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元記事:『勧善懲悪』について…

先程に続いて、『勧善懲悪』においてのストーリーのテーマについての質問を投下させていただきます。

この形のストーリーに用いるテーマって何だろうかと疑問に思い、調べたのですが、『勧善懲悪』がテーマというような書き込みを見つけました。

え?『勧善懲悪』がテーマなんですか?

この形式のストーリーの流れは、「主人公が悪事を行った敵を蹴散らす。」という単純なものです。

これがテーマになるんですか??

テーマって伝えたいことですよね?【悪いことはいけないよ。】ってのがテーマですか?テーマ弱くないですか?

などと、色々と自分なりに考えていたわけですよ。
今回の質問は、
『「勧善懲悪」のテーマとは何か』。
また、『「勧善懲悪」は、テーマなのか?』
というものです。

しょうもない内容ですが、お付きあいいただけるとありがたいです。

上記の回答(『勧善懲悪』について…の返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 0 投稿日時:

 投稿者名変更のため、返信欄をお借りします。ご質問と無関係な書き込み、大変申し訳ございません。

カテゴリー : その他 スレッド: 『勧善懲悪』について…

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元記事:新人賞

新人賞は完結させなければいけないとよく聞きます。
それは例えばラブコメだと、付き合う、もしくは結婚までいかなくてはならないんですか?
俺たたエンドと言いますか、これから頑張って付き合ってやるぜ!みたいな感じで終わっても大丈夫何でしょうか?

上記の回答(新人賞の返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 0 投稿日時:

 完結が何かということになりますね。単発作品として作り、ラストで完結するとなると、冒頭から問題が起こって、それがどう解決されるかということになると思います。

 たとえば、冒頭からの主人公の解決すべき問題が「ヒロインと恋人として交際を始めたい」であれば、恋人になれた時点で完結になります。
(なお、ヒロインと恋人になること以外に、より高い価値の何かを主人公が見つけるパターンもありますが、それならその何かを入手することで完結します。)

 もし、ヒロインと付き合って幸せにしたいと主人公が望んでいるんであれば、ヒロインが幸せだと感じ、そのことに主人公が満足する時点が完結のタイミングです。

 要は、主人公が深く納得し、読者がそこに共感できるポイントが完結です。

 以上は物語上の完結ですけれど、公募で求められる完結には別の意味もあります。それは、作者が力を出し切って物語を終えるということです。

 一応の結末まで持っていったけど、その後を続けられる構想がある、なんてものだと力を出し切っていることにはなりません。

 上記のような物語的な完結まで書いたけど、その続きは一節たりとも書けない。もうアイデアもプロットも思いつかない。そういうところまで書き上げたものが、作者的な完結です。

 公募する側も作者の真の実力を知りたがっていますから、続きを書けないくらいに全力投球sていください、と願っているわけです。

カテゴリー : その他 スレッド: 新人賞

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元記事:どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますかの返信

久しぶりに見たところ、要領を得ない、間違った説明がなされていたので、補足と訂正です。
「視点」は、一人で一つだけ持っているものです。
二重人格者は一人で2つの視点を持ち得ますし、特殊な宇宙人で頭が3つあり、それぞれが独立して思考するのであれば3つの視点が、こういう特殊なものを除いて、視点は一人一つと言えます。
「人称」とは、一人称、二人称、三人称とあり、英語ではI(we)、you、he・she・it(they)と分かりやすく分けられますよね。
この組み合わせで物語は書かれます。

一人称は「私」の時点で語られます。
基本は私の一視点です。
一人称語り手が入れ替わる場合、一人称・多視点となります。

さて、問題は三人称です。
一視点・神視点・多視点と分けた方がいましたが、これは間違いです。
「三人称は神視点」、これは登場人物ではない語り手が物語とは別に存在し、登場人物の周辺を語るということです。
映画やドラマのカメラと例えても良いかと思います。
一人にカメラが寄り添った場合は彼が言うところの「三人称・一視点」、誰にも寄り添わずに俯瞰して描くのが「三人称・神視点」、複数の人物にカメラが切り替わるのが「三人称・多視点」……ということなのかもしれませんが、全ては神でありカメラマンである三人称の視点による語りです。

例えば一人称の場合。
「その死体を見つけた時、私の心臓は早鐘のように私の心を響かせた。」
自分のことなので、自分の心情について語ることが可能です。
三人称の場合。
「彼はその死体を見つけると、その心臓は早鐘のように打ち鳴らされた。」
以上のように語られる本人を客観視したような表現になります。
多くの方が映画に例えたのはこのためです。ちなみに、映画では一人称を装って心の描写などを差し込んでいたとしても、基本的には三人称側の作品です。

