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クローバーさんの投稿(スレッド)一覧

キャラクターが書けない!

投稿者 クローバー 回答数 : 18 更新日時:

自分の役割に徹するキャラクターはダメですか? 続きを読む >>

カテゴリー: キャラクター

クローバーさんの返信一覧

元記事:キャラクターが書けない!の返信

おそらくクローバー様は、ストーリーの中にキャラを記号として配置しているのではないかと。
これは全くの間違いで、「キャラクターがストーリーを動かしていく」のです。
ストーリーの中で、キャラの感情、過去、人間関係を無数に絡めさせ、キャラを人間らしくしなくてはいけません。

たとえば、迷子になっている子を見かけた時、どんな行動をするのか。困っている時、誰に頼るのか、もしくは誰にも頼らないのか。

こういったものは、キャラによって全く違います。
様々な場面に合わせて、キャラがどういった行動をとるのか、何を思うのか、といった事をよく考えなければなりません。

キャラが作者と会話できるくらいまで人間らしくできたら、完璧でしょうね。
キャラと会話している様子を想像するのも、いい練習法です。

キャラを人間らしくする事ができたら、そのキャラ達の意志をベースに、ストーリーを展開していきましょう。
とはいえ、ストーリーを無理矢理キャラに合わせる必要はありません。キャラもストーリーに合わせて調整が必要です。

といったように、キャラの魅力を磨き、それを活かしていく事が必要ではないかと。
ただ、これらの事を行うには、キャラの魅力が何なのかというのを理解しなくてはなりません。
やはり、他の作品のキャラを観察するのが一番でしょう。
SAOやリゼロなどは、キャラの感情が非常に強く伝わり、それがキャラの魅力になっています。他にも参考にできる作品は色々ありますが、個人的にはこの二作品がお薦めです。
慣れると随分楽になるので、他作品から学び、人間らしさを理解し、キャラを深く書いていくのが一番かと。

上記の回答(キャラクターが書けない!の返信の返信)

スレ主 クローバー : 0 投稿日時:

 黒鐘 黒ぅさん、返信ありがとうございます!
 仰る通り、自分はストーリーを優先して設定してからキャラを配置しています。しかし一方でキャラを、ストーリーを決めてから作るのかといえばそうでもありません。厳密に言いますと「①共通した世界観のキャラのコンビ、関係を複数作る」「②ストーリーの概要を決める」「③ストーリーの概要に合いそうなキャラを配置する」という手順で創作をしています。
 この①の段階で黒鐘さんの仰る「迷子になってい子を見かけた時」などの展開はある程度決めているつもりですし、必要になれば物語を書き進めている途中でも手を止めて考え直しています。
 そのため自分の中ではある程度「人間らしく」出来ているキャラたちなのですが、それでもいざ書いて発表すると「操り人形」「ご都合主義」「キャラに意思がない」などのコメントをいただきます。
 キャラの魅力に関しては勉強中でして、様々な小説や漫画などを研究しています。現在は漫画だと「恋愛ラボ(宮原るり:著、芳文社)」や「月刊少女野崎くん(椿いずみ:著、スクウェア・エニックス)」で女子のことを、男子に関しては「銀の匙(荒川弘:著、スクウェア・エニックス)」や「ホイッスル!(樋口大輔:著、集英社)」などを教科書としています。また小説では女子を「響け!ユーフォニアム(武田綾乃:著、宝島社)」や「空飛ぶ馬(北村薫:著、創元推理文庫)」で、男子(男性)に関しては「江神二郎の洞察(有栖川有栖:著、創元推理文庫)」「神曲奏界ポリフォニカ(榊一郎:著、GA文庫)」などで勉強しています。SAOやリゼロ~などは研究対象としたことがなかったので、これから手を出してみたいと思います。
 しかし研究方法が悪いのか、あるいは根本的な何かが見えていないのか、どうにも上記の作品でも「活きたキャラ」と「操り人形となっているキャラ」の区別がつきません。ストーリーを主軸に見てしまう癖のためかもしれませんが、キャラの行動が綺麗につながると「このストーリーはこうなっている。だからこうしてつながるし、伏線が活きるのか!」としか感じられないのです。
 このような場合は、どうしたら良いのでしょうか?
 お時間のある際に、再度ご助言をいただければ幸いです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターが書けない!

