俳句添削道場(投句と批評)

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あらめでた長子のそこな唐がらし

作者 一本勝負の悠  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

◆唐辛子/三秋
とうがらし

赤トンボの羽を毟ったような色形の植物ですね
中華料理やスパゲティのペペロンチーノには欠かせない香辛料です

◆例句

かくさぬぞ宿は菜汁に唐がらし
芭蕉

鬼灯を妻にもちてや唐がらし
也有

うつくしや野分のあとのとうがらし
蕪村

寒いぞよ軒の蜩唐がらし
一茶

雨風にますます赤し唐辛子
子規

秋の日の弱りし壁に唐辛子
みどり女

炎ゆる間がいのち 女と唐辛子
鷹女

★俳句自習帳

・事物の説明や報告に終わっていないか

俳句作法の金科玉条のように言われる言葉に、 写実 写生という教えがある

これは実に初心者を惑わす言葉である

・滝の上に水現れて落ちにけり
後藤夜半

この句は写生句の傑作と言われている
滝の水の動きをあたかもスローモーションカメラで撮影したような捉え方です

つまり、子規の唱えた写生とは文字通り~生を写せ、ということで事物の核心に潜む生命を喝破し、写し取るのが本当の写生なのである

表面的観察にとどまり、表現対象となる事柄や物象の説明・報告は詩でも俳句でもない。
読者の五感に訴えるような具体的表現を目指したい。

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添削対象の句『あらめでた長子のそこな唐がらし』 作者: 一本勝負の悠
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