小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

黒鐘 黒ぅさんの返信一覧。最新の投稿順3ページ目

元記事:プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因

いつもお世話になっております。

現在長編のプロットを進めております、やとうです。

先日は皆様のお勧めの本を教えていただき、ありがとうございました。
疲れたときは少し休憩の読書をして、気分転換をしながら創作を続けています。

ところが現在、プロットから小説への文章化をする段階において作業が上手くいかずストップしてしまいました。

現状としては、
短編の連作の形式の計画の小説で、大まかな流れをつくり、
細かな話のプロットが完成した一作(一話分)ごとに本文を書くという手順で進めています。
A4用紙1枚分に収めたプロットです。

今は主人公の初登場、キャラクター達の出会いとなる場面の話のプロットが完成し、小説を書き始める段階となりました。
今後も別の話との整合性の関係で、書き直す可能性の高い場面ですが、一応流れは決まっています。

ここまではスムーズに書けた内容を、いざ文章化しようという段階になると、
途端に文字として浮かばなくなり、全く書けなくい状態です。(頭の中では動き・セリフ等のイメージ像はあります)

書きやすそうな場面からでもと、途中からのスタートも試みますが、結局進まず書いては消すの繰り返しです。
このような状況から動き出すためには、どうすればいいのか悩みが続いています。

皆様はプロットから本文を執筆される際、どのような手順で勧められていますか。
また、現在の執筆の方法の中に足りない作業・手順等があるのでしょうか。

年末のお忙しい時期にお手数をかけしますが、皆様にご指導いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

上記の回答(プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 2 投稿日時:

自分がほんの一時やってた方法なんですけれども、自分の好きな作品の文章構成を丸々パクってみるっていうのは結構いいです。

3作目くらいだったかな。小説書き始めて一年くらいのことです。頭ん中にはしっかりとしたイメージがあったのに、いざ書こうとすると「どうやって書くの?」ってなってまい、全然進みませんでした。
まぁそれって結局、自分に表現力なり語彙力なりが微塵も無かっただけなんですよね。
それを補うには読書量や執筆量を増やすしかないなーって思ってたんですけど、読書は時間かかるし、そもそも「表現力を身につける」っていう硬い目的で読書はしたくありませんでした(つまり単純に楽しんで読みたかった)。
じゃあ執筆量を増やそうと思っても、「そもそも書けないんだよ!」って感じで。1、2作目はがむしゃらに書いてただけだったので「とりあえず書く」っていうのができてたんですけど、それ以降は微妙に書いた経験があるせいで逆に書きづらかった。

じゃあいっそ好きな作品から表現をパクろうと思いまして。
で、その作品が悪魔やら天使やらが出てくるやつだったんで、「ハイスクールDxD」の冒頭の構成を丸パクリしました。
最初にこういう台詞が来て、次に地の文でこういう表現がきて、その次の情景描写がなんたらかんたら。
それやってたらいつのまにか書けるようになってましたね。
絵を上達させるのに一番効率が良い方法も「トレース」だと言われてますし。
真似してるうちに基本が頭に染み付いていきます。

ただ、これをやる時はあんまり一つの作品に頼り過ぎないほうがいいです。僕がトレースした作品が全部ハイスクールDxDだったら、今頃僕は石踏先生の下位互換になってることでしょう。

あと、個人的に一箇所気になったところが。

>結局進まず書いては消すの繰り返しです。

「書いては消す」っていうのが単に「全然進まねぇ!」ってことを言いたいだけなら全く関係ないんですけども、もしこれが本当の意味で書いた文を消しちゃってるのなら、相当もったいないです。
頭の中をリセットするのも大事だとは思いますが、個人的には何らかの形で残しておいたほうがいいかなーって思います。
かなり慣れてきた段階なら、一度書いた文を消しちゃっても、また「自分の思う最前の文」を書けば大抵は最初と似たような文になるものです。
でも慣れてないうちは表現力が不安定なので、消してしまった表現は二度と帰ってこない可能性が非常に高いです。
だから一度書いたものは残しておいたほうが、後で「あ、この文のこの表現使えばいいじゃん」みたいに助かるかもしれません。

まぁこういう場合のやり方は無数にあるので、「自分はこうやったよ」っていうだけの話でした。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: プロットから執筆する際、ストップしてしまう要因

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元記事:題材に対する不安というか

また質問させていだだきます。
前もお話しした通り、私は文章下手な初心者です。そして今から一本書こうと考えているのですが、題材が難しすぎないかと頭を抱えております。
今考えているのは、殺し屋を主人公にした悲恋ものです。こういった題材に自信がない場合、普通は同じ題材の作品を鑑賞したり取材するのが一番だとは思いますが何から手をつければいいのか分かりません。

皆さんは作品に対して不安になった時、どうしていますか?

