「二指は米研いで三指はあかぎれて」の批評
添削した俳句: 二指は米研いで三指はあかぎれて
鳥さんはじめまして
二本指で米を研ぐ理由が、きちんと下五の季語で応える形になっていて素敵です
今時は便利な米研ぎの道具がありますが、それでは季語「皹」がなかなか活きてこない句になるものですね
「二指」を第二指、第三指…という捉え方で、「人差し指」と読まれるかもしれません
二つの指と高確率で読ませるやり方はあるような気がします
ただ本当に大事なのは、季語「あかぎれ」を活かすことのような気がします
私が気になったのは二度の「は」です
季語を立たせるなら、前半の「は」が強いと思いました
そして、二指三指と出てくると韻はきれいですが、わざとらしくも見えてしまいます
提案致します
二指で米研いで残りはあかぎれて
点数: 1