「修行僧細き煙の焚き火かな」の批評
回答者 長谷機械児
あつこん さん、こんにちは。
御句、拝読しました。
・上五「修行僧」で形だけはここで切れているように見えます。が、中七下五は取り合わせというのでもなく、また、修行僧の姿を描写しているわけでもないので、別の表現が考えられるかと思います。
・“煙が細く昇ってるだけ”というところが意外な点であり、発見だったと思うので、切れ字「かな」の前には「焚き火」でなく「煙」を置いた方が良いと思います。
例えば…
禅寺の焚き火の細き煙かな
上五で切らないように「禅寺の焚き火」としてみました。が、「煙」に主眼を置く句であれば「修行僧」も「禅寺」もあまり意味がない言葉(背景の書割り・セットみたいなもの)なので、より省略・言い換えを進めて、「煙」の描写に音数を使う検討もありと思います。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
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若いお坊さんが早朝、庭掃除をして焚き火をしてました。煙が細く昇ってるだけでした。
子供の頃やってたのとは違うなあと思いました。