的に読者に優しくない文章であるため、減点対象だし、普通に読みにくい作品になります。

なので、「一人称みたいな三人称はアリで、三人称みたいな一人称はダメ」というのは正解と言えば正解だし、そーでもないと言えばそーでもない。

ほんで、なんかえらく長く書いてしまったけど、途中でも書いたけども、初心者なら書く前からあれこれ気にしないで、思いついたように書くのが良いと思う。
書いたあとで、意見をもらって次回作に活かすか改稿するか、と考えるのが良いんじゃないかなと。
私の回答としては全体として「戦闘のみの人称変更はやめたほうがいい」というものだけど、ほんと、意外とやってみたら良いのが出来た、なんて事もあるので、
素人だからとか、勉強になると思ってとか、そういうんじゃなく、とりあえず思いついたように書いてみるのが一番いいと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 途中での意図的な人称変更は問題ない?

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元記事:テーマを優先させる(葛藤を狙う)のか、どんでん返しを狙うのか

 あるサイトで小説を公開しています。その話について、展開に迷っています……。
 万が一読んでる人がいたらまずいと思ったので、名前はあえてサイトで使っている名前にさせていただきました。
 ‎
 ネタバレありきで小説の全貌をお伝えするので、どういう展開で小説を書けば読者に面白いと思ってもらえるか、意見が欲しいです……。

 小説自体は、『愛した人を殺すかどうか』みたいなところがテーマになっています。というか、タイトルがそんな感じです。

 主人公のメアリは人魚です。人間に恋をしたため、呪いにかかって作中では下半身が人間の姿になってしまっています。
 ‎一応この小説は既存の『人魚姫』オマージュなのですが、それと少し違うのが『メアリは人魚に死ぬほど戻りたい』と思っているところです。
 人魚は自分が人魚であることに誇りを持っているので、人間の足であるのが嫌なんですね。だから、恋をした人間を殺して、人魚に戻ろうとしています。
 ‎
 ‎メアリが恋をした人間の名前はサフィアと言います。二年前から陸に上がって探していますが、見つかっていません。

 小説は、主人公メアリが海賊としてある戦いをしたところ、ラムズという男に出会うシーンから始まります。
 その後、彼と一緒に旅を始めます。そして途中で、ラムズはメアリに告白をして「俺のことを好きになって欲しい」と言います。そのあと、メアリはラムズのことを少しずつ意識して、好きになりそうになったりならなそうになったり──の、もどかしい感じが続きます。
 
 ラムズは人間ではないのですが、どんな種族なのかは分からないようになっています。

 そしてここからネタバレなのですが、

 メアリが恋をしたサフィア──これは、ラムズです。サフィアの見た目とラムズの見た目は違いますが、それはラムズが見た目を変える能力を持っているからです。
 ‎私としては話のどんでん返しを狙うため、ラムズ=サフィアというのはクライマックスまで隠すつもりでいました。

 むしろこの話はメアリが主人公の話というよりは、「ラムズがいかにして自分が殺されないように立ち振る舞うか」みたいな話だったかもしれません……。それを、誰も知らない体で進めて、クライマックスで全てが分かる、みたいにしようと思ってたんです。

 ですが!
 ‎そもそも、ラムズがメアリに告白した時点で、読者からしたら『今後メアリはラムズを好きになるんだろうな』みたいに思うと思います。
 ‎それなのに仮にサフィアがラムズと全く別な男だった場合、『サフィアは単なる初恋の相手。その人を殺すかどうか迷うだけの話』になってしまいます。

 だからおそらく読者は、『サフィア=ラムズ』説を唱えるか、『ラムズを殺すかどうか迷う展開』を予測すると思います。

(ですが、今の時点では、メアリの人魚の呪いは『【人間】に対して恋をすると呪いが発動する』という形になっています。ラムズが人間じゃないことはみんなが知っている以上、『ラムズを殺すかどうか迷う展開の予測』は不可能になります。
 ちなみに、この呪いは神様がメアリにかけたんですけど、神様が間違えたんです。それに関する話はおそらく今回とは関係ないので省略します)

 ‎それならもはや最初から、「サフィア=ラムズなのでは?」と読者に思わせておいて、途中からメアリもそれに勘づき、
 ‎
「ラムズがサフィアだったらどうしよう。このまま好きになったらまた呪いが解けない。殺せなくなっちゃう。でも、ラムズは人間じゃない以上、やっぱりサフィアじゃないのかな? 私の呪いは、人間に恋をしたから発動したはずでしょ?」

 みたいな葛藤のストーリーにした方がいいんでしょうか……?

