小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ソラナキさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:追記。プリキュアがありました

純文学と言っている時にプリキュアを例に出して同意が得られるかどうか分かりませんが。
……と言うか、急にプリキュアの話を持ち出したのは今が日曜の9時だからではあるのですが、このアニメは1年目からほとんど観ていたりします。で、知っている人は知っていると思いますが、プリキュアって日常パートの作りが丁寧なんですね。

以下は、1年目のエンディングの歌の1節。

(抜粋)
地球のため、みんなのため
それもいいけど忘れちゃいけないこと あるんじゃないの?

胸がドキドキするトキメキ 夢見てるティーンエイジャー
ごく普通のそれが日常 決して失くしたくない
(抜粋、終わり)

最初から明確に表明されているポリシーです。
プリキュアでは登場人物たちが、家族のこと、友人関係のこと、学校のことなどで悩み、それを乗り越えようとして試行錯誤するところに毎回20分目あたり(笑)で敵が襲ってきます。で、敵がその回のキャラたちの悩みに関わるネガティブなセリフを嘲笑いながら言うんですね。主人公たちは「それは、あんたたちの勝手な理屈でしょ? 私たちには~が大切なの!」と反論しながら戦い、その反論の内容が日常の悩みを解決するヒントになっている、というのがお決まりのパターンです。

日常パートとバトルパートの組み合わせで構成されているプロットですが、あくまで日常パートが主で、バトルパートはそれを支える従という位置づけになっていることに注目してください。
そして日常パートの作り方は、素直でシンプルながら奥行きは深いんです。

私的にお勧めは、2年目の38話。
プリキュア二人のうちの一人に海外留学の話が持ち上がり、自分の人生と、友人たちと別れる事の狭間で悩む話です(プリキュアとして敵と戦うことを放棄する件は、あまり気にしていません)。
で、この回のラストのまとめ方に注目。はっきりした結論は示さず、それでいて納得感の深い素晴らしいまとめ方でした。

上記の回答(追記。プリキュアがありましたの返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

プリキュアかぁ……初代と5人しか見てないんですよね。でも確かに、敵と戦うよりは日常での悩みなどに重きを置いていたような気もします。

2年目の38話、ふむふむそういう感じですか。これは日常のサンプルケース、悩みとして最適かもしれません。
配信サイトなどを巡って見てみます。うっかりハマらないよう気をつけねば(

ありがとうございました!

カテゴリー : その他 スレッド: 日常のバリエーション

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元記事:恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいの?

恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいのですか?
ラノベには恋愛を無理矢理にでもねじ込まなきゃいけないのですか?
ラノベ作家としてやっていくにはやっぱり恋愛を無理矢理ねじ込まなきゃいけないのですか?
というかそもそも恋愛物語を書くつもりは無いです。
ですが、ラノベ作家としてやっていくには恋愛を書けなければやっていくのは難しいのですか?
このサイトの下読みの回答の記事では恋愛を知っている前提で話していて、どうにもなりません。こんなことはしたくはありませんが、今すぐあの下読みに中指を突き立てて「ファック」と言ってやりたい気分です(実際には中指は突き立てません。あくまでも気分だけです。あくまでも例え話です。不快になった人はすみません。ごめんなさい)。
ですが、恋愛を書くことが出来ない以上どうすることもできません。
今すぐ下読みに唾を吐きかけてやりたい気分です(実際にはしません。例えばなしです。不快になった人はすみませんでした)。
やっぱりライトノベルは恋愛を無理矢理ねじ込まないと駄目ですか?
できれば、恋愛を経験したことが無い人でも書けるようになるにはどうすればいいんですか?できることなら「恋愛をする」以外でお願いします。
教えてください。お願いします。

上記の回答(恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいの?の返信)

投稿者 ソラナキ : 1 投稿日時:

みんな頭がポカポカになってきてますね。こっちもまぁ読んでるだけでポカポカになってますけど。
ここまで来るともう言えることは言い尽くされてるし、つか1年と4ヶ月も主様は何をやって(ryまあそれはそれとして。