ところでこのような描写も見受けられます。
「その死体を見つけたとき、心臓は早鐘のように打ち鳴らされた。
『マジかよ……』
頭の中で混乱と恐怖が入り混じる。」
このように内面に踏み込み、人称を伏せられると、一人称なのか三人称なのか曖昧になりがちです。
区別する方法としては、「三人称の神視点・カメラマンは登場人物の心を読めない」ことがポイントです。
一人称では、私は私の内面を知り得るので、私の心を説明できます(正しいとは限りませんが)。
三人称では、登場人物の内面を知るためには、台詞にしたり、「悲しい、と◯◯は思った」と客観的に描かれる必要があります。このような直接的な表現は安っぽい三人称になりがちで、本来三人称は読み手の想像力の余地を残しつつ、作者の伝えたいことを間接的に伝えるところに醍醐味があるかと思います。

最後に、説明のために一人の方の説明を引用しましたが、個人攻撃をしたいわけではありません。
ただ、誤った説明で混乱を招くようなことをしたくなかったため、追記をした次第です。

上記の回答(どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますかの返信の返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 2 投稿日時:

 視点を体系化されてのご意見ですので、「いいね」を入れて申し上げます。

 大変恐縮ですが、質問そっちのけで話を逸らしてお出でです。

 最初の杜値さんのご投稿、三人称と多視点が矛盾する概念と、チョコさんのご質問を否定しまう方向で回答されておられましたので、視点のおおまかな説明をして、そのうちのこれですということを説明申し上げたわけです。

 現に、杜値さんは「複数の人物にカメラが切り替わるのが「三人称・多視点」……ということなのかもしれませんが」と、この場での分類と、チョコさんがご質問で何をお尋ねか把握されておられます。回答すべきはその「三人称・多視点」はどうすれば書けるかあって、適切な視点分類体系といったことではありません。

 どういう視点分類が全体の見通しが良いかといったことは、杜値さんが新たにスレッドとしてご投稿されてはいかがかと思います。少なくとも、スレッド主のチョコさんのご質問から逸脱して議論を始めるべきではないように思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますか

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元記事:構成のたてかた

タイトル通りです。

私の脳内である程度構成出来るせいか、何かに書き起こすのが苦手です。
ネタを忘れる事もしばしば。
紙に書き起こすと後で訂正が難しく、アプリ系統だと纏めにくく結局は脳内に留まったまま。

何か良い方法があれば教えてください。

上記の回答(構成のたてかたの返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 1 投稿日時:

> 私の脳内である程度構成出来るせいか、何かに書き起こすのが苦手です。

 これがご謙遜ならいいんですが、万が一、そうでない場合もあり得なくはありません。自分が同じように思っていた頃を振り返って述べてみます。

 書こうとするとどうもうまく書けない。これはぱっとアイデアを思いついたときにはそうでもないですが、「こんな感じに話を進めればいいかな」くらいに煮詰まったつもりで、書こうとすると書けない。

 何度も同じことがあってようやく気が付いたのは、「いや、頭の中で話が全然まとまってない」ということです。

 それでも仮に書けたとしても、「あれ、思ってたほど面白くない」と思うことが多い(これは今でも同じ)。

 上記2つは同じことが原因で、「一つのアイデアから結実できそうな、あり得る可能性の塊を見ている」ということです。例えば「水の精霊から氷の剣を得て、炎の魔王を倒す」と思いついたとします(説明のための分かりやすい例ですので、つまらないのはご容赦を)。

 すると、「水の精霊ってどんなのにしようか」「精霊と会うのは偶然か必然か」「パーティを作ろうか、そうすると仲間はどんな」…「炎の魔王の弱点は」「土壇場で主人公がどう逆転するか」といったことを、ひっくるめてワクワクしてしまうのです。

 旅行にたとえてみますと、例えば「山に行きたい」がアイデアに相当します。すると、「どの山がいいか」「電車・バスで行くか」「一人で行くか、友達を誘うか」「弁当はどうしようか、それとも外食か」等々、いろんな選択肢があり得ます。

 だけど、行く山はたった1つを選ぶし、友達と行くか否かも両方同時はできないし、誘う友達も具体的に決めるし(相手の都合もあるし)、何をどう食うかも1つしか選べない。旅行プランを具体化する前は、あれにしよこれにしようかを全部想像して、どれもが同時にあるような気分になりますが、実際にやるのはたった1つ。

