俳句添削道場(投句と批評)
ダンボ。さんのランク: 4段 合計点: 11

ダンボ。さんの添削

「真っ黄色の夏蝶に会ふ山路かな」の批評

添削した俳句: 真っ黄色の夏蝶に会ふ山路かな

千日草様
ダンボと申します。ご返信が大変遅くなり、誠に申し訳ございません。
ご丁寧なお返事、感謝致します。
こちらのサイトは、コメントの内容に関しては一言一言こだわり、執着される方が多いのですね。
それなのに、丁寧な俳句鑑賞をされる方はいらっしゃらないのですね。

コメント欄でいかに人の揚げ足を取るかに全力のようです。

私も、何のためにここにいるのか分からなくなり去っていかれる竹内様のお気持ちがよく分かりました。

上記の句は、感動の中心がうまく伝わらないように感じました。夏蝶をもう少し観察されるか、どの瞬間に感動されたのか…その一瞬だけを切り取る練習をされたらよろしいかと思います。
失礼致しました。

点数: 4

「いまはなき乳房にシャワー迸る」の批評

添削した俳句: いまはなき乳房にシャワー迸る

竹内様
はじめまして。森蔵と申します。
私は、原句も吉田様の添削句も、どちらもそれぞれ良くて選ぶことができません。

原句は、明日には手術でなくなる乳房への覚悟と、覚悟しているけれど不安で辛く、やりきれない…激しい気持ちを感じます。勢いよく飛び散るシャワーが痛いほど感じます。

添削句は、喪失感が大きく虚しくぽっかりとした心の穴にまでシャワーが当たっているように感じました。

私の妻も、乳ガンになり手術をしました。発見が遅かったので子宮→肺と次々転移し手遅れでした。

術後は電気もつけず、鏡にも背を向けて入浴していた妻を思い出しました。

17音の詩は、これだけ脳内で広がり伝わってくるものなのですね。

点数: 5

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