わからないわからないと喚く前にまず読みましょう。本もですがこのスレに書いてある方々のアドバイスを。
他の方々が言ってくださることを無視して「簡単に言わないでください」とかあなたはアドバイスを求める立場で何を言っているんだと。
僕も正直覚えがあります。だからこそ言うのです。自分ではどうにもならないと思ってアドバイスを求めた以上、よっぽど偏向的なものでない限り自分の中で一度消化して行動に反映させてみるのが筋です。
まあ主様がここにある意見をすべて役に立たないものと見るならそれでこの話は終わりですが。

僕だって恋したことはありませんよ。しようとも思いません。
現実の人間関係なんて面倒くさいだけです。たまに友達との関わりすらも煩わしいと考えてしまいます。

でもそんな僕も恋愛小説を描いています。実際にひとつ描き上げたこともあります。
そりゃあもちろん、あった方がいいとは思いますよ。でもなくたって描けるんです。むしろ恋愛へのリアル的なネガティヴイメージがない分、ノンストレスな恋愛を描けるかもしれません。

メインに添えるつもりでないのなら簡単なことで良いんです。そもそも劇的な恋愛を繰り広げる必要も、もっと言えば恋愛を描く必要もないのです。
「少し良いと思ったから付き合ってみた」、「合わないから別れた」、「お互いフリーだったから軽く付き合ってみた」とか、そんな理由でも恋愛は恋愛。もちろん作風に依りますが。

それに先に述べられていたように、恋愛させずに友情関係、相棒としての信頼でもいいんです。その類の名作なんて数え切れないほどあります。
その選択肢を自分で切って捨てないでください。

しかしその上で描かないといけないのなら、なろうでも良いのでラブコメを読みましょう。
なろうに関わらず、ネット小説投稿サイトは玉石混交の究極版です。色んな外部サイトで面白いとされるラブコメを見つけて読みましょう。

そもそもヒトの心の動きは千差万別。嫉妬に関しても諦めや向上心、憎悪や怒りなどその起源は様々です。
それを端的に文章に、すなわちデータにできているなら電脳人類はもっと早くに誕生しています。でもそうではない、パターンが多すぎて網羅することなどできないからです。

自分が思う心の動きを綴りましょう。誰がみても納得する「人間の心」なんてないのだから。
嫉妬の末に相手を殺すのも、己を磨くのも、追い付くことを諦めるのもすべてヒトの心なのですから。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 恋愛経験が無いのにどうやって恋愛物語を書けばいいの?

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元記事:日常のバリエーションの返信

分からないし、きになるので、あげ(;´∀`)
「これ前にも見たな」をむしろ多用してみる・・・・・とか?
日常なんて、そんな変わんないもんだし。
か、変わらない・・・・よね?

上記の回答(日常のバリエーションの返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

確かに……多用するのは盲点でした。
変わらないからこそ美しい。自分の中の美学を再認識できた気がします。ありがとうございます!

カテゴリー : その他 スレッド: 日常のバリエーション

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元記事:日常のバリエーションの返信

>ちなみに恋愛小説で純文学です。

純文学がラノベよりも高尚とは毛頭思いませんが、かなり難物ではありますよ。ラノベの創作論はほとんど通用しません。
まず純文学は読者を楽しませることを目的としないので、ストーリーに引き込むために盛り上げるということをしません。だからハリウッド流の三幕構成理論なんて、まったく無意味です。また、いたずらに難解なら良いというものではないものの、読みやすさや分りやすさはあまり評価されません。
それとテンプレは底が浅いものとして軽蔑されます。だから創作法をセオリーとしてまとめることができず、こういう掲示板で相談を求められてもアドバイスすることが難しいんです。
ラノベの場合はテンプレの組み合わせで作るので、「こういう所はどうしたらいいでしょうか?」と聞かれれば割と簡単に「ああ、そういう場合は~ですね」と言えるのですが。
問いかけは無限、正解は無し。それが純文学だと思った方がいいです。
私的には「そんな七面倒くさいことやるほど暇じゃねえよ!」とか思うので、純文学は書かないのですが。

>用意してある山場に至るまでの溜め、つまり日常回で、既視感を抱かせ過ぎないようなバリエーションを増やすにはどうしたら良いでしょうか?

