俳句添削道場(投句と批評)

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雲の峰いくつ崩れて鰯雲

作者 一本勝負の悠  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

◆雲の峰/くものみね
三夏
 

積乱雲/入道雲/峰雲
 
盛夏、聳え立つ山
並みのようにわき
立つ雲。積乱雲。
夏といえば入道
雲であり、夏の
代名詞である。
強い日差しを受
けて発生する激
しい上昇気流に
より、巨大な積
雲に成長して行
く。地方により
坂東太郎・丹波
太郎・信濃太郎・
石見太郎・安達
太郎・比古太郎
などとよばれる。

雲の峰幾つ崩れて月の山
芭蕉「奥の細道」
雲の峰きのふに似たるけふもあり
白雄「白雄句集」
しづかさや湖水の底に雲のみね
一茶「寛政句帖」
雲の峰白帆南風にむらがれり
正岡子規「子規句集」
雲の峰雷を封じて聳えけり
夏目漱石「漱石俳句集」
雲の峰石伐る斧の光かな
泉鏡花「鏡花句集」
空をはさむ蟹死にをるや雲の峰
河東碧梧桐「碧梧桐句集」
雲の峯夜は夜で湧いてをりにけり
篠原鳳作「篠原鳳作句文集」 ◆鰯雲/いわしぐも
三秋
 

鱗雲
 

秋空高くに広がる
細かな雲の集まり。
夏の雲とは明らか
に高さが違う。気
象学でいう巻積雲
のこと。鰯が群れ
ているようにも見
えるところからこ
の名が付いた。魚
の鱗にも似ている
ことから、鱗雲と
もいう。降雨の前
兆とされる。また、
この雲が見られる
と鰯の群れがやっ
てくるといわれる。

鰯雲鯛も蚫も籠りけり
北枝「薦獅子集」
鰯雲立塞ぎけんふねの道
嘯山「葎亭句集」

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添削対象の句『雲の峰いくつ崩れて鰯雲』 作者: 一本勝負の悠
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