「里山を眺めし走る秋の暮」の批評
回答者 慈雨
アキノ様、はじめまして。よろしくお願いいたします。
原風景ですかね、本当にホッとしますよね。お気持ちがよく伝わってくるし、共感もできる一句です☆
同時に、いくつか気になったところもあり、コメントさせてください。
◯なお様もコメントされていますが、「眺めし」は文法が違っていませんか?
「し」は過去の助動詞「き」の連体形でしょうか?だとすると意味がちょっと通りにくいのと、連体形なので「眺めし」のあとは体言(≒名詞)が続くと思います。
◯「眺めし走る」というのは「眺めながら走る」という意味でしょうか?
「眺める」というのはじっくり見るというニュアンスを含むので、眺めながら走れるかなぁ…と思いました。なぜ走っているのかという疑問も残ります…。
もし走っているのは車や電車で、アキノ様はそれに乗っているのでしたら、その描写がほしいですね。
◯コメントに「山」とあるのですが、句では「里山」となっています。
「里山」はけっこう色んな意味で使われる言葉で、山とは限らないようです。「人と自然が共存する地域」みたいな概念もあり、これだけだと山なのか森なのか田畑なのか、映像が浮かびにくいかもしれないですね。
・故郷の山を眺めて秋の暮
などとすれば一応、意味が通る句になるかなと。
ただこれだとあまりに平凡な句(類想と呼ばれます)なので、「眺めて」とかを削って、どこからどんな山を見たのかを描写するなど、オリジナリティのある、アキノ様しか詠めない句を期待したいです!
たとえばですが、
・駄菓子屋の脇の山道秋の暮
本当は季語も「秋の暮」が適切か、いろいろ考えたいですが。
長文失礼しました。またよろしくお願いします!
点数: 1
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秋の夕方、実家に帰省のための道すがら育った家の近所の山が紅葉していてきれいだなぁとほっと懐かしんでいる