山場に至るまでの溜めとして日常回を作るという感覚は、エンタメ的です。
テーマとかメッセージというと大仰ですが、純文学では作者の中にある何かしらを読者に伝えることが重視されます。そのために日常描写が必要なら書くし、必要ないなら書かないまでです。
作者の中にオリジナルなメッセージがあるならば、それを率直に書けば、マンネリになることはないはず。誰にでも個性があるからです。だから、ことさら差別化をはかるという思考は、純文学では無意味です。バリエーションを増やすというのは差別化を演出するための手段に過ぎないので、それも必要ありません。自分の中にあるものを素直に書けばいいのです。

>「大きな出来事だけで二人の不安定な生涯を紡ぐのではなく、ありきたりで大切な日々で大きな出来事の隙間を固め、誰も崩せない堅牢な二人の生涯を紡ぐ」

要領を得ない文章で分かりにくいですが、「大きな出来事だけではなく、平凡で当たり前な日常の積み重ねが大切」というような意味でしょうか?
そういうテーマであるなら、大きな出来事の間を埋めるために小さな日常を描くのではなく、小さな日常にこそ焦点を当てて書くべきです。それが作者のオリジナルなメッセージに強く触れていなければいけない部分なので、レパートリー云々は関係ありません。

上記の回答(日常のバリエーションの返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

なるほど、確かにその通りです。
基礎とかは出来上がっているので、あとは書くだけで、その段階になって不安というか疑問が湧いたんですよね。

→山場
純文学はアート的ですね。確かにそれにエンタメ性を持たせるのは、違ったかもしれません。
何があっても消えない日常がテーマですから、無理に変える必要はないんですね。勉強になります。

→大きな
はい、その通りです。わかりにくくて申し訳ない。
考えてみれば同じような日常が尊いのにバリエーションを作るのは少し矛盾していますね。今度はそこに焦点を当てたいと思います。

ありがとうございました。

カテゴリー : その他 スレッド: 日常のバリエーション

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元記事:大正舞台の恋物語、主観における言葉遣いの返信

 ドラコンと申します。直接の回答ではありませんが、ソラナキさんのご構想では、明治・大正ごろの風俗に多く触れておくのが、一案と存じます。
 
 明治33年(1900年)の大ヒットソングである『鉄道唱歌』を聴いてみるのも一つの手でです。YouTubeに字幕・映像付きで動画がアップされていますので、リンクを貼っておきます。
 
 https://www.youtube.com/watch?v=YKdGFcUy6pQ&list=LL&index=4&t=2s
 
 なお、『鉄道唱歌』は全5集あります。YouTubeには動画がたくさんアップされているので、「鉄道唱歌」で検索すれば、いろいろ出てきますよ。

上記の回答(大正舞台の恋物語、主観における言葉遣いの返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

ふむ、鉄道唱歌……知りませんでした。そんな歌があったんですね。
確かに当時の風俗に触れることでリアルな感想が出るかもしれません。ありがとうございます!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 大正舞台の恋物語、主観における言葉遣い

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元記事:連載として物語を続ける場合の、話の展開のやり方について

よろしくお願いします。

皆さんは長期に連載する場合(刊行なら一巻から続いて、二巻三巻と出していく)、どう物語を展開していきますか? 皆様のやり方を教えてください。

自分は分かりません。例えば仮に一巻分は書けたとしても、続刊となると、どう展開していけばいいか思いつきません。

メリハリを、とか、緩急着けて、とか、構成力が~とか、今一ピンと来ません。他にに何かないでしょうか?