上記の回答(題材に対する不安というかの返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 4 人気回答! 投稿日時:

あまり自信が云々っていうのは考えなくてもいいんじゃないかなぁって、個人的には思います。
いいものを完成させようとしても、結局自分の能力不足にぶち当たるってのがお約束みたいなもんです。
そういうのから抜け出せるのは、プロとして10年以上人気を維持し続けるレベルの作家くらいなものだろうなーって思います。
やっぱりそういう人達は経験に経験を重ねてますからね。サッカー歴1年の小中学生辺りとサッカー歴10年以上のプロ選手じゃあそりゃ違いますって。創作だろうがなんだろうが、能力不足のせいで思うようにできないってのは当たり前ですよ。

だから最初はいいものを書こうだなんて思わなくていいです。個人的な考えですけども、「最初だからいいものなんて書けない」って割り切ってしまったほうがいいと思います。
結局はみんな、好きで小説を書いてるだけですからね。まずは書きたいものを好きなだけ書いてしまえばいいですよ。
別に原稿用紙数十枚程度でも全然問題なし。
題材が気に入らないなら気に入るものに変えてしまえばいいし、気に入ってるけど不安っていうなら、そんなに気張らずに自分の思うようにやってしまえば大丈夫です。気に入ってるならまず完成はできます。

例えるなら厨二病の妄想ですね。最初はあれでいいんですよ。好き放題やってるだけで。
僕が小説家を目指すようになった原点は「当時厨二病だった僕の妄想」です。

なにから手をつければいいかわからないのも当然。だってみんな結局はそれぞれ違うやり方でやるから。人によって返ってくる答えなんて違うし、せいぜい「こっから手をつけるのがオススメですよ〜」レベルです。
妄想に手順なんてあったら厨二病なんていませんよ。

まぁ結局は僕の創作論みたいなものなんですけどね。
「何もわからないから好き放題書く」って割り切ったほうが得かと。
最初からいいものを書こうとしても、まぁ答えは「無理」ですよ。
赤ちゃんは「ぶーぶー」「まんま」などなど、何が言いたいのか読み取り難い言語を発しますが、その子が社会人になったら、プレゼンやら何やらでペラペラと巧みに話すようになりますから。
まずはそこから。そう思います。
「何がいいのか」よりも、「何が書きたいのか」ってことです。「題材が難しそう」って思ったりすることもある思うんですけど、最初は正解も何もないし、ましてやただ書きたいだけものに「簡単」も「難しい」も関係ないので、とりあえずそこは気にしなくていいですよ。書きたいものを書いてるうちに、自分のいいところや悪いところが見つかってくるので、そこから改善や研究を続けていけば、どんどん成長していけます。後々出てくるわからないことは、その時誰かに訊けばいいんですよ。いいものを目指すのはそっからですね。

僕も最初に書いたのは厨二病の妄想が爆発したイタイタしい何かなんで、今も鍵付きの引き出し最深部で封印されてるくらいですし。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 題材に対する不安というか

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元記事:ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信の返信の返信

 なんだろう。もしかしてちょっとコワい人と思われちゃったかな。
 反論にはどこまでも受けて立つし100レスでも200レスでも付き合うけど、別に怒ってるわけじゃないからそんな下手に出なくても……という感じ。

>我々にも意見を述べる権利はあるかと思います。

 あなたにも意見を述べる権利があり、それに対して自分も(今こうして返信しているように)意見を述べる権利がある。なにか不満がありますか? 管理人氏に怒られない範囲で楽しくやりましょう。

>あなたが本当に、質問者様の意見を「おっ、そうだな」と終わらせるべきだと思っておられるのならば、どうか我々の意見もその一言で終わらせてはいただけないでしょうか。

 スレ主の意見には「おっ、そうだな」としか思わなかったけれど、サタン氏や手塚氏のコメントに対してはそれ以上の感情が発生したので言いたいことを言わせてもらったというだけです。個人的には常識的なやり取りの範疇と感じているのですが、まあ気に入らなければ管理人氏に通報なりなんなりしてくれればいいです。それでコメントが削除されたとしてもその処遇は甘んじて受け入れるし、あなたを恨むこともありません。
 当然です。ここは管理人氏の庭で、あなたは利用者のひとりなのですから。それが民主主義ってものでしょう。

 自分にはあなたがこのコメントを『自身の忍耐力不足として深く反省』している理由も正直よくわかりません。言いたいことがあるならはっきり言ったらよろしい。
 あなたはもしかしたら、こう、バチバチした感じの言葉の応酬は嫌いなのかもしれないですが、それを許容するかどうかは管理人氏の気持ち次第なので、あなたがいくら『どうか我々の意見もその一言で終わらせてはいただけないでしょうか。』と言ったとしてもこちらとしては従う義理がない。ただし一方であなたが管理人氏にこの顛末を報告した結果として自分がBANされる事があったとしてもその結果は粛々と受け止めます。先にも言ったとおり、何があろうと"あなたを恨むこともありません"。ゴジラじゃないですが、「私は好きにした、君らも好きにしろ」というやつです。あなたの責任において、あなたがやりたいようにやればいい。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 2 投稿日時:

あー、言いたいことが上手く伝わらなかったみたいですね、言葉足らずですいません。
にわとりさんの意見は理解できるし、むしろいい事もいっぱい言ってるなぁと思うんですけども。ちょくちょくスレの主旨を無視して揚げ足取りみたいなのを始めてしまうのがちょっとひっかかっただけです。僕自身もともとアツい議論自体は好きですし。あくまで「議論」ってことにしてほしかっただけです。
トートロジーが云々ってのも、考え方が食い違ってるだけだと思いますよ。僕的にはどちらの言い分も理解できますし。

下手に出たっていうのは、そもそも僕自身のこういう発言自体がスレの主旨を無視しているし、正直こういうことはあんまり言いたくなかったからそこは反省してるって事です。
だから主旨に反したレスはこれっきりにします。

あ、それとにわとりさんがコワイ人だなんて思ってませんよ(笑)
そこはご安心下さい。

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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元記事:ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信

 横槍失礼。

>ライトに飽きられてきたから、エログロに復帰しよう(スレ主の主張)

 うーん。そういう話じゃないと思うんだよな。
 ライト路線(※必ずしも『チャイルド路線』にあらず)が持て囃されるにしろエログロが流行るにしろ、それって結局は20~40代のラノベ読みの好みが反映された結果だよね? っていうのがスレ主の主張の本丸じゃないのかなと。
 成人だから甘ったるい話よりダークで猟奇的な路線が好きとかそんなことはないわけで。

>【失礼で破天荒な主人公は子供がいい、年齢的に】

 これはわかります。しかも失礼で破天荒な主人公のほうが物語を牽引する力が強くて、作者的にも使い勝手がいい。
 結局世代に関係なくみんな少年少女が主人公の物語を求める気持ちが強いんですよね。
 大人の世界に対する憧れのなさの裏返しという気もして、ちょっと寂しくもありますが。
 なろうの異世界転生は(読者層を反映しているのかどうかはわからないが)20代以上が主人公の作品も多いけれど、それも結局は現実世界での成功を手にできず、まるで何かの"禊"のようにトラックに轢かれては、みんな異世界に旅立ってしまうわけで。世相、なんですかね。あるいは国民性か。自分はヤクザ映画とかピカレスクロマンも好きなので、良い年した大人が激情と欲望に任せてクズムーブするやつも良いものだと思う(どうせ俺はクズだという自虐と哀愁があるとなお良し)んですけど、まあ広くは受け入れられてないですよね。

 まあとにかく、スレ主はNo.3で『ハーレム物は、学校に通っている同じクラスの女子が好きな純粋な恋をしている男子ではなく、その先の恋愛渇望から生まれる欲望を望む男子向け』と言っているように、現状の流行がすでに10代向けではないのでそれに気づけっていうロジックでやっているので、銀魂みたいなエッセンス"も"ラノベに取り入れろみたいな「いまの執筆内容を変えろ」的な話はとりあえずしてないと思いますよ。
 あなたが10代だと思いこんでいるかもしれない対象読者はじつはおっさんですよ、っていう話をしているにすぎなくて、じゃあおっさんのオタクはどんなラノベを読みたがっているのかというところまでは結局踏み込んでない。
ライトなやつが読みたいのかもしれないし、ハードなやつを欲しているのかもしれない。それはわからない。そこまでは分析してない。
 あくまでNo.1で結論されているのは『10代の読者もいるので、わかりやすい文章で書く、という点は理解できるが、ターゲット層を10代だけに絞り、20代以上の年齢層の意見を無視するといった姿勢は明確に謝り』『ライトノベルでの主要ターゲット年齢層は20~30代』ということだけなので。