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元記事:キャラクターが書けない!の返信の返信

 文章力が高いからこそ、キャラクターの問題が見えてしまうということなんでしょうね。

 新人賞応募で返って来たコメント「キャラクターが役割に徹しすぎていて魅力がない」が具体的に何かは、作品を拝読しないと分からない面が多々あります。が、よくあるケースとしては「キャラが操り人形」というものかもしれません。以下、その線で回答を試みてみますが、大ハズレの可能性も低くはなく、的外れになってしまいましたら申し訳ありません。

 まず「操り人形」ですが、「キャラが作者の意図や見せたいことを具現化するためだけに存在してしまっている」ということです。こういうギャグを言わせたい、こういうコントをさせてみたい、怒らせてみたい、泣かせてみたい、等々といったことですね。キャラにさせたいことばかり考えてしまい、キャラに感情移入することをおろそかにしている、ということでもあります。

 よく考えると、作者が想定して創造したキャラだとはいえ、作中での行動、言動はキャラが自らの意思で行っているはずです。まるで生きた人間が自発的に動くように描くわけですね。作品世界の神=作者がいちいち指図しているようだと不自然になります。キャラの行動や言動が一貫せず、同じキャラと思えなくなったりもします。キャラクターの自由意志を尊重していないから、と言い換えてもいいかと思います。

 しかし、「ちゃんと主人公(視点キャラ)の気持ちになって、主人公の視点で眺めて書いている」「主人公以外のキャラの感情描写だってやっている」にも関わらず、操り人形感が出てしまうことも少なくありません。それは多くの場合、主人公だけにしか感情移入していないことによります。

 視点キャラ以外も感情移入してやらないといけないのです。主人公A、サブキャラB・C3人出てくるシーンですと、まず主人公の視点と気持ち・思考を持ってシーンを眺め、サブキャラBから同じように眺め、サブキャラC視点からも同様にする。3人すべてが自らの意思で動いていると思えるように調整し、主人公視点でシーンを書き上げる必要があります。

 決して、例えば「主人公をピンチに追い込むには、サブキャラBとCにこう言わせればいい」といった、どれかのキャラの自由意志をないがしろにする、つまり操り人形にしてしまうようなことをしてはなりません。キャラが1人でも操り人形と化すと、全体が作為的に感じられてしまいます。「このキャラはこういうイベントで、本当にこうするものなのか?」と考えるべきということですね。

 しかし、それでは作者の意図する物語とはなっていきませんね。キャラが勝手に行動してしまっては、まとまりすらなくなります。ですので、キャラがある行動・言動を取りたくなるように、状況を制御してやることになります(状況は神が支配すべきもの、例えば天候、事故、世を騒がせる事件等々)。「ある行動・言動」は物語が進むような作者が望む行動ですが、作者が制御した状況により1つに定まらなくてもいいです。複数の選択肢があってよいです。

 ただし、「取り得る行動・言動はどれを選んでも構わない感じがする」ことが必要です。むしろ複数の選択肢があったほうがいいかもしれません。例えば、昼飯に何を食うか、みたいなものですね。カレーでもラーメンでもかつ丼でもいい。どれでもいいからこそ、どれかを選んでも自然になるわけです。だから作者がキャラにラーメンを選ばせても不自然さはない。そういう選択肢を状況としてキャラに与えてやり、選択肢の中から物語進行に都合の良いものを選んでやるのが作者の腕前だと思います。

 返って来たコメントの「もっと掘り下げるように」というのは、上記のようなこと、つまり、

1.キャラの自由意志を尊重し、
2.キャラ周囲の状況を制御して、行動・言動に物語に沿った必然性を与える、

といったことではないかと思います。キャラの問題だからとキャラをいじるのではなく、むしろ放置し、キャラの周囲を整える、と言い換えてもいいと思います。

上記の回答(キャラクターが書けない!の返信の返信の返信)

