「疫災め鳴り物ならぬ浮かぬ朱夏」の批評
回答者 なお
こんにちは。
卯筒様、いつも勉強させていただいております。
御句、新しい言葉を学びました。
一つは疫災。なんとなく知ってはいましたが、これまでは疫病、災害と別々に使っていました。
二つ目は朱夏。青春はもちろん、白秋もよく聞きますが、朱夏は初めてです。最近の女の子の名前にありそうですね。
また、「疫災め」という表現も面白いですね。コロナを憎む心情が伝わってきます。
褒めてくださいとのことですので(別にけなすこともないのですが)、提案句は置きませんが、一つだけ伝えさせてください。
「鳴り物ならぬ」と書くと、「鳴り物ではない」と読めてしまいます。
おっしゃりたいのは「鳴り物鳴らず」ということですよね。
祭礼等の鳴り物は邪気を祓う意味があるのに、それが響かないことには疫災も退散しそうにないですね。お神輿とかはまずいと思いますが、お囃子とか神楽のようなものは問題ないと思います。
俳句から逸れて失礼しました。
点数: 1
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続くコロナ禍により今年もまた夏祭り等のイベントもお預けをくらい、心待にしていた賑やかな夏ではなく静かな夏になりそうで大好きな賑やかな夏を思い詠んだ句です。