 わたしは、「ラムズがサフィアだったー!」っていうのは、かなりのどんでん返しになるかと思ってたんですけど、
 ‎そのどんでん返しを狙うよりかは、
‎「サフィアがラムズかもしれない。そしたらこのまま好きになったらいけない。でもちょっと惹かれる……」
 ‎みたいな葛藤を描いた方がいいんでしょうか……?

 そしてクライマックスで「本当にラムズはサフィアなのかな?! そしてメアリは殺せるのかな?!」を狙ったほうがいいんですかね……?
 
 ‎どっちが面白くなるんでしょうか。

 そもそも、「ラムズ=サフィア」っていうのは、はっきり言って読者からしたら「うん知ってた」みたいな展開になっちゃうんですかね? どんでん返しになりませんかね……?
 ‎
 ‎情報が少なくてすみません。もしもまだ足りない情報があれば、聞けば答えます。どなたかお力を貸してくれると、大変嬉しいです……。

上記の回答(テーマを優先させる(葛藤を狙う)のか、どんでん返しを狙うのかの返信)

投稿者 あまくさ : 0

はじめまして。あまくさと申します。

自作をめぐって似たような悩みをかかえているため、興味を持ちました。

私の場合は、5年以上前にラ研に投稿した作品がベースないなっています。そのストーリーがやや単純すぎたかと反省し、ヒロインの正体をめぐるドンデン返しを追加して全面改稿を試みました。ところがラストにそういうのを仕込むと、中盤までの主人公のヒロインへの想いや葛藤が迷子になってしまいかねないことに気づいてしまい……。
有効な解決策が思いつかないままその作品は一旦封印し、時々思い出しては考えている状態が続いています。

そういった自分の体験も踏まえて、主人公の葛藤とドンデン返しのどちらかを優先しなければならないとしたら、葛藤をとった方がいいのではないかと考えます。

ただ。

どちらかを優先するということではなく、設定を見直すことによって葛藤とドンデン返しを上手く両立させる道はないでしょうか?
お悩みのようなケースにかぎらずドラマに葛藤を仕込んだ場合は、ラストに何らかの着地点を用意する必要があります。それがないと読後感がモヤっとしてしまいますから。
ならば、ドンデン返しを葛藤解決のキッカケとして有効利用するような持っていき方(序・中盤の流れや伏線も含めて)はないか? ということです。

そんなことを念頭に置きながら、御作の粗筋を拝見しました。で、気になった点がいくつかあります。

(1)
呪いは人間に対して恋をすることによってのみ発動するということですね?
ところがサフィア=ラムズは人間ではないのに、呪いがかかってしまっています。その理由づけも気になったのですが、それについては後述します。
まず確認したいのは、

・主人公はラムズが人間ではないことと、姿を変えられることを知っているのかどうか?

・読者にもラムズが人間ではないことを早めに知らせるのかどうか?

この2点です。
ご質問の文面を読んだかぎりでは、どれも早めに知らせることになっているように思いました。
ここは、以下の4つの要素が絡み合っていて、けっこう複雑です。

ラムズは人間ではない。 → 人間に恋をすると~という呪いとの関係。
ラムズは姿を変えられる。 → ラムズは実はサフィアであることがバレバレにならないか?
主人公はそのことを知っているかどうか?
読者はそのことを知っているかどうか?

この4つの組み合わせを変えるだけで読者の印象が大きく変わる可能性がありそうなので、慎重に考慮する必要があると思います。

(2)
最終的にサフィアとラムズのどちらが主人公にとって「本命」なのか?
サフィアとラムズは同一人物(同一悪魔?)なわけですが、ドンデン返しを狙うからには主人公も読者も物語の終盤近くまでそれを知らないわけです。ということは、主人公(読者)の心の中ではそれまでは二人は別人ということのなるので、どちらに強い想いがあるのかはけっこう重要なポイントじゃないかと。

一案としては、中盤の流れの中で主人公の想いがサフィアからラムズにしだいに移り、そのことがラスト前の主人公の葛藤の最大値に繋がり、ドンデン返しで葛藤解決のキッカケが見える、というプロセスが考えられます。これなら、葛藤とドンデン返しの両立が図りやすいのではないかと。

(3)
サフィア=ラムズは人間ではないのに、呪いがかかってしまった。その理由づけは?

