俳句添削道場(投句と批評)

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太陽に重なる白球庶幾を乗せ

作者 すみれ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

カキーンと打ったボールが天高く観客達の様々な強い願いを乗せて飛んでいく

というような野球を題材にした句です。

「庶幾」と「願い」
で迷いましたが強い願いという意味の「庶幾」にしてみました。

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真夏日の庶幾や白球滞空す

回答者 げばげば

こんにちは。
今回は高校野球ですね!私、高校野球大好きです。すぐ泣いてしまいます。

白球が空を飛んでいる、太陽と重なる、入れ!打った本人がファーストベース辺りで祈っていて、かつ、楽器を鳴らして応援していたアルプススタンドも一瞬静まる、音が吸い込まれるような瞬間の気がします。

今回は季語がありませんでした。「太陽」「白球」で夏の甲子園かなとは思いましたが、春の甲子園でもいいわけですしね。しかも、季語はかなり力を持っていて、読み手にどのような心情を届けたいか、想像してほしいかというのも季語の力で表せたりします。

今回なら、「炎天」とか「夏の日」とかで暑い夏の試合を演出できるのですが「夏の果」「夏終る」とかになると一気に土を集める選手の背中が見えますし、太陽をやめて「夏夕焼」などを持ってくると、夕方まで頑張る選手とともに愁いまで伴います。
そういう意味では、どんな季語があり、その季語にどんな味わいがあるのかなどを勉強していくと楽しいです。そうすると、毎日の生活に「あ、これあの季語のことやん」って季語を実感する瞬間が現れて、心豊かになります(*'▽')

提案句は、ちょっと堅めですがこだわった「庶幾」を残させていただいて、甲子園ダイジェストのような空に白球が飛ぶスローモーションのイメージを残させていただきました。いかがでしょうか?すみれさん、俳句を楽しんでらっしゃいますね(*'▽')

句の評価:
★★★★★

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添削対象の句『太陽に重なる白球庶幾を乗せ』 作者: すみれ
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