「風でさえ拭えぬほどの夏の汗」の批評
回答者 なお
たったんさん、こんにちは。
もうお名前を変えましたか。前のお名前も味がありましたけどね(笑)。
さて御句拝読しました。この時季を表すような光景ですね。
一番の問題は「夏の汗」でしょうか。と言いますのは、汗は一年中かきますが、やはり暑いからかくということで夏の季語です。ですので、「夏の汗」では重複してしまいます。
あとの問題は、「風でさえ拭えぬ」という措辞(言葉、表現)ですね。「風でさえ拭えぬ」というと、「何かなら拭える」ということになるわけですが、それは何でしょう?一番わかりやすいのはハンカチとかタオルなどだと思いますが、それでは面白みがないですよね。そこがわからないのと、あと、風が汗を拭えるだろうかという疑問です。
ちょっとその点を「夏の汗」のことと合わせて詠み替えてみましょうか。
・街を行き風で乾かぬ玉の汗
これはあまりうまくはないですが、
すごい汗をかいたことの理由を入れて、そして、とても風では乾かない、だから何かで拭うのだ、という流れにしてみました。
他の方のご意見も参考にしてください。
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はじめてなので緊張しています