今のところ、自分なりの「こうすればいいのだろうか」と思うものが断片的にあります。

1:とある編集の方が、キャラが立っていればストーリーは後からついてくると仰っていました。ので、まず第一にキャラの設定を事細かに、重点的に考える。

2:幾人かのキャラを適当に考えたら、この人達が出会ったら何が起こるのか? この人達の持つそれぞれの設定が打つかったら何が起こるのか? と、邂逅することで何かが生まれる、というところから物語を作り、または膨らませる。

3:そのキャラ、特に主人公に対して「君は色々あるだろうけれど、色々出会って、成長して、最後はこうなってほしい」と此方の願いを込めて、色々体験させていくことが、続刊の物語になっていく?(ここは挙げた中でも、自分でも首を傾げるところです)

以上になります。

三幕構成は、説明、対立・衝突、解決と決まった形があるけれども、しかしそれが同じ物語を量産するとは限らないと書いてありました。でも、自分が書いたらどうにも二巻三巻も同じ物語になるだろうなぁと不安になります。(状況説明、問題起こす敵が現れた、対立・衝突。主人公が敵を倒す。問題解決。その繰り返し)

あとは、二巻、三巻と続けられてもオムニバスになるんじゃないかとも不安です。それぞれの巻で完結する物語ですね。

どうか、皆様の「連載のやり方」を教えて頂けたら幸いです。

上記の回答(連載として物語を続ける場合の、話の展開のやり方についての返信)

投稿者 サタン : 1

長編で連載するような場合って事だよね。
あんま長い連載は経験がないから体験談は話せないけども。

1の「魅力的なキャラを考える」は大きく2つの意味があって、
一つは「第三者がネタを提供しやすい」ってこと。
複雑なストーリーと設定がある場合、作者しか把握してない場合が往々にしてあるし説明しても理解しきれない場合やどこまで物語に乗せる(実際に書く部分)かわからないから、第三者が横からうかつなこと言えないでしょ?
でも、キャラクターがはっきりしててキャラの魅力がパッとわかるものだったりすると、「じゃあこういう利用方法はどうだろう」「こういうことさせたら面白いんじゃないか」と助言しやすいでしょ。単純に「そのキャラでなにか面白いことをする」という案を出せば良いだけだから。
だから、こう言ったら私怨のようなものも混じるのだけど、ぶっちゃけると「助言する立場である編集さんの都合」って言えちゃったりする。
もちろん、それは協力しやすいってことだから良いことなんだけどね。

もう一つは、「キャラの特徴を物語に起こしやすい」ということ。
例えばヒロインの特徴に「ツンデレ」とあるとすると、「ヒロインがツンデレである物語」をひとつ作るという思考ができる。
「ツンデレ」だとわかりにくいから、これを細分化させて「意地っ張り」「照れ屋」「負けず嫌い」「予想外の出来事に弱い」とか、「ツンデレ」からいくつかの要素を絞り出す。
すると、「ヒロインが意地っ張りな物語」というエピソードが出てきて、「ヒロインが意地を張って失敗してしまう話」とか、「ヒロイン」+「意地っ張り」で物語を作れる。
こうして「キャラの特徴」から物語を作ることで、その特徴が個性的なほど面白いネタが生まれやすい。
そして他の特徴も同じようにエピソードにしていけるので、特徴が多いほど書ける事が多くなる。
だから、この方法でキャラを考える場合は、適当にキャラの特徴を穴埋めしていくのではなく、そのキャラにとって重要な特徴の優先順位を考える必要がある。
まあつまりは、そういう「キャラの特徴」さえ把握できてれば物語はそっからポンポン作ることが可能だ、ストーリーはあとから付いてくる、ということですね。
私の場合、「食えない人物」を作ると話作りが楽ですね。話の導入にも使えるしかき混ぜる役にもなれるしオチも担当できるんで。

2の「キャラクターを衝突させる」は、ようは膨らませ方であって人それぞれだからなぁ……。
私の場合は、まず物語の枠組みを考えてから、その枠内に登場させる人物を入れ替えして面白そうな「衝突」の組み合わせを考える。

