小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ソラナキさんの返信一覧。最新の投稿順3ページ目

元記事:人間とAIの恋愛についての返信

再レス失礼します。
参考になるかどうか分かりませんが、映画、攻殻機動隊(1995年)にも、AIが人権を要求する場面があります。

プログラムに人権はないと主張する人間に対してAIは、
「それを言うならあなたたちのDNAもプログラムにすぎない。
 生命とは情報の流れの中で生まれた結節点のようなものだ。
 (中略)
 人は記憶によって個人足りうる。人は記憶によって生きる」
と反論します。

さて、ソラナキさんが書こうとしている作品ってコメディーやギャグよりですか?
それともシリアスな哲学的な感じですか?
私の脳内にはAIに関する私見や、情報が溢れるほどあるんですが、はどこまで突っ込んで書いていいのかよく分からないので……

上記の回答(人間とAIの恋愛についての返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

どっちも、って感じです。ほのぼのとシリアスを行き来するような。

もちろん情報は歓迎です。どうぞ書き込んでくださいな……!

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人間とAIの恋愛について

この書き込みに返信する >>

元記事:意思を持ったNPCみたいな?の返信の返信

AIのバグ?から生まれた電脳人類というアイデアそのものは面白いと感じています。ただ、

>そもそも人間もAIと似たような電子信号の塊なのに、どうして意思を持つAIは人間でないと言えるのか?

そこに話を持っていくと、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(P・K・ディック)という小説もありましたが、電脳人類を機械じかけのヒューマノイド的なものに置き換えても成立してしまいますから、いささか手垢がついていてつまらないんじゃないかと懸念したからです。

電脳人類に人権はないと考える理由は2つあります。

1)そもそも「意思を持つAIは人間でないと言えるのか?」というのは哲学的問いかけです。しかし人権は法律ですから、適用するにはAIを人間と定義する根拠が必要です。そういう法律的議論が行われたことがない現状では、当然、AIに人権が適用される道理がありません。

2)加えて、電脳人類が人間とは言えない根拠は、人工的なテクノロジーの産物であるというだけではありません。ヒューマノイドであれば、人工的に作られた疑似人類であっても、少なくとも実体はあります。
しかし、電脳人類を発生させたシステムが、

>ARデバイスのコンタクトレンズ(メガネや業務用ヘッドギア型もある)が視界に情報を表示したり、

というものであるならば、システムがユーザーの感覚器官に干渉して作り出した幻影にすぎないわけです。つまり実在さえしないわけですから、人権があるはずもありません。

   *   *   *

……とは言うものの。

ご理解いただきたいのですが、上で私が述べているのは基本的な思考実験の話です。
創作というものは、イメージの飛躍があってもよく、むしろ飛躍があるべきだと考えているんですね。
『オーバーロード』にしても『サマーウォーズ』にしても、本来ユーザーの知覚の範囲内の現象に過ぎないはずの仮想現実があたかも実体化したように思わせる演出があって、創作の世界ではそういうイメージがすでにデフォルトになっているのだと思います。

にも関わらず私がヴァーチャルという要素にこだわる理由は、繰り返しになりますが、多少理屈っぽくてもある程度はそこを押さえておかないと、単なるアンドロイドもの、単なる異世界ファンタジーと大して違わない世界観になってしまうように思うからです。

上記の回答(意思を持ったNPCみたいな?の返信の返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

うーん……となればどうしましょう……。
難しい問題ですね……。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人間とAIの恋愛について

この書き込みに返信する >>

元記事:意思を持ったNPCみたいな?

>ヒロインはAIなんですけど、なんて言えばいいかな……本当に電脳人類というか、バグで発生したような存在なんです。
>新世代型規格外的人工知能と評されるように、演算能力などは従来のAI通り人間を遥かに超越しているんですが、感情なども備えているイレギュラーなんです。

ちょっと気になったのは、ソラナキさんがARゲーム空間の設定をどのように考えているのかという点です。
そこに、ちょっとこだわってみてもいいですか?

