我が命ひとつなりけり飛花ひとひら
回答者 ハオニー
命は動物だけのものなのか、植物はどうなのか、と考え込みました
これは自分の命を桜の花びらに喩えている句だと思いました
「我が命ひとつなりけり」という表現には、割とどんな季語でもいけます
我が命ひとつなりけりチューリップ(映像とイメージを入れるタイプの季語)
我が命ひとつなりけり夕月夜(時間軸を入れるタイプの季語)
我が命ひとつなりけり秋彼岸(映像のない時候の季語)
ここに桜を入れるとなると、類句は多そうです
これは上五字余りで中七・下五をくっつけた形なのですが、どうしても七五七に見えてしまい型破りだなと思われてしまいます
桜ひとひら/我が命ひとつなりけり
これは「我が命ひとつなりけり」を上五・中七に置いてしまうのがいいです
そして下五(座五)で、このどんな季語でも合いそうな表現に、作者さんらしい季語を入れる方法が望ましいです
私は「下五の字余りは1音分が限界」と頑なに信じているタイプの人間ですから、飛花ひとひら(ひかひとひら)と6音で止めています
点数: 2
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
桜の花びら一枚の命も私の命も
皆、宇宙の地球のこの世のあの世の全ての一部であり、一体なんだなぁって
ありがたい気持ちで作ってみました。しかし、俳句はド素人で、皆様になかなか思いの伝わる句が出来ず添削して下さる皆様にもご配慮頂いてしまい申し訳ございません。
喜びも悲しみも全て美しくありがたいという思いは、これからも変わりはありませんから、手直し頂けましたら嬉しいです。美しい日本の言葉を学びたい気持ちです。
何卒よろしくお願い致します。