俳句添削道場(投句と批評)

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口髭にくさじらみ着け事終る

作者 一本勝負の悠  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

◆季語
藪虱(やぶじらみ)三秋
2011/08/22
【子季語】
草虱、窃衣、藪人参
【解説】
山野の湿地に自生するセリ科の越年草。茎は直立して枝分かれする。丈は、三十センチから八十センチくらい。葉は羽状複葉で細かく分裂する。五月から七月にかけて複散形花序を七八本出し、白い五弁の花を咲かせる。花のあとの果実は、褐色で卵形の楕円形。毛が密生してものにくっつきやすい。
【科学的見解】
ヤブジラミは、日本全土に生え、ユーラシア大陸に広く分布しているセリ科の草本植物である。和名の由来は、本種がよく藪に生え、刺のある実がシラミのように衣類につきやすいためその名がついた。引っ付き虫の仲間である。近縁の種としては、葉が薄く花柄の少ないオヤブジラミが存在する。(藤吉正明記)
~きごさい~

◆例句

僧につき吾にもつきて草虱 小松信子

草虱暮れてゆく山水になる 松澤 昭

水に泛く日のなまなまと草虱 長谷川双魚 『風形』

バス停に取りあってゐる草虱 矢嶋淳子

草虱つけて飛び出すかくれんぼ 河本好恵

草虱取らねば家に入られず 山中みね子

月光にさえ草虱つかんとす 石黒雅風

草虱教師女の愚にかへる 高萩正子

今生にわれを待ちゐし草虱 中尾寿美子

草虱母とあそびしひと日かな 細川加賀

草虱生きものに附く生きるため 鷹羽狩行

草虱スカート好きてかくも附く 山口波津女

草虱男のごときズボンにも 横山白虹

子どもらは犬のごとしや草虱 北山河

過ぎし日をたづねあるけば草虱 遠藤梧逸

随へり草虱つけし妻の肘 石田波郷

母ねむる秋いくとせの草虱 阿波野青畝

けふの日の終る着物に草虱 山口誓子

ゆく秋や案山子の袖の草虱 蛇笏

草虱には親愛の情余る 後藤比奈夫

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添削対象の句『口髭にくさじらみ着け事終る』 作者: 一本勝負の悠
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