 ……ここから先は読む専氏にたいして言ってるわけじゃなくてこのスレにいる人たちの一部に対してのぼやきなんだけれど。みんな勝手な先入観で物を語りすぎなんじゃないかなって。結局のところスレ主が言ってるのはラノベ読者の中心は10代ではなく20代以上ってだけなわけよ。だったらさ、具体的にラノベを一番読んでいるのは10代っていう資料が手元にあるのでなければ「おっ、そうだな」で終わりになるべき話じゃないのか?
 まあ細かい突っ込みどころはあるよ?
 アニメの放送時間が深夜だからといってそれを子供向けでないと言ってよいのかとか、ラノベの主力購買層が本当に20代以上であることを直接示したデータはないじゃないか(No.1で示されているのはスマホ通販全体における利用者層の分布と、アマゾンは書籍の購入に最も多く利用されているというデータだけ)とか、なろうのR15タグや商業のエロラノベが10代を排除しているとは限らないんじゃないか(No.5参照)とか、ハーレム願望や転生願望を10代の読者がもっていないと本当に言い切れるのか(No.3参照)とかね。
 だとしてもラノベを主に買ってるのが20代以上で、結局新人賞を獲るためには20代以上に媚びる(※注:いわゆる大人っぽい、あるいは文学っぽい表現を多用するという意味ではないことに注意。また、20代以上の世代をリアリティを持って描写することとも一線を画す。あくまでラノベの流行の範囲内で20代以上の読者層の好みを正確に把握することを指す。)のが手っ取り早いんでしょ、っていうのは揺るぎない事実だと思うけどね。そのうえで10代にも読めるように書けたらそのほうがいいっていうのは当たり前の話。『10代でもわかりやすく読みやすい物を書くというのは、ターゲット層意識ではありません。/ただの常識です。』(No.3)とスレ主が断っている通り。リーダビリティが高いほうがいいっていうのは年齢層に関係なく当然のことだから。
 で、じゃあ結局みんな何が不満なんだっていう話。べつに"おれはリアルの10代に向けてラノベを書きたいんだ"っていうならそれは勝手にすればいい。売れ線じゃないかもしれないけど、自覚があってあえてやることなら周囲が止めるようなことじゃない。メインになる対象読者の年齢層が何歳だろうと作者には書きたいものを書く自由があって、ただしい状況分析を踏まえた上で好きにすればいいだけの話なのに、スレ主に一体何の反論をする必要があるんだ? ということ。
 何もないでしょ。「おっ、そうだな」で終わりでしょ。あるいは「マジかよw」と思ったかもしれないけどラノベは10代が一番読んでますっていう根拠、具体的な反論は結局誰も出せなかったでしょ。つまり"そういうこと"なんだよ。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信の返信の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1 投稿日時:

人の意見に横槍は入れまいと思ってはいたのですが、一度だけ失礼させて頂きます。
この議論に対するあなた意見に反論するつもりは特に無くてですね、それは「おっ、そうだな」という形で受け止めさせて頂きます。といいますか、この議論にそのネタを使われたのはナイスユーモアだと思いますよ。

ただ、後半のぼやきというのは正直このスレに関係ないですし、もとより質問者様は「いかがでしょうか」と意見を尋ねていらっしゃる訳ですから、我々にも意見を述べる権利はあるかと思います。

あなたが本当に、質問者様の意見を「おっ、そうだな」と終わらせるべきだと思っておられるのならば、どうか我々の意見もその一言で終わらせてはいただけないでしょうか。

私自身がこうしてこの議論に関係ない発言をしている事は、自身の忍耐力不足として深く反省しております。
此度は失礼な横槍を入れてしまい、申し訳ありません。
あなたの発言から学べることは沢山ありますので、あなた自信とその意見を批判する意図はないと、ご理解下さい。

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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元記事:三人称におけるカメラを向けた相手の心理描写について

視点移動についての疑問です。
現在三人称で小説を書いているのですが、視点移動がタブーという話を聞きました。
三人称というカメラが映している人間の心理描写を、カメラで映す人間を変えて何人もやっていいのか気になり、相談させていただきました。
説明が下手で申し訳ないのですが、具体的に言うと、男、女の2人が同じベッドにいるとします。男をA、女をBとしたときに下記の例文のような描写の仕方をしていいのか気になりました。

朝日が差し込むベッドの上でAはBの穏やかな寝顔を見つめていた。緊張から一睡もできなかったAはぐっすりと眠るBの幸せそうな顔に少しばかりの恨みとそれを大きく超える愛おしさを感じている。頬に軽く唇を触れさせ、優しく髪を撫でると、触れられたことに気が付いたのかBの目がうっすらと開いた。
「おはよう、B。よく寝れた?」
「おは……、っ!?」
一緒に寝ていたことをすっかり忘れていたのかBの目が大きく開く。ぽやぽやとした眠気が一気に吹き飛ぶのを感じたBは、羞恥心からベッドを飛び出し勢いよく平手を振りかざした。

この場合、Aの恨みと愛おしさという心理描写した後、会話文を挟んでBの眠気の吹き飛んだ感覚や羞恥心を描写するというように、カメラがAからBに移るのですがこのような視点の変わり方をしてもいいのでしょうか?

そもそも三人称でこのような心理描写をしていいのでしょうか、その人物しかわからない心理を描写してしまったら一人称になってしまうのでしょうか。

上記の回答(三人称におけるカメラを向けた相手の心理描写についての返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 1 投稿日時:

三人称は基本的に何でも書けるのが強みですからね。
いくら視点移動してもそれ自体は問題ありませんし、例に出して頂いた文も不自然には感じませんでしたよ。
ただし重要なのはその文の前後がどうなっているかです。
まぁ、例として出して頂いただけなので、前後も何もないと思いますが、その例が「小説全体の一部」だと仮定して考えます。