VRゲームをモチーフにした物語は、プレイヤーが例えばヘッドギアみたいな装置を装着して仮想空間にダイブするといったイメージに描かれることが多いと思うんですね。確かソードアート・オンラインもそんな感じじゃなかったでしょうか?
こういうシステムの原理は、ユーザーの脳に接続して五感情報を与えることによって仮想空間を生成するというのが、よくある設定かなと。
で、ARゲームということなら、ユーザーにはベースとしては普通の日常世界が見えているんだけれど、やはり何らかの方法で脳に干渉して仮想の事象やキャラを幻視させる感じなんじゃないかと。

で、それとAIヒロインとの関係ですが、AIの頭脳を搭載した人工のヒロインではなく、そういうシステムそのものをコントロールしているのがAIということになるはずです。

……すみません、ソラナキさんの考えられている設定なのに、「~のはず」なんて私が決めつけるのも変だとは思うのですが。
ただ、AIの頭脳を搭載した人工のヒロインだと、単なるロボットになってしまう気がするんですね。それだとARゲームという設定も不要です。

それに、心や感情を持ったロボット・アンドロイド・ヒューマノイドという発想は、日本の場合は『鉄腕アトム』から始まっていて、わりとありふれたイメージでもあります。

だから、電脳空間において「バグで発生したような存在」というアイデアはきっちり押さえておいた方がいいように感じた次第です。
そういうのもSAO以来、類似例はあるのかもしれませんが、少なくとも機械的なヒューマノイドとの差別化は明確にした方がいいんじゃないかと。

ユーザーの脳に干渉して作られるヴァーチャル世界であれば、言葉を変えればユーザーの「脳内世界」にすぎないということになります。ただそのゲームがマルチプレイヤー・システムであれば、脳内世界であっても他のユーザー(実在する人間)と出会うことは可能です。そして、実在のプレイヤーキャラクター以外のキャラは、システムが創造したNPC(ノンプレイヤーキャラクター)ということになるんじゃないかと。

でですね。
これがVRゲームではなくARゲームだと考えると、ユーザーにはゲームと無関係の普通の人たちも見えるので、普通の人間とプレイヤーキャラクターとノンプレイヤーキャラクターの3種類が混在する世界ということになるかと。

そんな世界の中でイレギュラーに感情をもってしまった存在というのは、けっこう面白いアイデアだと思いました。NPCがバグったキャラなのか、またはそれとも違う「第4の存在」なのか? 興味シンシンです。
少なくとも、アトムやアラレちゃんのような「機械の脳」が感情を持つことが可能かどうかみたいな使い古しの問題意識に逆行するんじゃ、ちょっとつまらないんじゃないかなと

    *    *    *

ちなみに、意思と心を持つNPCというキャラクターは、『オーバーロード』に普通に登場しますけどね。というか、アインズを取り巻くキャラたちはそんなのばかりです。
あの世界そのものが、最初はゲーム空間だったのが「ゲーム空間に似た異世界」に転移してしまって、早々に普通の異世界ファンタジーと変わらなくなってしまいます。
それでいてアインズのチート能力が「ボーナスをはたいたこともある課金アイテムゆえ」というような小ネタとかもあったりして(笑

ああいう自由奔放なヒット作がすでに先行していますから、硬いことを言うつもりもないのですが。

上記の回答(意思を持ったNPCみたいな?の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

一応作中でのAR空間は、ARデバイスのコンタクトレンズ(メガネや業務用ヘッドギア型もある)が視界に情報を表示したり、キーボードをいつでも出せるような感じです(データはWi-Fiのように配信されている)
基本的に電脳コイルの電脳メガネをイメージしてます。

そうやって展開されているAR世界で、たとえば格ゲーならプレイヤーは眼前で実際にキャラが戦っている姿を見たりできます。
マインクラフトアースやSAOオーディナルスケール、街中でのゲームも一定エリア内なら許可されています。
ただし直接触れることはできません。主人公が贈られた拡張デバイス……チョーカータイプのMRデバイスを使用すると、首元の神経から全身に干渉して感触を再現する、などができますが、作中世界だとまだ一般的にはできないことになってます。