3の「キャラのテーマを考える」も、割と人それぞれかな。
私の場合は、やはり物語が先にある。
キャラが主体で動き回る場合でも、物語の「オチ」だけは最初に考えて、そのうえでキャラに自由にしてもらう。
ようは、1で説明した「キャラの特徴を物語にする」で優先度の高いエピソードを考えたあと、面白そうな特徴を適当にエピソードにして好きに自由にやる。
で、最終的には最初に考えた「オチ」のエピソードを持ってくればそれでサマになるので、最初にゴールさえ決めておけば、キャラ主体の話はネタが続く限り延々に続けられると思います。
私は飽き性なので続かないけど。
なので、私の場合は「キャラのテーマ」みたいなのは考えないかな。
いや。もちろんそれが悪いのではなくて、例えば「このキャラは読者代表をモチーフにしてて、だから凡人で凄い才能はないけど最後は人並な幸せを与えたいんです」って考えたりする作家さんは少なくないと思う。
あくまで私はあんまやらないというだけね。それが無くとも続きは作れるしオチも作れるから。

>形があるけれども、しかしそれが同じ物語を量産するとは限らないと書いてありました。でも、自分が書いたらどうにも二巻三巻も同じ物語になるだろうなぁと不安になります。
パターンを変えるだけですから、そんな難しい話ではないですよ。
例えば「主人公とヒロインが出会いました」さて、その出会い方はどんなものが想像できますか。
「通学路の角でぶつかって口論になる」「転校初日でひと悶着あった相手が引越し先のお隣さんだった」「ヒロインが絡まれてるところに主人公が現れて……」
適当にいくらでも思いつくでしょ。
あとは、同パターンでもバリエーションが違えばまた違って見える。
例えば、「主人公が絡まれてるところにヒロインが現れて……」と立場を逆にさせたらどうか? 「主人公がヒロインに絡まれて……」としたらどうだろう。
物語は、言っちゃなんだけど割とテンプレっていうか型がもう出来上がってて、あとはその組み合わせやバリエーション違いで面白い造形にしていく、という考え方も出来るので、その三幕構成の解説はこういうことですね。

だから、例えばこの「パターンとバリエーション」の話と1の「キャラの特徴を書く」を応用すると、少し前の王道パターンなラノベの書き方になる。
「やる気が薄く斜に構えた自称凡人主人公」がいて、そこに「個性的なヒロイン」がやってくる。この「ヒロイン」が持ってる物語=特徴を1巻で書いて、続刊では「新しいサブヒロイン」がやってきて、この「サブヒロイン」が持ってる特徴を書いていく。
だから、ラノベってヒロイン・サブヒロイン・ゲストヒロインの数の和が巻数と近かったりするんだよね。
もちろん続刊を書く手段はこれだけじゃなくて、「バリエーション」を応用すると、例えば一巻は「主人公がヒロインを救う話」で、二巻は「主人公がヒロインを救えなかった話」という感じで、同じような流れの物語だけどそこにはバリエーションを作ると読者は飽きずに興味を持ち続けてくれるわけですね。

うろ覚えだけど、確か「まどかマギカ」の虚淵玄は、まず「物語を提示」して「それをパターン化」させ「そのパターン以外の出来事も起こる」と構成することで視聴者の興味を惹きつけてます、みたいな事を何かの雑誌で言ってたかな。
たしか、マミさんがマミったシーンの解説だったようなw

こうしたパターンとバリエーションについて理解したいのなら、実際に長く続いてるシリーズ作品の1巻と2巻を読み比べてみると良いと思います。
そもそも人間はそんな万能じゃないので、「パターン」に落とし込まないとそんな長くやってられません。
つまりは、長く続けてる作品はだいたい全部の巻でパターンが出来てて、そのパターンの中でキャラを入れ替えたりバリエーションを付けてみたり展開の順序をいじってみたりして長く続いてるわけで、まあ、一番読み取りやすい簡単なのは仮面ライダーとか低学年向けの作品ですね。敵が違うだけでやってること同じでしょ。
一昔まえのラノベの王道も、基本は「サブヒロインが入れ替わっただけ」でやってることは同じです。
ラノベの場合はその「サブヒロイン」の物語(特徴)がテーマの内容になるから、中身がごっそり違うように見えるけど、やってることはまあ「サブヒロインを助ける」で同じだったり、そこにバリエーションを加えて「サブヒロインに振り回される」だったりする。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 連載として物語を続ける場合の、話の展開のやり方について

