>読むせんさん
ドラコンです。銀鈴の後宮志願動機は、「アイドルオーディションのノリ」とは漠然と考えていました。おかげさまで、細部が煮詰まりました。ありがとうございます。
>郵便や銀行など、あまりに先進的な文化要素をサラっと入れすぎると、ゲーム仕様のなんちゃって中世ファンタジーみたいな仕様になるよ?「スキル」だの「錬金術」だの扱いくらいには注意してね?みたいなつもりでした。
鉄道が出る以上、そもそも拙作は「なんちゃって中世ファンタジー」ですが。
>あとはパンを「麵包」「花捲」と書いたり、おやつを「点心」とかでも雰囲気でますよね。
おっしゃる通りです。中華ファンタジーや和風ファンタジーなら、国語辞典を引いて漢字表記があるカタカナ語は、漢字で書いてカタカナでルビを振るのが、良い方法の一つですね。
『薬屋のひとりごと』の「可可阿(カカオ)」「巧克力(チョコレート)」の表記は、漢字とはいっても、「中国語」ですからね。もし『薬屋のひとりごと』の舞台が、日本の平安時代を模した和風国だったら、漢字で書いても違和感があったかもしれません。国語辞典を引いても、日本語の漢字表記はなかったので、「チョコレート」とそのままカタカナで表記するか、ひらがなで「しょくらあと」と表記し、古風な感じを出して、カタカナで「チョコレート」とルビを振ったほうが良いかもしれませんね。
先に挙げた『紫微国妖夜話』に書き忘れたことがあるので追記します。『紫微国妖夜話』は、表紙カバーこそ漢服姿の主人公が描かれていますが、本文中挿絵はありません。『薬屋のひとりごと』に比べて、挿絵の助けの比率は低いです。私は手元に中国服装史の本があるから調べようもありますが、『紫微国妖夜話』の服装は、どんな形かは調べないと分からないですね。一応、中華っぽい雰囲気は感じられます。