ヒロインは、サマーウォーズのラブマシーンのようなAR世界で放し飼いにされているAIです。存在を掘り下げると作中の根本設定のネタバレになるので詳しくは言えませんが……バグ生まれた存在ですが、大元はNPCではありません。
言うなれば第四の存在……第二の人類のような、そんな感じです。

そもそも人間もAIと似たような電子信号の塊なのに、どうして意思を持つAIは人間でないと言えるのか?
合理を無視して感情を通すのが人間なら、合理だけを見るAIは人間でないと言えるでしょう。ですがそのAIが感情を持ち、それが合理を無視したならばそれも獣、ヒトのカタチと言えるのではないでしょうか。
だから彼女もプレイヤーで、NPCじゃない……みたいな。まだ煮詰めてないので詳しいことは言えないんですけどね。

ともあれ、色々と考えさせられました……ありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人間とAIの恋愛について

この書き込みに返信する >>

元記事:人間とAIの恋愛についての返信

論文ではないですが……。
かなり有名な作品なので既にプレイされているかもしれませんが、「デトロイトビカムヒューマン」という作品には触れましたか?
“実際にAIを搭載したアンドロイドが普及したら”というコンセプトでかなりリアルに(本当に現実でこうなりそうと思うほどリアルです)作られた作品です。
人間とAIをテーマに据えた小説を書くのでしたら、絶対影響を受けてしまいそうなほど衝撃的な作品なので、ぜひプレイしてみてほしいです。

上記の回答(人間とAIの恋愛についての返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

一応実況は見たんですけど、きちんとはみてませんでした。
少し調べて、見てみます。ありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人間とAIの恋愛について

この書き込みに返信する >>

元記事:人間とAIの恋愛についての返信

こういう事言って気分を害されたら悪いけど、『ガンダムビルドダイバーズ』とかが似ているな、と思った。あっちはVRだけど。
その作品においても、ヒロインは運営が認識していないバグによってゲーム内に生まれたAIのキャラクターで、って感じで進んでいって。最終的にはリアルの方に人工知能搭載型のロボットボディを用意してもらってリアル世界に出てくるんだったかな?

ともあれ。個人的にはすごくいいネタだと思います。
論文とかはわかんないんですけど、AIの人権問題は日本の官僚制度がガバいために『ちょっと脅したら何とかなった』とか『特例が認められた』で進めてもいいと思います。

上記の回答(人間とAIの恋愛についての返信の返信)

スレ主 ソラナキ : 0 投稿日時:

なるほど、すでに似たようなネタがあったのですね……調べて被らないようにしなければ……。
まあ確かに日本はガバいから……あ、確かにそれならいいかもしれません。
あるいはヒロインを作った会社の資金力でどうにかしてみるのも手かもですね。
ありがとうございます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 人間とAIの恋愛について

この書き込みに返信する >>

現在までに合計31件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全7ページ中の3ページ目。

ランダムにスレッドを表示

未成年のキャラが喫煙飲酒

投稿者 山田太郎 回答数 : 4

投稿日時:

未成年のキャラ、ヒロインが喫煙したり飲酒したりするのはアウトですかね 新人賞にだしてみたいんですが喫煙飲酒の描写があると選考に影響... 続きを読む >>

バトルのない物語の書き方

投稿者 ふわー 回答数 : 4

投稿日時:

私が今まで創作してきた話は、みんな超能力や魔法等の異能があるバトルものです。 バトルが無ければ物語を膨らませることができません。 ... 続きを読む >>

一人称視点の話で主人公が退場する事の是非

投稿者 バッキー 回答数 : 8

投稿日時:

お久しぶりです、今回は視点に関して相談があります。 早速この話の核心部分になるのですが、この話の主人公の正体は所謂ニャルラトテ... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですが

「後ろ暗い自慰行為としてダークヒーローを気取って、周りや自分からも逃げていた人間」だったのが「真のダークヒーロー」に成長・昇華する話を描きたいんですが、どんな感じにしたらいいでしょうか?自分としては以下のようなものを考えているんですが。