 小説の構成も同じです。頭の中で構想をいじっているうちは、なまじ頭はあれこれ考えられるだけに、物語は1つに具体化せずに、可能性の全体を楽しんでしまっていることがよくあります。対策は1つしかなく、ノートであれ、エディタやアイデアプロセッサであれ、あらすじやプロットを書いてしまうことです。複数の選択肢が生じて、どちらも捨てがたい気がしたら、複数書いてしまう。
(その他、「山に行きたい」から先を具体化してないというケースもあるけど割愛。)

 もし、「書き始めることもできて、書くべきことも最後まではっきりしているけど、単に書く量が多くて面倒くさい」ということでしたら、上記は当てはまりません。きちんと構想できています。問題があるとしたら、「面倒くさがり」でしょう。こればかりは、どう克服するかは誰にも分からないと思います(書くより考える速度は圧倒的に速いため、誰でも困ってることなので)。

> ネタを忘れる事もしばしば。

 上記と関連しますが、曖昧なことは忘れます。また、大したアイデアでない場合も、よく忘れます。どちらも惜しむべきものではないので、忘れたならそれでもよいとして気にしないのがいいように思います。

> 紙に書き起こすと後で訂正が難しく、アプリ系統だと纏めにくく結局は脳内に留まったまま。

 この点だけは技術的な問題を含んでいます。まず紙(ノートやメモ帳)。

 紙は便利です。記号も矢印も使い放題、書きこむ配置も自由、多色ボールペンやマーカーも使えます。キャラ名を3つ書いて、矢印書いて、「憎悪」「友情」「嫉妬」「愛情」と書き添えたり。

 だけど、確かに訂正は面倒ですね。特に何かを書き足したくなった場合は書きこむことすらできなかったりします。あるいは変えたくなって、朱書きで補足したり書き換えたりでは限界がある。

 その点は、ルーズリーフを使うと、多少なりとも緩和されます。途中に挿入したくなったら、そこへ1枚入れればいいので。小さい追加であれば、タックシールが使えます。

 小さいメモ帳とシャーペンかボールペンは持ち歩いておくといいでしょう。時と所を構わずアイデアは湧いてきます。だから、筆記具は肌身離さず、思いついたらメモる。メモったことは、後でルーズリーフに追記しておく(思いついたらメモは、PCでやる場合でも有効)。

 アプリ系は使い勝手のいいものはないか、試用を重ねて見つけ出すしかないでしょうね。ただ、ある程度使い込んで慣れてみないと使い勝手が分からないものも少なくありません。最初から使いやすいと思ったものは、往々にして使い込もうとするとやれることの限界が低かったりします。

 自分の経験だと、アイデアプロセッサは結局は使いませんでした。エディタやワープロソフトでアイデア~プロットも書いています(字下げのTABをよく使う)。ファイルは、メモ、あらすじ、プロット、小説本編で分けるようにしています。

 あらすじ~プロットでは、目次を作るようなつもりで章、節のタイトルを書いて、その下にちょこっとどういう内容かをメモ的に書いてみています(←実はアイデアプロセッサでやれることなんだけど)。

 要は箇条書きですね。入れ替えたり、書き足したり、削ったりがやりやすいし、ぱっと読み返して、どうなっているかも把握しやすいです。

 以上、あくまでも個人の経験です。

カテゴリー : その他 スレッド: 構成のたてかた

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元記事:プロットはできたけれど……

はじめて質問させていただきます。

先日ようやく自分でも面白いとおもえるレベルのプロットを作ることができました。

しかしいざ文章へといったところで全然ペンが進みません。

さまざまな参考資料や文章の書き方のような本を読みましたが、プロットの重要性、作り方までは丁寧に書かれていてもそれを文章にする方法が書かれていません。

なにかプロットを文章に変化させるコツなどがあれば是非教えていただきたいです。

上記の回答(プロットはできたけれど……の返信)

投稿者 【本人から削除依頼】 : 5 人気回答! 投稿日時:

 このサイトにはプロットを相談する専用の掲示板(「プロット設定『相談』掲示板」のほう、「プロット設定『投稿』掲示板/著作権フリー」は他の方にプロットを進呈する場所なので注意)もあるんですが、主にプロットをどう練るかなので、ちょっと趣旨が違うかもしれません。しかし、こちらで思うような進展がなければ、プロット相談用の掲示板で質問してみてもいいかもしれません。

 プロットをどういうレベルまで落とし込んだのか不明ですので、概略の手順的なことだけ説明をしてみます。

 小説を考えていく流れは、作品テーマ→あらすじ→プロット、となると思います。この場合のあらすじは、「作品内の出来事の時系列の列挙」で、プロットは「それらの出来事の因果関係も示したもの」です。例えば、以下のような感じ。

