プロットの続き⑥
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アイルが闘病生活を送るなか、ついに「フォエイタンス」傘下組織が、六族連合の本丸に当たるアジトの所在を突き止めた。
レイヤと差別主義との因縁を巡る最終決戦が今始まる。
来る日に備え修業を積んだレイヤはついに八極拳を極めた。
「八極六合大槍」をも習得した彼に比肩する者は、三神の他に誰もいなかった。
「フォエイタンス」全実行部隊は六族連合元首「オロト」討伐のため、アジトに突入した。
最強の暗殺者や連合員を古代空手「手(てぃ)」や中国拳法「八極拳」、「八極六合大槍」などで薙ぎ倒す。
ついに元首「オロト」と相見えることとなったが、案の定、黒幕オロトの正体は青の国第十九代現国王「バラーラインテ・フォ・オロトⅠ世」だった。
プロットの続き⑥
スレ主 壱番合戦 仁 投稿日時: : 0
追い詰められたオロトⅠ世はついに奥の手を使った。
なんと彼は、神の力が宿る特殊な名前「真名」を自らに名付けていた!
そして王は『創造神イ・フィミルリャ=バラーラインテ・フォ・オロトⅠ世』と化した。
神器「羽之御世創之剣」(はねのみよつくりのつるぎ)を鞘から引き抜き、「現之墨」(あらわしのすみ)をつけて【ありとあらゆる神代の魔物達を凌ぐ千匹の物の怪が、創造の神を弑する者に死を与えるためにこの世に現れた】と青の国の図書院に住む維持神ラガルテ=セ・レナが持つ世界書に遠隔で記述した。
すると本当にその通りになってしまった。
これこそが創造神の権能である。
後世に「千の強き者」として語り継がれることになるこの神代の化物達。
彼らが一斉にレイヤを含む「フォエイタンス」全実行部隊へ襲いかかった。
叫びが叫びを呼び、血で血を濯ぐような酸鼻極まりない死闘の火蓋が切って落とされた。
あらゆる死線を潜り抜け、血路を切り開く。
オロトⅠ世の元へ辿り着いたころには、屍山が累々と積み上がり、血河が滔々と流れていた。
『拳聖・レイヤ』と『創造神オロトⅠ世』の頂上決戦が静かに始まった。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 処女作後編「アンズとデイゴの花を君へ」のプロットについて