「金魚玉江戸の街騒纏いをり」の批評
回答者 イサク
おはようございます。
頭の中で作った俳句感があります。
◆全体で「金魚玉が江戸の街騒を纏っていますよ」という説明の形です。
ここで出てくる「江戸の街騒」とはどんな様子なのか?を映像で見せて欲しいところです。
◆「街」には商業区域・繁華街・通りなどの意味があります。現代現実の「街騒」なら受け手によってそれぞれの「街」が想像できると思うのですが、この句の「江戸」はどんな「街」なのでしょうか?
この句の「江戸」で強調しているのは時代なのか場所なのか?
見ていない「江戸の街騒」にリアリティがあるかどうか?
その、見ていない「街騒」を金魚玉が「纏う」としていることにリアリティが(以下略)
◆「纏う」という凡人ワード。使っちゃダメではないですけど注意です。
◆仮名表記の統一を。下五は「纏いおり」あるいは「纏ひをり」ですね。
リアルではなく、自分の頭の中の想像の「江戸」の「街騒」を見せようという句なので、難しいと思います。自分の頭の中を観察して描写しなければならないわけですから・・・
「纏う」という単語を使わずに、目の前にある「金魚玉」に寄せていくことが描写になるのではないかと思うのですけれども。
・江戸の世とはこんなだろうか金魚玉
点数: 2
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今ほど(今は異常ですが)暑くなく、金魚売りなども出て
さぞ活気があったのだろうなと、金魚玉を見ていたら江戸の生活を想像しました。
以前習った「街騒」も活かしてみました☺