スレ主 クローバー : 0 投稿日時:

 ブルース・クリーンさん、返信ありがとうございます!
 キャラが操り人形になっている……よく言われる言葉です。しかし、自分ではどこがどのように操り人形のようになっているのか、まだ理解が出来ていません。
 最初に書いておくべきことだったかもしれませんが、自分はミステリーを中心に書いています。そのため物語はどうしても「謎を見つける→推理する→解決する」という手順を(基本的には)踏まないといけません。
「推理する」の部分には必要な情報を集める(容疑者からの聞き取りなど)場面もありますが、ここでよくキャラが操り人形になっていると言われるのです。
 しかし「あなたは昨日の午後5時35分ごろ、何をされていましたか?」と訊ねるだけの場面で、キャラが突然「あんたは昨日の夕方……ああそうだ、5時半ごろ何してた? ちなみにオレは夕飯を食ってた、刺身。サーモンがやっぱ一番美味いわ」なんてことを言い出してもおかしいと思うのです。後半は完全に要らない情報ですし、そもそもこんなキャラではどんな立場にあったとしても、容疑者たちが素直に答えてくれるとは思いません。全く気にせず答えさせたら、それこそ操り人形になってしまうと思っています。
 だからといって容疑者たちが何も答えない、適当に誤魔化す、聞き取り側に反発するなどをしたら無駄なページが増えてしまいます。はっきり言って、そんなミステリーを自分が見たら即刻ブラウザバックです。
 実際プロのミステリーを読んでも、多少の個性はあっても上記のような言動をするキャラはいないと思っています。言ってはいけないことですが、容疑者からの情報収集シーンは大体似たような展開ばかりだとも感じています。自分に読解力などがないことは重々承知です。
 ですので、そんなシーンで操り人形云々と言われても、こちらとしては混乱するしかなく理解が出来ないのです。
 このような場合は、どうすれば良いのでしょうか?
 お時間に余裕がある際に、申し訳ありませんが再度ご助言をいただけると幸いです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターが書けない!

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元記事:キャラクターが書けない!の返信の返信

単純に考えれば、「キャラクターに」ドラマを用意すれば良いだけです。
例えば、わかりやすいのはコンビを作ってしまうのが手っ取り早いかなと思います。
コンビといっても脳内で勝手にカップリングするくらいのモノで、設定的に「二人はコンビを組んでいる」というわけではないです。

こうしたコンビは、基本的に凸凹コンビにするのが王道というか常道で、要するに「不良キャラ」に対しては世話焼きな「優等生キャラ」を用意しておく、という感じ。
よくあるのが、学園No1とか凄腕暗殺者とか「強者」に対して、純真無垢な少女など「弱者」を用意するパターンですね。
こうして凸凹コンビ、ようはギャップや落差が強いコンビを用意すると、当然ながら二人は会話の中で行き違うこともあるし衝突することもある。
「衝突」つまり怒って言い争いをしたり、想いがすれ違って悲しみを感じたり。
これ、つまりはキャラクターの「本心」「本音」「素」が書けるって状況なんです。
そのキャラクターの強い感情をダイレクトに表現できる。陰気なキャラが本当はどう思ってるのかなど陽気なキャラが代弁できる。
こうした「衝突」の作りやすい凸凹コンビは、それがそのままドラマになるし、やりようによって様々な角度から魅力を出すことができます。

クローバーさんが書かれた小説の、主人公以外のキャラを思い浮かべてみて下さい。
そしたら、その真逆の性格のキャラを考えて、二人が掛け合いする・腐れ縁が続いてるというような状況を考えてみる。
これでキャラが出しやすい環境になったので、あとはちょっとしたドラマを用意してやりゃいいだけです。
例えば、反発し合う二人、主人公の行動を見て、一つだけ意見が合うようになった。とか、その程度の小ネタというか、ちょっとした変化ですかね、読者から見て「あ、変わった」というのが一個でもあれば、二人の関係性を読者が勝手に掘り下げてくれます。
もちろん、余裕があれば作者の手でちゃんと変化の過程を掘り下げたいのですが、これはあくまでサブの話ですからね。
余計なこと書いたらページ増えちゃうし、本筋じゃないから物語のテンポも悪くなる。
なので、そういう掘り下げ(サブキャラのドラマ)を本筋に絡められれば一番いいんですが、そう何個もサブキャラのドラマを絡めてくのは難しいですからね。
極端だけど、「反発する二人」が「意見が合う」となれば、「なんかあったな」と思うでしょ。これはそういう変化が読者に伝わればいいので、つまり「サブキャラのドラマが想定できればいい」ので、そういう材料を仕込んでいけばページを節約しつつキャラの掘り下げが出来ると思います。

