「淀三川やなぎに入りて川蜻蛉」の批評
回答者 なお
溝川さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。これは気持ちのいい句ですねー。好きなタイプの句です。
「淀三川」、この呼び方は初めて知りました。まずこれがいいです。
しかし気になりましたのは、柳と川蜻蛉の季重なりです。
ご存知のように柳は春の季語、川蜻蛉は夏の季語です。できれば、季節の違う季語を一つの句に置くことは避けたいですね。
そうなりますと、御句では、川岸の木は柳と主張しなくても意味は通じるのではと思いました。
・淀三川並木に集ふ川蜻蛉
「やなぎ」から「並木」にしましたが、「岸辺」とかでもいいかなと思いました。よろしくお願いします。
点数: 1
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夏の炎天下の中、淀三川(桂川、宇治川、木津川)の合流点を
遠眼に見る川柳の中に入るとと、かなりの数の川蜻蛉(ハグロトンボ)を
見ることができた