・あらすじ:魔王が姫を自分の城へ拉致した。騎士が魔王の城を目指して出発した。
・プロット:魔王が姫に一目惚れして、后とするべく自分の城へ連れ帰った。姫に密かに想いを抱いていた騎士は憤激し、姫を奪還するべく魔王城へ向かった。

 各種設定もあらすじ段階、プロット段階でおおよそを作ることになります。

 それらが済んでいるとします。すると、次に考えるのは「プロットの各出来事をシーンとして考え出す」ということになります。あくまでも例えばですが、以下の感じで進めたりします。
(たぶん、人それぞれで方法があると思いますので、あくまでも参考程度で受け取ってください。)

 プロットの流れに従ってシーンを大雑把に想定します。とりあえず行動だけ。

シーン01:魔王が姫に一目惚れして、后とするべく自分の城へ連れ帰った。
 登場キャラ:魔王、姫、国王夫妻、近衛兵
 アクション1:姫の16歳の誕生日祝いの宴に魔王が乱入する。
 アクション2:魔王は姫を指さして、后にもらい受けると宣言。
 アクション3:魔王阻止に剣を抜いて立ち向かう近衛兵。
 アクション4:魔王は近衛兵を蹴散らす。
 アクション5:なすすべなくうらたえる国王夫妻、おびえる姫。
 アクション6:魔王は姫を小脇に抱えて逃げ去る。

シーン02:姫に密かに想いを抱いていた騎士は憤激し、
 登場キャラ:騎士、伝令
 アクション1:自室で物思いにふける騎士が城内の異変(実は魔王の襲来)に気が付く。
 アクション2:伝令が騎士の部屋に飛び込んで来る。
 アクション3:驚く騎士に伝令が魔王に夜姫の誘拐を告げる。
 アクション4:騎士は激怒、剣を抜いて壁に斬りつけ、必ず姫を奪い返すと叫ぶ。

シーン03:姫を奪還するべく魔王城へ向かった。
 登場キャラ:騎士、宮廷魔法使い
 アクション1:外に飛び出し、馬にまたがる騎士。
 アクション2:宮廷魔法使いが行く手を遮る。
 アクション3:邪魔をされたと思ってさらに怒る騎士。
 アクション4:宮廷魔法使いは同行を申し出て、騎士は快諾。
 アクション5:二人とも騎馬で城を出て、魔王城に向かう。

 こんな感じで登場キャラと大まかな行動を決めたら、各々の行動においてどんな会話や独白が為されるかを考えて、詳細化していきます。

 原則として、物語の全体像を常に意識します。シーンを次第に詳しく作っていって、もし齟齬が生じたら(よくあるんです)、シーンの作り方を物語に合わせるようにします。シーンを優先させると、思っていた物語から外れていきがちです。

 しかし、「このシーンはうまくできた、壊したくない」と思えば、物語全体を変えてしまうのもいいでしょう(と言うのは簡単、行うは難しですが)。要は、出来のいいほうを使うということです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: プロットはできたけれど……

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元記事:小説の書き方について

基本的に描写とかに割と力入れて、会話文とかも乱用しないで三人称の丁寧な文心がけてるんですけど、最近の流行りは一人称の軽い、会話文主体の文
あまり好きではないのですが、流行りにのってそういう傾向に切り替えた方がいいのでしょうか?

上記の回答(小説の書き方についての返信)

投稿者 サタン : 1

「書き方」は、書きやすいほうが断然良いと思います。
でも、確かにWebでは一人称が受け入れられやすいでしょう。一人称のメリットは書くまでもないと思いますが、主人公と読者の距離感が近いので、読みやすさ・わかりやすさを求めるWebのテイストに合ってるからです。
更にそういう作品が人気作として多いので、人気作を読んだ読者が「似たのを読みたいな」と思って探すのは同じような「一人称の作品」でしょう。中には三人称ってだけで顔をそむける人もいるのではないでしょうか。

しかし、十数年前、スレイヤーズというライトノベルが流行った頃から爆発的に一人称の軽いラノベが本屋に並ぶようになり、常識として一人称でないラノベはラノベではないと言えるほどでした。
それから、いつ頃からか三人称がチラホラ見え始め、三人称一視点という一人称の特徴も持った文体が流行り始め、一人称はガキっぽい、という認識が多くなりました。
そしてWeb小説が流行ってる今。再び一人称視点が「とっつきやすい」として人気を得ています。