三人称視点では「主人公主体」だとか、「色んなキャラ視点」だとか、「誰にもつかない」だとか、まぁ色々ある訳ですが、例ではおそらく「色んなキャラ視点」だと思います。
特に主体となるキャラは決めず、色んなキャラの心情を書き出すことのできる手法です。
それ自体は一つの方法なので、何一つ問題ない訳ですが。
ただこれが、「最初はAが主体だったのに、いつのまにかBが主体になってる」だとか、「Aが主体だったはずなのに、なんか色んなキャラの心情書き出しまくってる」というようなことになってはマズいのです。
どういうことかというと、視点が映ってるのではなく、「ブレてる」のですよ。書き方が根本から変わっちゃってるんです。
三人称視点における視点移動のタブーは、単発的に視点移動することではなく、長期的に視点が変更されてしまうことです。
だから、例自体は問題ないけれど、「その前後の視点移動が同じようなやり方でされているか」ということが重要になってきます。
例のような場合を書きたいなら、その前後をちゃんと同じように「色んなキャラ視点」で統一すれば大丈夫です。

視点が変わってしまう原因の多くは、例のようなキャラが複数出てくるシーンです。
今までAを主体で書いてきたのに、Bが出てきて、そいつの心情を書いたせいで、Bが主体の文に変わってしまっていた。というようなことはありがちです。
最初に書き方を決めて、それをぶらさないようにしましょう。

ちなみに、その視点の長期的な変更、つまり「A主体からB主体に変える」みたいな事は、シーンごとにやってしまえば大丈夫です。
小説って全部一括して繋がってる訳じゃないですよね。どこかでシーンが移ったりしてます。
そのシーンごとになら、主体となるキャラ、なんなら三人称視点から一人称視点へ変えてやっても全く問題ないです。
このシーンではAの一人称で、また別のシーンではB主体の三人称で、その次のシーンでは誰にもつかない三人称で………って事。
SAOでは主人公のキリトはほとんど一人称視点で書かれてますが、キリトが出てこないシーンはだいたい三人称です。
書き方っていうのは、小説全体の中でも「ひとまとまり」ごとに統一すればOKです。
ただ、変えすぎると、書いてる側も読んでる側も疲れます。1~3パターンがちょうどいいでしょう。カゲプロみたいな群像劇なら、1巻に7人分くらい視点がありますけどね。

まぁ、細かい書き方みたいなのをいっぱい書きましたが、視点なんて結局は感覚です。慣れてくれば、あまり考えなくてもまとまった文が書けるようになります。
描写が上手い人(有川浩先生とか)は、三人称視点の中に一人称ぶっ込んでもいい文を書けます。むしろそれが読みやすいくらい。
書き方も一応あるんですけど、慣れてくれば自分のやり方にしていって大丈夫ですよ。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 三人称におけるカメラを向けた相手の心理描写について

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元記事:実名企業

ラノベでLINEだとかYouTubeという名前を出してますが、勝手に使っても良いんですか?

上記の回答(実名企業の返信)

投稿者 ごたんだ : 1

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カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 実名企業

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投稿日時:

元記事:脱・ありきたり

僕はさまざまな短編を書いてきたつもりですが、どうもありきたりなストーリーだと評価されがちです。
例えるならなんだろうな、漫画にしたら「尊い」けど小説にしたら「つまらない」と評価されてしまうんだと思います。

プロの作家さんの短編などを読んでいると、確かに自分には独創性というものが欠けているように思えます。読者はありきたりな文ではなく、もっとエンターテイメントに長けた作品話読みたいんだよと、批評サイトで書き込まれた時に、僕はどうすればいいんだろうと悩んでしまいました。

どうすればいいんでしょうか。
思い切って、自分ではナシだと思うとんでもストーリーを書けば良いのでしょうか?それとも、今の通り手堅いストーリーを書けば良いのでしょうか。

P.S. 教科書代わりの作品があれば教えてください。

上記の回答(脱・ありきたりの返信)

投稿者 読むせん : 0

大塚英志の「ストーリーの体操」の序盤、「タロットカードで100作作成」かな。

目指すところはどこですか?星新一みたいなショート・ショート屋?長編への導入?まざしたいコンセプトによるかと。

100作は壱番さんの意見と同じ。コンセプトうんぬんはサタンさんと同じっす。
=========================
うーん・・・対象年齢と対象性別、ジャンルはなにですか?

「尊い」という言葉はドリーム小説や腐向けみたいな全体的に女性オタク向けみたいなニュアンスを感じました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・・・・・・ちょっとアレですが、男性向けは何気にワンパターンこそ好かれます。

いわゆる「チートでハーレムひゃっはー」系。それ系をもっと読みたい欲しい男が「本を開く人種」だからです。

女性はバリエーションを欲しがる系。
同じようなスカートでもここが違う、これが違うと「差分コンプリート」をしたがる人が本を開く。

=====================-
男と女、主にどちらに物語を提供したいかで変わります。

男への作品は、まさに奇想こそがカギになります。【チートでハーレム俺つえー】は守りつつ奇想を込める。

最近書籍化したらしい作家さんの作品では、強敵の名称と主人公の能力は中華系。世界観は中世ヨーロッパ系。
ドラゴンやオークを倒しつつ、麒麟(きりん)や饕餮(とうてつ)を召喚し、月の女神である嫦娥(じょうが)と契約を交わし、神通力を得てハーレム作るみたいな。西遊記インスパイアがあちこちに挿入されてました。異文化つええ系やね。