主人公はひどい環境で生まれ育ちまともな職業に就くことができず、闇金業者となる。

「何が悪い?こんな闇金なんかに縋らなきゃ勝手に野垂れ死ぬような自堕落なクズどもを食い物にして何が悪い?やってることが犯罪だろうが、俺が真剣に生きていることに変わりはないんだからな!」とか「俺はクズどもを処理してるだけだ処刑人なんだダークヒーローなんだ。だから多少暴力的なことをしてもいいんだ」とか自分に言い聞かせながら生きる。

「処刑人?ダークヒーロー?だから多少暴力的なことをしてもいい?ずいぶんと都合のいい言い訳だよね。あんたは普通に生きたいのにできなかったからこんなことしてるだけだ。もし最初からまともな仕事に就けていたらこんなことをしようなんて考えもしなかったはずだ。違う?www」とか「クズどもの処刑?そんなことより自分のことに目を向けろよwww」とか「あんたと同じ年頃の奴はみんな真っ当に生きてるのに、あんただけ日の当たらない犯罪生活だけどどんな気分?www焦らない?www」とか嘲笑される

ここからどうやって主人公を真のダークヒーローに成長・昇華させていったらいいでしょうか?
(「成長しようがなんだろうが、所詮犯罪じゃん。主人公がまともな仕事に就いて社会復帰して、法を遵守して生きるようになるのを物語のゴールにするべきだよ」みたいな意見はやめてください。「まともな仕事に就いて社会復帰して、法を遵守して生きるようになる」なんて、そんなことされたらダークヒーローじゃなくなるので)

上記の回答(「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですがの返信)

投稿者 のん : 0

おはようございます。のんです。

何事にも例外はありますが、私はこの主人公が真のダークヒーローになるのは、闇堕ちか悪堕ちと呼ばれる展開だと思いました。

元々自分は悪くない、仕方ないんだと言い聞かせなければ汚い仕事ができなかったのであれば、主人公は善よりの人間です。
それがヒーローといえどダークへいく、例え理由があったとしても自ら悪に手を染めていくわけです。こういうと初期と変わっていない気もしますが、おそらく悪事の規模とかが変わるのでしょう。

主人公は悪事をすることに抵抗しておらず、言い訳していますので、悪事の規模を拡大するならそうせざるおえないように追い詰めればいいと思います。
やっていくうちに感覚も鈍っていくことでしょう。元に戻らない闇堕ち・悪堕ち路線です。

外的要因から追い詰められなし崩し的に悪堕ちするのではなく、主人公の意志でもってダークヒーローに転身したい。という場合は、他の方も言っておられました信念をもたせるといいかと思います。

死にたくない。生きるためだ。とかは生物的に仕方がないことですので、言い訳にするには説得力が強すぎます。もっと個人的な拘りがあるとダークヒーローらしいですし、生存欲求よりも共感しやすいです。

拘りさえ捨てれば他の道もあるにも関わらず、拘りを捨てずに悪へ行けば、それは仕方がない事ではなく主人公の意志です。

仮にもヒーローなので責任を負わせればらしくなるのではないでしょうか。

そういう形では、言い訳ばかりで無責任だった主人公が責任をもつようになる。というのも良いかもしれません。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですが

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:「中世異世界」世界観への納得の提示

 お久しぶりです。オミクロンです。スランプに陥ってしばらく筆をおいていました。

 さて、今回伺いたいのは、題にもある「中世異世界」というよくありがちな設定にまつわるものです。このすば、Reゼロといった作品を筆頭に、異世界の文明レベルを中世~近世で設定している方が多いと思います。事実私が執筆中の作品も設定しています。

 ここまでだったらテンプレなのですが、私はその文明レベル設定にひと手間加えてみました。その「設定」に対する批評を頂きたく投稿させていただきました。

 概要を箇条書きすると、以下のようになります。

・人類文明の興りから作中時間までは約3000年。人口規模は全世界で1000万程度。
・言語分裂はなし。全ての高度知的生命体が、同一の言語を使用している。
・魔術あり。程度は基本エレメント+光(回復、結界魔術)、闇(思考干渉)の6属性魔術くらい。(ブラッククローバーのような魔法はない程度です)
・度量衡の統一なし。
・宗教は完全に統一されていて、土着信仰もなし。
・にもかかわらず、作中時間での文明レベルは高いところでは産業革命2歩手前。遅いところでは古代ギリシャ未満(特に数学、天文学)。

