魂の片割れみたいな本能で結ばれる設定、私も好きですよー。
似たような番(つがい)設定と婚約破棄を組み合わせた短編を投稿サイトで書いたことがあります。
そのときに割と読まれたので、人気要素なのかな?と思いました。
あと、商業作品では「鬼○花嫁」で似たような設定を使ってますよね。
案①と案②の設定についてですが、どちらもそのままでは評価しづらいって感じです。
案①については、完結しているように感じませんでした。
主人公がヒーローと天敵になったので、これからどうなる!?って感じなので、続きが気になる展開だからです。
起承転結で言ったら、起承で止まっている感じです。
個人的には、ここから物語が始まったら、この敵対するシチュに美味しさを感じました。
もし、現在の案①のあらすじのオチをそのまま使われるなら、竜王が瀕死になる前に神の御使い設定を本編に絡める必要があるかな?と思いました。長編の後半で本筋に絡むような新規設定を伏線もなしに出すのは、構成に難ありと感じられる恐れがあるかもしれないと思うからです。
案②は、気になる点はありますが、話はまとまっているように感じました。
ただ、気に障ったら申し訳ないのですが、「魂の片割れ」の設定だけだと、公募用としては目新しさを感じなかったんですよね。
この設定にさらにプラスアルファな設定があれば良かったと思いました。
例えば、主人公が作中で活躍できるような個性的な特技や能力があって周囲に認められたいくとか、魂の片割れの設定で実はこんな変わったことができて活躍するとか、世界観に独自性を持たせるとか。
人気要素は他の作品とかぶりやすいので、見せ方に気をつけないと、どう違うのか分かりにくい恐れがあるんですよね。
自分のことを棚上げして色々と書きましたが、あくまで個人の意見ですので、合わなければ流してくださいね。
ではでは失礼しました。