大野さん、感想ありがとうございます。
長く返信放置してごめんなさいね。
> ざまあモノと言うのは、主人公が復讐心を滾らせ、そこに読者が共感するからこそ、ざまあ達成時の満足感・爽快感が大きくなるのではないでしょうか。
まずここなのですが、実はざまあテンプレは主人公に復讐の意図がないのが正しい内容だそうです。
ここは私も勘違いしていたポイントだからあまり偉そうな言い方をしたくないのですが、大野さんが後述したプロットはざまあテンプレではなく「異世界を舞台にした復讐もの」というジャンルになります。
詳しいことは創作掲示板でサタン様が書かれたレスを参照してください。
送られた感想の内容が、どれも勘違いされたテンプレを前提として書かれている記述が多いので返信を返しにくいところもありますが、それを抜きにしてもまずいと思った箇所を中心に返信していきます。
> あと、武器的にモロ前衛職ですよね。性格的に、(少なくとも対人面では)肝が据わっていないように見えるから、ちゃんとできるのか不安。
前衛にした理由としてはありがちなざまあテンプレの主人公が後衛ばかりなので、それに対する逆張りがしたかっただけです。
刀を武器にした理由は長らく主人公の武器に採用していなかったから、久々に使いたいなーと思ったくらいの浅い理由なのですが、主人公が前衛向きでない性格をしているのは今思えばまずいですね。
>ただし、設定と制作経緯を見るに魔法使い系のキャラの出番が無さそうに見えるんだよなぁ。
あ、魔法職なんですが作中に魔女の玉座という固有名詞が存在する通り存在自体はしています。
ただプロット中にはそのあたりの職業は全然出していなかったですね。
弓は前の作品で出しすぎたから最近食傷気味なので、駆けだしパーティーのメンバーには一人くらい混ぜるかもしれません。
(まあいうて魔法もバランス調整が面倒だから最近は気を遣いながら出しているのだけど……)
>もう一つ言うのであれば、全体的に『悪役の悪意が弱い』です。勇者君はなんだかんだイイ子だし、銀等級も無謀かつ無責任なバカではあるが、『悪意』が無い。
ここは確かに……勇者は本当にいい奴にするつもりだったのであまり問題ないのですが、銀等級のパーティーがあまり悪者に見えないのは良くないです。
プロットの方も採用することはできないのですが「これくらい直感的に悪い奴とわかるようにしてほしい」という苦情として受け取っておきます。ありがとうございます。
追記 作品を読みに来てほしいというところに関して
こういうことを言うのは申し訳ないのですが、すみません。大野さんの作品は色々な理由があって読むのを渋っています。
●そもそも最近はラ研を利用するにあたって本気度のギアを下げている
和解を持ちかける前の大野さんとの一件も含めて、私はラ研で多くのトラブルを経験しています。
他にも鍛錬室に作品が投稿される頻度が以前と比べて高くないから、大野さんを含む付き合いが長い親切な方を除けば感想返しがほとんど期待できない状況になっているのですよね。
だから必然的にそもそもアクセスする頻度を減らして別サイトでの交友関係を優先してしまいがちで……
●タイトルにあまりひきつけられない
大野さんの作品はなろう長文程ではないけど、タイトルだけで内容を説明するようなタイトルが多いように思います。
これまで読んで下さった私の作品のタイトル傾向を見て頂ければわかる通り、私はなろうにあるようなタイトルがあまり好きじゃないです。
例えば『ゴーレム乗りは荒野を駆ける』ですけど、前の題名であるトルクギアの方が好きでした。
●長編タイトルが多いこと
自分自身も勉強段階にあるからこういうことはあまり言いたくないのですが、もっと短編小説で練習をしてから作品を作られた方がいいように思います。
読む側にとっても長編小説はハイコストなので、ラ研の現状では長編ばかりを書き続けるのはコスパに対するリターンがあまり期待できないと思います。
少なくとも今のスケジュールでは長編を全部読むのは難しいです。
ただ長編小説に感想を書いて下さった方だから一個も読まないのはそれはそれで不義理だと思うので、以下の二つの方法のいずれかをとろうかと思います。どっちか良い方を希望してください。
・序盤だけでいいから可能な限り多くの作品に感想を書いて欲しい
・気に入ったどれか一つの作品を最後まで読んで欲しい。
これの他にも、もし掌編の間や短編の間に進出されるなら、可能な限りその取り組みを応援させてください。よろしくお願いします。