まとめると、キャラの「素」を書ける環境を用意(例としてコンビを作る)して、キャラを立てる。
そのキャラのドラマを小ネタ程度用意して、魅力を深める。
もちろん、本筋に関係してくるネタなら小ネタと言わずガッツリ書いたほうがより魅力は出るでしょう。

上記の回答(キャラクターが書けない!の返信の返信の返信)

スレ主 クローバー : 1 投稿日時:

 サタンさん、お返事ありがとうございます!
 キャラの「素」を書ける環境を用意して、キャラを立てる……ですか。同時にキャラのドラマを小ネタ程度用意して、魅力を深める……。
 ご助言、ありがとうございます。しかし申し訳ありませんが、仰られた方法は既に試しており、その際にも「キャラが役割に徹しすぎている」という旨のコメントを(新人賞に送ったわけではありませんが)いただいたことがあるのです……。
 その際に書いたキャラは、ひと言で表せば「暴走アクセル役」と「冷静ブレーキ役」のふたりでした。サブストーリーを掌編としてそれぞれ書き、その後本編を始め、複数いただいたコメントには「キャラが噛み合っていて良い」というものもありました。しかし同時に「噛み合いすぎていてご都合主義にしか見えない」とも。
 曰く、暴走しすぎたらマズイ局面できっちりブレーキ役が働いている。逆に進まなければいけないところでは、アクセル役がしっかり機能している。ただ、それぞれのキャラが働くタイミングが良すぎるうえ、車でたとえるならば急ブレーキなのにピタッとその場で止まるような表現がキャラを殺しているとも言われました。
 しかし自分には、それの何が悪いのかまるで理解出来ないのです。そもそも急ブレーキをキャラに踏ませたつもりはなく、アクセル役が暴走しようとする度にブレーキ役が小さいながらも速度を抑える動きをさせました。もちろん作った者としての色眼鏡はあるでしょうが、このような理由からどうして「急ブレーキを踏ませた」という感想が来るのかが理解出来ないのです。
 言ってはいけないことですが、結局は「一読者の意見なのだから気にする必要はない」のかもしれません。しかし同時にそれは「少なからず同じ感想を抱いている人がいる可能性が高い」ということでもあると思っているので、無視できません。
 このような場合はどうすれば良いのでしょうか?
 お時間に余裕がある際に、申し訳ありませんが再度ご助言をいただけると幸いです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターが書けない!

この書き込みに返信する >>

元記事:キャラクターが書けない!

自分の役割に徹するキャラクターはダメですか?

上記の回答(キャラクターが書けない!の返信)

スレ主 クローバー : 0 投稿日時:

すいません、初めてで使い方がわかりませんでした! 削除の仕方もわからないので、ここで質問させていただきます。

先日、新人賞に投稿したところ「文章力は高いがキャラクターが役割に徹しすぎていて魅力がない。もっと掘り下げるように」という旨のコメントをいただきました。
納得すると同時、じゃあどうすればキャラクターを掘り下げられるんだ? という疑問を持ち、ライトノベル作法研究所を拝見させていただきましたが「これだ!」という答えが見つかりません。既に書かれていることは実践したつもりですし、現状出来ていないのであればどうすればいいのかわからないためです。
人間嫌いということもあり、人の観察をしようとすると吐き気を覚えてしまいます。
このような場合、どうすればキャラクターに魅力を持たせ掘り下げることが出来るでしょうか?
ご助言をいただけるとありがたいです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターが書けない!

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