人気作が一人称で書かれてることが多い以上、流行りである一人称と比べれば三人称の文体はやや遅れを取ることになってる現状ですが、その一人称の人気作を書いてるのが基本素人ですからね……。
というのも、読んでりゃわかると思うんですが、「一貫して終始一人称」ではないんですよ。
書き慣れてない人にありがちな一人称で、「主人公がいない場面を書きたいから、一時的に三人称にする」ということを普通にやってたりする。
別に悪いことではないし間違いでもないんで批難してるわけじゃないんですが、「全部一人称で書いた」というわけではないのは事実だと思う。
実際、流行りというのは変わりゆくものだし、Web上でも三人称自体は普通に書かれてるし読まれてるんですよね。
これの意味するところは、結局「とっつきやすい」というWebでの工夫をすりゃ済む話しで、それは一人称とか三人称とかあんま関係ないんじゃないかなと。その人の書き方の問題で、冒頭で読者を引き込む組み立てが出来てないのが一番の問題なんじゃないかなと。
そしてそれは三人称を一人称に変えたところで解決する問題ではないし、この問題を模索するには、やはり書き慣れた方法でやりやすい手段で試行錯誤してみたほうが良いと思う。
もちろん、一度一人称を書いてみるといった挑戦をしてみるのも良いと思う。
案ずるより産むが易しで、やってみりゃわかる話ですしね。
一人称って、書き慣れてる人から見るとレベルが低い作風に見えますが、実際はレベルの高い上級者向けの難しい文体ですから。
主人公の視点で書けばいいだけなので初心者でもある程度サマになるため初心者向けではありますが、三人称にはないルールばかりなので書き慣れてる人ほど一人称は難しいですよ。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の書き方について

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投稿日時:

元記事:恋愛シーンについて

はじめまして、シオンといいます。
僕はバトルものの小説を書いているのですが、そこに恋愛要素を入れようと考えているのですが、どうしても上手く書けません。
どうしたら上手く書けますか?

上記の回答(恋愛シーンについての返信)

投稿者 ふ じ た に : 0

バトルがメインなら、ラスト時の恋愛の決着はお互いに「こいつ、ちょっと気になるかも」くらいでも大丈夫ですよ。

ちなみにどんな恋愛要素なんでしょうか?
以下、思いつく限り書いてみました。
1、主人公は相手が気になる、相手も主人公が気になる系ですか?(両想い系?)
2、それとも、主人公は何も気にしてないけど、ヒロインが気にしている系ですか?(片想い系?)
3、主人公は相手を気にしているけど、ヒロインが高嶺の花系ですか?(片想い系?)
4、主人公、そのほか女性たちって感じですか?(ハーレム系)

バトルなら主人公を活躍させてヒロインを助けたり、逆にヒロインが主人公を助けたりすれば、双方とも好意を持つ理由になるので、「好き」ってキャラが考えても読んでいて違和感はないと思います。
逆に理由がないと、「このキャラ、いつ好きになったの?」って違和感になってしまいやすいと思います。
恋愛要素は、なんでもいいので、その「理由」が大事かなぁって思います。

それとも、好きって気持ちを伝える描写の仕方で困っているんでしょうか?

ヒロインからの好意が分かるような描写ですと、
例えば、ヒロインの顔が赤くなっている、ヒロインが急に腕に抱き着いてきた、とかありますね。

あと、視点主を通して、相手に対する気持ちを伝える方法ですが、
例えば、「青く透き通った瞳に見つめられると、いつも吸い寄せられるみたいに目が離せなくなる。」みたいに書けば、「ああ、惹かれているんだな」ってそれとなく伝えられると思います。
そういう描写をちょこちょこ書けば、キャラの相手への気持ちに読み手が共感しやすくなると思いますよ。

的外れな意見だったら申し訳ないです。
あくまで個人の意見ですので、合わなければ流してくださいね。
何か参考になれば幸いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 恋愛シーンについて

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投稿日時:

元記事:キャラの名前について

現代日本での異能系小説を書き始めようと思ったのですが、いつもハイファンタジーばっか書いてたせいでキャラの名前に違和感を覚えてしまいます。
碇シンジや綾波レイのように名字は漢字で名前はカタカナというエヴァ方式を使うのはアリなのでしょうか。

解答よろしくお願いします。

上記の回答(キャラの名前についての返信)

投稿者 元々島の人 : 0

エヴァと違いますが、平成仮面ライダーのタイトルで「龍騎」「555」「剣」の時、「えっ?意味不明な漢字や数字が入ってる」と言う強い(ある意味不気味な)違和感を感じて最初の内見ませんでした。
エヴァ方式でも違う名前でも読者を当惑させ違和感をおこし視聴意欲までなくすのはよくないです。
僕はエヴァが何故あの方式なのかしりません。碇信次でも受けたか分かりません。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラの名前について

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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