「公魚の鰓桜色に痛む」の批評 添削した俳句: 公魚の鰓桜色に痛む 公魚は桜魚とも呼ばれる、早春の魚ですね。控えめな楚々とした姿で、春の訪れを知らせてくれるそのワカサギのすべてが句に詠みこまれていると思います。 下の句の「痛む」が、強いものも弱いものもすべての生きとし生けるものの「痛み」を表現しているようで、秀逸です。ワカサギに出合う度に思い出さずにはいられない、印象的な句です。 点数: 2 いいね!(+1点) 2020年02月19日