 書いている自分でも分かっています。よくある「中世異世界」世界観です。かなりどころではないほど歪です。

 ですが、以下のように「設定」することによって、これらに一定の納得を付与することが出来るのではないかと思いました。これも箇条書きにします。

・その世界における事実上の神(ラスボス)が、全世界規模の思考操作魔術を断続的に行使。これにより度量衡の統一といった、重要な革新、発明などを封じる。
・一方でその有益性は神自身も理解している。なので「神託」という形で、元来起きえる革新や発展を贈与する。
・そして幾多の経験(度重なる文明のリセット)から、どの技術を与えると、将来自身への信仰が綻びを見せるか完全に理解している。
・そして神の目的は、自身への自発的信仰に溢れた箱庭(世界)を作成すること。失敗したら滅ぼすし、飽きたら滅ぼす。(そうしてきた実績あり)
・ただし事実上の神とは言え、全知全能ではない。人からなり上がった存在。

 端的にすれば、「ほぼ絶対者が行う世界を舞台としたSRG」という形です。もっと言えば、シムシティです。これによって外から来た異物(転移者・主人公)以外、その異常性を察知できないようにしています。

 これらは全て作中最終盤で回収(明示)されます。また作中で度々主人公が世界への疑問を抱きますが、この「設定」は読者として納得のいくものでしょうか?

 ご批評、ご意見よろしくお願いします。

上記の回答(「中世異世界」世界観への納得の提示の返信)

投稿者 ヘキサ : 0

サタンさんのほうが詳しく書いてるけど、「世界観やストーリーの言い訳に神とか、主人公より上位の存在をでっちあげる」とむしろズルズルと言い訳せざるを得なくなっていってしまうからね……
言い訳のためにどんどん余計な設定を付加していってドツボに嵌まった人を知っている。

いや、オミクロンさんの神の設定はこれはこれでいいと思うんですけど、こういう神だときめたら、その神の都合に合わせて世界の細部を変えていったほうがいいですよ。人(やそれに近い精神体)の都合は「世界に影響を与える力が強い順」に決めていく。一般的なファンタジーだと「神>為政者>庶民」的な感じに。(←超大雑把ですいません)

……いやあのですね、主人公や決めてある冒頭シーンから決めるのが悪いってことじゃないんですよ。まず最初のイメージは主人公の行動から、でいいと思うんですけど。ある程度決まったところで「主人公より世界に影響力の強い誰か」の都合的におかしいところがないか、を世界だったり組織だったりの上から順繰りにチェックする。組織のトップの意向は大事です。

もちろん、「ここまでしか干渉できない」「見落としや抜け落ちがある」とかいうのは全然構わないんですよ。でも、明らかに「この人の思考から言ってこれを見逃すはずはない」ようなものを作ってしまわないように気をつけないと、最後のほうでその人と対峙して「○○は私のこういう意図だったのだー」的な真相を明かす、という名の言い訳をしても、かえって「そんなこと考える奴がいるか」「筋が通らない」話になってしまったりします。作者的に主人公やストーリーのほうが大事であっても、そっちの都合を通しすぎない。それこそ「ご都合主義」になってしまうからです。

それでもって最終的にはやはり「気にし過ぎない」のも大事です。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「中世異世界」世界観への納得の提示

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)

作品自体は面白いと思います。『指○物語』や『守○人』シリーズなど。しかし、作者を調べると、前者は言語学者(博士号)旦那は地理学者。そりゃ、独自の言語も作れるし、地図も作れるよねという。指輪物語はどう生まれたかのような本で読んだけれど、旦那に手伝ってもらいましたって書いてあったし。そういう作品の裏話。この作者はどう生まれたか、のような本を読むと、大学院行きました。(後者も、オーストラリアなどなどエスノグラフィーのために何度も足を運んだとかかれている)
 幼少期も親から本を読み聞かせてもらった。口承を伝えてもらった。食事を作ってもらった。古武術を習った(すべて後者)など、です。
 いや、中卒の作家もいるよ、ハ○ー・○ッターの作者は無職シングルマザーだよと来るでしょう。でも彼女は大学も出ているし、留学もしているし、幼少期はそれは素晴らしい幻想的な森の近くで暮らしています。