これ系は作家さんを凹ませて断筆させた経験あるねんけど・・・orz。
正直アイデアや発想はいいけど・・・・・ストーリー展開が悪い意味でマンネリだったり、ハーレム勢がありがちすぎるほうが危険だしNGっす。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「俺つええ」演出のバリエーション。
敵のバリエーション、
チート演出の格好良さ、
ハーレム要員の演出力
これらの「ありきたりさ」を上手く演出する事こそが奇想以上の肝(きも)です。

================================
女性向けだと『婚約破棄をお題に10作』とか『両片思いをお題に20作とか、似たシチュで大量に書く方がいいかと思います。

お題は同じだから、他の部分を変えてバリエーションを作らねばならない。
男と違い私すげー。逆ハー、チートなんかは削ったっていいし、何ならバッドエンドだってありです。

同じ騒動に同じリアクションばかりだと飽きられるから、違うリアクションをさせるために心理や背景を掘らねばならないのが面倒ポイントかな。
この【心理】や【背景】に「ありきたりでない」ものが必要になります。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 脱・ありきたり

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元記事:『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらで相談させてください、第二弾。

 大野です。お久しぶりです。
 以前から相談していたロボットモノの再構成版・プロローグの相談です。
 用語とかは結構似通ってるんですけど、設定は色々変えました。作品としては『ポストアポカリプス世界での日常』みたいな感じですかね。『明るくて未来を信じられる感じの「人類は衰退しました」』を目指したい作品です。

以下、企画概要。

・舞台は魔術文明が栄えた後、次第に『生活に必要ない技術』を封印して行ったあとに大規模な戦争で『技術全部』を開封した挙句、両軍が壊滅するまで戦争したファンタジー異世界。その戦争の中心地で荒野となった『空白地帯』のとある難民キャンプ。戦後十年ってところ。

・主人公は戦時中の基地跡を盗掘してきて、売り払う仕事の十五歳の少女。同業者が街に何人もいて、彼らが拾ってきた素材をリメイクすることで、難民キャンプは徐々に復興してきている。

・世界観/設定や主人公の拾ってくるモノの中に、色々な謎を詰め込むんだけど主人公たちが謎解きをするわけでもなく、大半は『匂わせる程度』。ストーリーの基本は盗掘屋同士の人間関係だったり、『町』の軍人たちの回想だったり、行き違いで戦闘になったことをきっかけにする事件の解決だったりを繰り返す、あくまで日常。大規模な事件は起こらない。

・やりたいこと『ロボットアクションしつつ、SFっぽい世界で重い過去を持つ者同士に明るい人間関係を築かせる』

こんな感じの企画です。
形式としては短編連作になるかなと思っています。
以下、プロローグ。

大きな戦争が終わった。十年ほど前の話である。
 かつて魔法文明によって三千年の栄耀栄華を誇った大陸統一国家、パルム帝国を二分する内戦――俗に『壊滅戦争』なんて呼ばれるそれは大陸の中央に大規模な空白地帯を生み出した挙句、両軍の実に七割以上という損害を出して終結した。
 十五年にもわたって行われたその戦争の中で、両軍はかつて封印したはずの『兵器』としての魔道技術を持ち出してまだ争い、殺し合った。
 その残骸は、今なお数多くが空白地帯の荒野に埋まっている。