この件は、(1)(2)のどちらにも係わってきます。だから、ここは実はかなり重要なポイントなのではないかと思います。
で、考えていらっしゃる理由づけですが、

>ちなみに、この呪いは神様がメアリにかけたんですけど、神様が間違えたんです。

これでしょうか? だとすると、安直すぎるかもしれません。だって、これだけで葛藤も何もすべて一気に解決してしまいませんか? 一番決定的な解決にポッと出感があるのは、どうかと思います。
また、ラムズは人間ではなく変身できるなどの情報は伏線として機能するので、読者も色々考えてくると思うんですね。それが、神様の間違いでは拍子抜けされてしまう気がします。

なので、

・呪いの設定そのものを見直す。

あるいは、

・呪い発動が間違いと気づくことに、主人公自身の知恵や行動が関与しているように描く。

・神様の間違いで最終的に解決するにしても、そのまえに主人公自身が苦しみながら葛藤に立ち向かい、何らかの決断をする姿勢は示しておく。読者がその姿勢に共感・同情し、「もう、神頼みでも何でもいいから、彼女を助けてやりたい」という願望を起こさせるのが狙いです。人事をつくして天命を待つ、という感じでしょうか?

そういった要素を入れた方がいいのではないかと。

方向性としては、こんな感じかなと思いました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: テーマを優先させる(葛藤を狙う)のか、どんでん返しを狙うのか

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元記事:最強厨になってしまう

私は元々地に足の着いた強さの主人公達が途方もない強さのモンスターに四苦八苦しながら戦う、というコンセプトで作品を作っていました。

しかし最近のなろう系の最強主人公達やスケールのインフレしたSF作品を見ているうちに「こんな奴に負けたくない」「強さに説得力を持たせないと」とどんどん話のスケールや主人公の強さが膨らんでいってしまい、話が破綻してしまっています。

しかし「鬼滅の刃」や「モンスターハンター」を指して「○○太郎様なら鬼や古龍なんて瞬殺ww」などと言えば「キモイ」の一言で追い返されてしまうでしょう。ゴブリンスレイヤーなんて弱い所に魅力があります。実際ちゃんとした作品は他作品との比較などされず作品内でちゃんと敵の脅威や世界観の大きさを表現できています。
実際クロスオーバーされた場合でも、例えばスーパーロボット大戦で原作では街一つの中でウダウダやっているビッグオーが惑星間規模の戦いをするクアンタよりもダメージを稼いでも誰も文句は言いません。

そういう風に考えたいのですが、どうしても「この敵も主人公も○○の主人公や敵なら楽に倒せるだろうなあ」という考えが頭によぎり、どうしても主人公や世界観を、自分の想像力の及ばないところまで広げてしまいます。

こういう風に、他作品と自分の作品のスペックを比べてしまう癖がついたらどうすればいいでしょうか?同じような症状をお持ちの方、昔は持っていた方は少なくない筈です。そういった方はどうやって克服したのでしょうか?

上記の回答(最強厨になってしまうの返信)

投稿者 バッキー : 2

一時期Savinに近い考え方をしてしまっていた人間としてはそれを振り切るきっかけを話したい思います。

一つ目は一度「突き抜けてみる」事です。
具体的に言うと、寧ろ自分が考える中で最大規模の力を持つキャラクターが最大規模のバトルをする話や設定を考案する事でした。
それをうんざりするまで続けていくと段々とその手の壮大な話というのに飽き飽きして、ジョジョのような「とんち」が鍵となる戦いや、ケンガンアシュラやゴールデンカムイのような地に足を付いたスペックで、しかし一定以上のリアリティのあるやり取りが恋しくなりました。
というのも宇宙とか次元だとかを当たり前のように破壊するレベルのバトルというのは、次第に大きな何かのぶつけ合い以外やれる事は減ってきて単調にならざるを得ない側面があります。
一度最大限の力というのを満足するまで表現すれば最早そういった事はどうでも良くなっていきました。

> 地に足の着いた強さの主人公達が途方もない強さのモンスターに四苦八苦しながら戦う
もう一つはこれに近い魅力を再確認出来たことです。
スーパーマンやバットマンで有名なDCコミックの作品には前述のヒーロー二人が対決し、本来力では遠く及ばない筈のバットマンが勝利を収める展開が半ばお約束と化しています。
主にスーパーマンの弱点たるクリプトナイトを持ち出す事や、和解するフリをして騙し打ちにするなど、卑劣にも映えるもののあれこれ知恵を凝らしてスーパーマンに一杯食わせる様から改めてカタログスペックが全てではないと実感しました。
その魅力を心から信じられれば、もし再び頭の中で力比べをしてしまったとしても「それでも○○ならやってくれる」と信じられると思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 最強厨になってしまう

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