シンプルでわかりやすく、ほのぼの感も良く出てるのではないかと思います。
掌編か短編、あるいは長編の小ネタとして扱える良いネタでしょう。
不思議な感覚は「雪だるまからお礼の手紙が来た」というところなので、それを「ヒロインが書いた」とハッキリ明記してしまったら不思議感はないので、そこをどのように表現するかがキモだと思う。
構造としては「笠地蔵」をメルヘンにした感じで、おそらく元ネタにしてるだろう事はわかりますが、その上で楽しめるシンプルさだと思います。
強いて指摘するなら、チョコレートは大正ごろに庶民化されてはいますが、なかなか高価なお菓子でした。
確か大正10年頃で70銭くらい。たい焼き一個1銭だったので、現在の価格で言うと7000円くらいですね。安いのでも3000円~5000円くらいの感覚かなと。
庶民も買える値段だけど、子供が気軽に食べれるようなお菓子ではありませんでした。
架空の日本のようなのでチョコレートでも問題ありませんが、大福か饅頭にでもしたほうが良いかなと思います。