あらかじめ言いますが、わりと言葉がキツいのでご容赦下さい。
まず、タイトルですね。
花言葉、私は全く分からないので、伏線としては良いと思いますが、タイトルに付けられると、「なんだこれ? 意味分からん」となる可能性があります。
次に、プロローグどこですか?
何故か、『プロローグ』にあらすじが書かれていて困惑しています。
それで、なろうにとんで『白きエルフに花束を』を読みました。
最初に思ったのは、改行したら一マスの空白を入れて下さい、です。とても読みにくい。
次に『!』『?』『!?』などの後も、同じく空白を入れて下さい。
さて、次は描写について。
まず、分かりにくい。次に、無駄に長い。最後に、読点を打って下さい!! 文章を分けて下さい!!
例えば、初めの『無重力状態にさらされたせいで、全身がむくんで死にかけた宇宙飛行士の顔みたいな満月をぼんやりと眺めながら、僕は口の端から血を流していた。』の部分。
なぜ満月の描写に、『無重力~みたいな』も必要なのか。
いえ、文学作品なら良いのかもしれません。私は文学作品を詳しく分かりませんので。しかし、ラノベですのね!? ライトなノベルですよね?
『俺は、三月末の凍える夜に満月を眺めていた。まるで腫れ上がった俺の頬のようだ。口から垂れる血が、パジャマを赤く、赤く染めていた』
くらいで十分だと思います。
パジャマが、紺色でかつ無地であるという説明、必要ですか?
逆に、自慢の妹さんの描写はこだわりましょう。あまり長いとしつこいですが。
『背は低くはないが幼児体型の妹は、視線で人を刺すかのように鋭い目つきをしている。艶のある黒髪は、スッと肩下まで伸びている』などですね。
これ以上は長いと思いますので、甘えん坊とかは、そういうシーンを出して「ああ、甘えん坊なんだな」と読者に思わせれば良いと思いました。
キリスト教云々も同様。
せっかく聖書を詠唱している場面があるのですから、そこで敬虔な聖職者なのだと言えば良いと思います。