俳句添削道場(投句と批評)

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おちょぼ口秋刀魚の針も喉を刺す

作者 小野遙士  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

即吟の練習をしています
何か嫌なことがあって、落ち込みながら食事で出された秋刀魚をトボトボと食べている最中に、秋刀魚の骨が喉に刺さり、一層心のとっかかりと気分が沈んだ様子が強まってしまった景を浮かべました
即吟ですので拙い句ですが、手直し等お願いしたいです

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「おちょぼ口秋刀魚の針も喉を刺す」の批評

回答者 なおじい

小野遙士さん、こんにちは。
御句拝読しました。即吟とのことですね。

おちょぼ口、とのことですが、これは何か心に屈託があって元気がなく口が開かない様を示しているようですが、おちょぼ口の意味はちょっと違いますよ。これは特に女性が小さくすぼめた口で、可愛いとかおしとやかなどの意味が強いです。何か嫌なことがあって落ち込んでいる様子は他の言葉で表現したいです。

次に秋刀魚の「針」。コメントから推測すれば、何か棘のある言葉とかに傷ついているところに、今また秋刀魚の骨が刺さる、というのを秋刀魚の針、とおっしゃっているのだと思いますが、これでは釣り針が残っているみたいですよ(秋刀魚は釣り漁ではないですが)。

さらに、「秋刀魚の針も喉を刺す」とお詠みですが、これだと他の何かがやはり喉を刺していることになります。しかし、他の何かは喉ではなくて心に傷をつけているのではないですか?

・泣きっ面次は秋刀魚の骨刺さり
・傷心に秋刀魚の骨のとどめかな

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削対象の句『おちょぼ口秋刀魚の針も喉を刺す』 作者: 小野遙士
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