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元記事:「中世異世界」世界観への納得の提示

 お久しぶりです。オミクロンです。スランプに陥ってしばらく筆をおいていました。

 さて、今回伺いたいのは、題にもある「中世異世界」というよくありがちな設定にまつわるものです。このすば、Reゼロといった作品を筆頭に、異世界の文明レベルを中世~近世で設定している方が多いと思います。事実私が執筆中の作品も設定しています。

 ここまでだったらテンプレなのですが、私はその文明レベル設定にひと手間加えてみました。その「設定」に対する批評を頂きたく投稿させていただきました。

 概要を箇条書きすると、以下のようになります。

・人類文明の興りから作中時間までは約3000年。人口規模は全世界で1000万程度。
・言語分裂はなし。全ての高度知的生命体が、同一の言語を使用している。
・魔術あり。程度は基本エレメント+光(回復、結界魔術)、闇(思考干渉)の6属性魔術くらい。(ブラッククローバーのような魔法はない程度です)
・度量衡の統一なし。
・宗教は完全に統一されていて、土着信仰もなし。
・にもかかわらず、作中時間での文明レベルは高いところでは産業革命2歩手前。遅いところでは古代ギリシャ未満(特に数学、天文学)。

 書いている自分でも分かっています。よくある「中世異世界」世界観です。かなりどころではないほど歪です。

 ですが、以下のように「設定」することによって、これらに一定の納得を付与することが出来るのではないかと思いました。これも箇条書きにします。

・その世界における事実上の神(ラスボス)が、全世界規模の思考操作魔術を断続的に行使。これにより度量衡の統一といった、重要な革新、発明などを封じる。
・一方でその有益性は神自身も理解している。なので「神託」という形で、元来起きえる革新や発展を贈与する。
・そして幾多の経験(度重なる文明のリセット)から、どの技術を与えると、将来自身への信仰が綻びを見せるか完全に理解している。
・そして神の目的は、自身への自発的信仰に溢れた箱庭(世界)を作成すること。失敗したら滅ぼすし、飽きたら滅ぼす。(そうしてきた実績あり)
・ただし事実上の神とは言え、全知全能ではない。人からなり上がった存在。

 端的にすれば、「ほぼ絶対者が行う世界を舞台としたSRG」という形です。もっと言えば、シムシティです。これによって外から来た異物(転移者・主人公)以外、その異常性を察知できないようにしています。

 これらは全て作中最終盤で回収(明示)されます。また作中で度々主人公が世界への疑問を抱きますが、この「設定」は読者として納得のいくものでしょうか?

 ご批評、ご意見よろしくお願いします。

上記の回答(「中世異世界」世界観への納得の提示の返信【なしだから有り】)

投稿者 読むせん : 0

サタンさんの言及あんど某作家さんの言葉をまぜまぜすると【理不尽だろうが何だろうが、あるものはあるんだから仕方ない】がファンタジーの醍醐味です。

誰もエルフのルーツとか考えないし、吸血鬼とは何だろうなんて分析しない。エルフはエルフで吸血鬼は吸血鬼。そんな【奇妙な隣人】としてそのまま受け入れている。
それがファンタジー・クオリティ。いいからやっちまいなよ★べいヴぃー

======================
んでもって考察厨の私からすると、【言語分裂はなし】【文明レベルは高いところでは産業革命2歩手前。遅いところでは古代ギリシャ未満(特に数学、天文学)】にきょ~れつな違和感を感じますね。

 北海道民と沖縄人が同じ言語を話すってことでしょ?土着原住民とアメリカ人セレブが同じ言語で会話がはずんじゃうような世界でしょ?
アイヌ民と内なんちゅー、そりゃどちらも日本語だけど地方方言がバリバリすぎて会話不能とかケンミンショーとかでよくある一発ねたですよね。それが存在しないんでしょう?
 現代社会におけるラジオやテレビみたいな共通語を発信&受信する文化レベルに達していない世界で、どこでも同じ言語を使うって、かなり不気味です。