 いまさら学校に行くお金なんてないし、留学もできない。(お金の問題というより、現役時代にそれを後押ししてくれる、親の質、親ガチャの問題ですよね)
 自分の幼少期なんて本なんて読みやがって、賢ぶるな! などという親に育てられて本を読んでくれたことはおろか、家には5冊も本はなかった。本など買ってくれたこともない。食欲をかきたてるようなおいしそうな食事を作ってもらったこともない。親の家を出るまで既製品しか食べたことがなかった。そのわりに台所を使うことも禁じられて料理も覚えられなかった。近所に美しい森なんてなく、汚い住宅街で育った。
 ファンタジーあるあるの、おいしいご飯、美しい自然 親を敬って慎ましく暮らす、古きよき時代を感じさせる感じ? なんて到底自分には書けやしません。
 自分が書けるのは、親なんて全く尊敬しなくてむしろ愚か者だと思っていて、食べ物描写なんてなくて、そこらへんに生えている草や虫の名前なんて全く分からない、ファンタジーです。しかしそんなの読んで面白いか? って思うのです。
 作者についていろいろ言いましたが、ファンタジーを築いたなんて言われているくらいだから、やっぱり作品は面白いのです。王道は王道たりえるんです。自分が作るファンタジーはやっぱりまがい物です。
 絶対書けないのはやっぱり生まれや環境もあるんじゃないかと思ってしまいます。
 変えられない生まれや環境を補うために本も断言できるほどたくさん読んでいるし、映画も劇も見ていますが、やっぱりそんな努力では越えられない壁があるように感じます。別に指輪物語や守り人シリーズほど売れたい、有名になりたいってわけではないんですけど。そこそこすら叶わないのではないか、と重鎮たちを見ていると思ってしまいます。

 質問です。ファンタジー系を書く作家で、経歴があまりうらやましがられない人を教えてください。傷ついた心を慰めたいです。
 虐待ネタや貧困ネタを書くそれら過去を持つ作家もいるけれど、残念ながら自分は虐待されていないし自分には投資してくれなかったけれど貧困ではなかったので、(今では毒親とか経済的虐待とかあるけれど、他作品と比べると見見劣りします。他者に哀れまれたり、共感されたりするレベルではないです。中途半端な毒親育ちです)逆にそこまでいくとネタになるよね、というようなどん底作家も嫌です。
 良ければ、中途半端な不幸自慢をして、傷のなめ合いがしたいです。本当に心が折れそうなので追い打ちはかけないでください。

上記の回答(変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)の返信)

投稿者 読むせん : 0

叶うなら、一度は読んでみたい『非現実の王国で』ヘンリー・ダーガー(´Д`)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あー・・・・日本語読めて図書館がある地域に住んでいたら別に遅くはないよ?
まぁ私の暮らす町は、図書館ないし。学校にも図書室なかったけど、家には古本がいっぱいあったからねー。知識の片よりパナイです。

 インテリコンプレックス、そんな分かんないだけど、今から知ろうとすればいいじゃん。昆虫入門とかザラにある時代よ?勉強はできた方が便利だとは後で思い知るもんだし。

 あと留学もたぶん無駄。理解できるくらい自国を知らないと、こんなに異国って違うんだーってのが、そもそも入って来ないから。

 自分の異常性って、平均的に生きている「一般人」と日常会話させていただいて始めてぶち当たって、ドン引きされたり絶句されたり不気味な生き物を見たかのようなリアクションされって【あヤベっ「これ」異常だったのか】ってなるやん?異常と日常と奇形と平均を割り出すために「自分の輪郭」の把握って大事よ?それが出来なきゃ異常性が分かんないの。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 変えられない生まれや環境を補うにはどうすればいいか(作者に嫉妬してしまう)

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