「今日はこんな所かなーッと!」
 ガサゴソと、巨大ロボットーーGG(ギア・ゴゥラム)と呼ばれる戦時中の二十メートル級人型魔導兵器を操縦しながら少女が声をあげる。
 彼女の名前はライカ。十五を少し超えたばかりの少女だが、学校なんて贅沢な物もない上、この空白地帯(ワイルドランド)では少なくない孤児とあって、もはやすでに一人前の仕事人である。
「このあたりの基地跡も漁りつくしたしなァ……。そろそろ狩場を変えるか……」
 ぶつくさ言いながらも操縦桿を動かし、GGにひもで結わえ付けた荷台にそこらから拾った鉄くずを投げ込んでいく。
「ケーッ! GGの一台、銃の一丁もないでやんの。しけてやがる」
 ぶつくさ言うと、彼女は機体のスラスタを吹かし基地跡を飛び出す。
 とは言ったって、ここ三カ月近くに渡って彼女が盗掘に来ていたのだから、残り物が無くても仕方ない。
「いじゃ、今までお世話になりました、ッと」
 軽く会釈するようにGGの上体を曲げる。もともと小規模な基地だったらしいとは言え、春先からこっちひたすら掘り起こし続けてきたお陰で、基地の基礎や外壁のコンクリぐらいしか残り物はない。
 貯水タンクや、基地内の食堂まで盗掘したライカに探し漏らしはなかった。
「にしても、ここの基地は稼げたよなァ……」
 この規模の基地にしては、という条件付きであるが。比較的状態のいいGGが三機に、指揮官室に残されていた徽章などの貴金属類、更にはまだ使える整備用の道具など。
 色々なものが残されていたお陰で、この三カ月食いつないでこれたのだ。戦って散ったものが居るというなら哀悼の一つも示すが、それ以上に『飯のタネ』としての感謝がでか
い。
「しっかし、どこもかしこも惨澹としちゃって……。ま、生まれた時からだけど」
 戦争が激しくなったころに生まれ、物心つく頃には空白地帯の難民キャンプにいたライカにとってはこの光景こそ日常である。『惨澹とした』なんて言えるのは義理の親である酒場のおばちゃんに読んでもらった絵本のお陰だ。
 よく見ると、地面のあちこちに民家の跡や畑があったであろう微かな灌漑の溝・破片だけになった木材が散らばっている。すでにその跡すら消えかかっているところが、戦争の規模を物語っているとも言えよう。
「……ハァ。明日から、どうしよ」
 いくらか貯えがあるとはいえ、半年もあれば使い切る。その前に次の『狩場』を見つけねばなるまい。ため息をついたところで、生まれ故郷の『町』が見えてきてライカはアクセルをもう一段踏み込む。

「ただーいまー!」
 『町』に着くなり、彼女が愛機を飛ばして向かうのは彼女が北側から見て裏手の大広場。昔軍で働いていたという数名の査定担当が、拾ってきた鉄くずを買い取ってくれるところがあるのだ。
「おっちゃん! 今日も査定を頼めるかい!」
 自分用のスペースとして決められたところにGGと荷台を止めるとコックピットを開いて声を張る。
「おいおい、また盗みかい?」
 叫びを聞きつけて寄ってきた男をGGのマニピュレータで掬い上げて荷台の上に乗せるとトホホと表情を崩された。
 彼の名はトーマス。ライカが最も世話になっている、そして『町』一番の博識の査定屋にして、顔役の一人でもある。ちなみに年のころは三十とちょっと、『オッサン』と呼ばれるのが地味に辛かったりする。
「『盗み』って言い方は良くないぜ、おっちゃん。『盗掘』であっても『盗賊』じゃねぇ。それがアタシのポリシーだ!」
 山と積まれた鉄くずの傍で胸を張って少女は言うが。
「『盗掘』だって盗みだよ……」
 まったくその通りである。
「とはいえ、お前(まい)さんがたが居るからこの町は成り立っているんだけどね。どれ、荷台を見せてみな?」
 『町』なんて呼んじゃあいるが、ここもかつての難民キャンプの一つ。
 それが『町』と呼べる規模にまでなっているのは、屑鉄を回収・分別して分配し、建物を建てたり、生活に必要な道具に作り替えるシステムのお陰である。故にこそ、この町における『盗掘屋』は無くてはならない存在であった。
 ここが激戦区跡に近いということもあって、この街の復興は『空白地帯』全体でも屈指のモノであった。それでもまだまだ裕福には程遠いが。
「ありゃ、正真正銘の鉄くずばっかじゃないか! 魔道具の一つもありやしない!」
 査定、と言ってもかなりの量の鉄くずである。ライカにもわかるような金目のものは湧けて持ってくるにしろ、そうでなければ今回のようにまとめて持ってきて『魔道具を選別する魔道具』で探し出すのがいつものやり様であった。
「あのライカちゃんも不調かい?」
 割合勘が良いライカはこの町の盗掘屋の中でも屈指の稼ぎを誇っていたが、ここ数日は大したものを持ってこない。そのことに不信を感じてトーマスは尋ねる。
「いやいや、ここのところ世話になっていた『狩場』が引き揚げ時でね。屑鉄ごっそりかき集めてきただけだよ」
 それなら確かに納得がいく、頷いてからトーマスはもう一つ質問をつなげた。
「なるほど、ちなみに次のアテは?」
「アタシのことバカにしてんだろ、それを教えちゃ食っていけないよ」
 万が一にも手癖の悪い他の盗掘屋に聞きつけられれば、横取りされてしまうかもしれない。着けて来るヤツに多少分けてやるのは構わないが、まとめて持っていかれちゃ敵わないのである。
「言う割に、俺のことは信頼してくれてるみたいだけど?」
 今だって現に愛機と自分の取り分を全部預けているのだ。GG操縦がうまかったり、多少戦闘の心得こそあるがライカは少女でトーマスは元正規軍人。強引に奪い取ろうと思えばできるだろう。
「アタシだって、大概のヤツは信用しているさ。どっちみち今の時代、ズルして儲けたってたかが知れてるしな」
 世界全体が戦争によって疲弊して、貧乏なのだ。
 大金があっても使い道はなく、盗賊に狙われるだけ。それならば皆で協力した方がいいし、他が協力している中で一人だけズルをしたって、周りから袋叩きに合うだけだ。それがこの町の、何よりライカ自身の気風だった。
「微妙に男前な性格、相変わらずだねぇ……」
「『先取りされちゃあ敵わない』なんて言ってる時点で、アタシも十分女々しいよ」
 言った頃合いで、トーマスの査定が終わる。
「今日の料金渡すから、中心街までついてきて!」
 町の顔役、ということもあって中心街に大きな事務所を持つ彼は、そこで査定料金を渡すことにしている。歩く分手間だとしても、お金を盗まれないようにやむを得ないことなのだ。
「ちょいと待ってな。今コクピットにロック掛けていくから」
 言うと、コクピットの魔道式ロックを閉じ、上からさらに南京錠をガチャリとかける。
 魔道式ロック自体、数年前にトーマスがライカ専用に設定してくれたものなので他人には開けられないが、『念には念を』と言う奴である。
「とりあえず今晩は、掘り尽くし祝いに盛大に食うかな!」
 呑気なことを呟きつつ、ライカはトーマスを追って駆け出した。