 モンゴルとかで100個くらい羊のコンディションをあらわす単語があるそうですし、日本では海関連の謎単語が異様に多い、タヌキなんて白人種からすればファンタジー生物で、信楽焼のタヌキを【豚】だと思っている(ロシアにはタヌキいるらしいけど)

その世界ではそれがほとんど無いっぽいんですよね?カンガルー的な生き物の語源が現地人の言語で『知るか、このボケ野郎!!』という説と『空を走るもの』説の二択がある・・・・とかもないんですよね?同じ言語なら分かるはずだし。

イデア論ではないですが、誰かに概念(がいねん)操作されている感じを受ける世界ですかね?
言語が混ざるよう、文化交流がやたら盛んだったり(でも文化レベルや貧富の差は埋まらない)、どこでも似たようなモンスターとかが生息している必要がある気もします。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
でもって、それの異様さを原住民たちは気づけない。だってそれが【当たり前】なんだから。

その異様さに気付くことができるのは別言語だらけの世界の記憶を持つ、【比較対象をもつ】転生者やトリッパーになるわけやね。
===========================
ちなみに、【その世界における事実上の神(ラスボス)が、全世界規模の思考操作魔術を断続的に行使。】
進撃の巨人がそれだったらしい(笑)

明らか対巨人用に作られた城壁、どこからその石材集めてきやがった?何年かけて詰んだ?100年くらい?そんだけ巨人に関わってきた歴史あれば、もっとうまい対策できんだろ(爆逃げ前提のモンゴルの騎馬民族スタイルとか)なら10年?それにしちゃ要塞の用意あるんやね・・・・そもそも何時から巨人おるん?歴史とか記録とかないん?同じ怪獣対戦であるゴジラと比べても、矛盾したいびつな戦い方してない?巨人が急に現れたにしては馴染みすぎてない?とかなんとか突っ込みまくって白けていましたが、『作中の大量の矛盾を、そうやって強引にブン投げるとはww』と、ちょっと見直した記憶があります。

流行した作品(まだ続いている)と似た設定やオチになると、どうも白けちゃうのでそこは変えて欲しいな。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「中世異世界」世界観への納得の提示

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投稿日時:

元記事:キャラクターを好きになるのが難しいです

ライトノベルというより二次創作ssの話かもしれませんが、もし可能であればお答えください。

こちらさまざまなコンテンツに触れながら何かを好きなフリをしていましたが、「推し」なるものを作るのがどうしても苦手なようです。それでいて自分の欲しいものはこの世にないので、作らなかったら作らなかったでストレスが溜まっていきます。

理由として、物語を読む際の感性だとか、作った際の成功体験だとか、理由は色々考えられますが、一番の理由は心理的なハードルだと思うのです。
絵を描く人は絵を描くことに慣れているからこそ、技術やコストにとらわれない自由な発想が持てるのであり、そこで「できない」「できるけど疲れる」「良いものを作らなければ」と思ってしまうことが原因なのではないでしょうか。

自分がそのキャラクターにどういう目に遭って欲しいのか、それをするにはどうすればいいのか、今この場に彼らがいたらどんな反応をするのか、何故このキャラクターはこのような設定なのか、といったことを次々と考えることに対する慣れ(あるいは思考の型のようなもの)が無いからこそ、他の人達の作ったものを見てもいまいち気分が乗らず、自分で何かを考えることもできないのではないでしょうか。

そうした能力を、作品を見る以外でどのようにして身につけるものでしょうか。

上記の回答(深く絞る。)

投稿者 ごたんだ : 0

自己催眠の世界の技術になるかもしれません。
割と副作用が厳しいので雄雌はしませんが、

まず、そんなものに頼るより描写の仮説を外しましょう!
ノートの隅でパラパラマンガを書いたことはありますか?
文章を書くからとイタズラ餓鬼をしてはいけないと言う法はありません。
プールというものは、原稿を綺麗にするナニカを持っていたりするものDeath!!!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: キャラクターを好きになるのが難しいです

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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