上記の回答(『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらで相談させてください、第二弾。の返信)

投稿者 ふ じ た に : 1

以前他の方から日常系のプロットの相談を個人的に受けたとき、私は日常系に詳しくなかったので資料を探したんですけど、
そのときにラ研の中で二つ見つけたんですよね。

●物語の起伏、日常系を書くコツ
https://www.raitonoveru.jp/howto/h5/715l.html

日常物の緩急の付け方とは?/新人賞下読みが回答
https://www.raitonoveru.jp/cms2/2015/06/22/1764/

これを読むと、日常系で公募に応募するときは、個性的なキャラか設定で売りを作る必要があるみたいですね。
日常系(マンガですが)を自分が読むとき、キャラを気に入って読み続けていることが多いので、キャラも大事っていうその意見に私は同感でした。

ここにはキャラ設定がないのでプロローグからキャラを探したんですけど、
ライカ(15歳)とトーマス(30代)の二人がメインキャラという認識でよろしかったでしょうか?
あと、「重い過去を持つ者同士」っていうのは、二人のことでしょうか?
このキャラ設定や情報に曖昧さを感じて、よく分からなかったです。

あと、終末系で物を拾って生活という設定自体に私は個人的に目新しさを感じなかったので(ごめんなさい)、売りの部分は結構キャラにかかっているのでは?って思うのですが、現状ではキャラ情報が曖昧に感じるので、その点が私と認識が違うような気がしました。もちろん私が間違っている可能性もあるので、きちんとスレ主様のほうで考えがあるなら、スルーしてくださいね。
色々なやり方がありますしね!

他の気になった点は、他の方とかぶってますので、今回は特に触れません。
文明が今よりも発展した戦争後で、日々の暮らしが大変な世界観が、プロローグから伝わっていたと思います。

生活は大変でも、酒場のおばちゃんに育てられたとか、大概の奴を信頼しているとか、トーマスさんを信頼しているとか、日々助け合うような人情味を感じました。

ただ、そうなると、やりたいことに「重い過去を持つ者同士に明るい人間関係を築かせる」ってあるので、「重たい過去」は私を含めて現代の日本人にとっては世界観自体がそうかもしれませんが、主人公にとっては「当たり前の日常」のようにも考えられますし、「明るい人間関係を築かせる」って、冒頭から既にそうなっている気がしないでもないんですよね。もう和やかに助け合っているように感じてます。
なので、現在のプロローグと「重い過去を持つ者同士に明るい人間関係を築かせる」から、どういうラストを想定しているのか、ちょっと想像がつきにくかったです。

短編連作の構成の話になりますが、全体を通しての変化が必要だと思うので、ラストを想定して、「変化前」の冒頭を用意しないと、全体を通して読み終わった後にその変化が伝わりづらくなってしまうのでは?って思いました。
なので、やりたいことが「重い過去を持つ者同士に明るい人間関係を築かせる」なら、冒頭では逆に「暗い人間関係」が描かれている必要があるのでは?って思いました。
恋愛ものでよくあるのが、最初は両片思いだったけど、最後は両想いになってハッピーエンドですかね。
成長ものの短編連作なら、最初主人公は新人で、話数を重ねるごとに成長していく感じでしょうか。
これも私が知らないだけで短編連作でも色々な構成の型があるなら、全然スルーしてくださってかまいません!

ほのぼのした雰囲気は、私は好きでしたねー。主人公もトーマスさんも好感が持てますけど、そこまで強い個性を感じなかった気がします。なので、相棒キャラで個性的な子(人間でもいいし動物やアールツーみたいなメカでも)がいてもいいのでは?って思いました。

あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださってかまいません。
ではでは、失礼しました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 『プロローグ相談』の人口が少ないのでこちらで相談させてください、第二弾。

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