「ぬばたまの黒きコートは心身と魂守る私の味方」の批評
回答者 よしはむ
悟り鯛子さんの短歌を拝読しました。
「ぬばたまの」は枕詞。
「ぬばたま」の実が黒いところから、「黒し」「黒髪」など黒いものにかかり、さらに、「黒」の連想から「髪」「夜(よ)・(よる)」などにかかる物です。
私も素人なのでよくわかりませんが、「ぬばたまの黒きコート」というと、黒いコートがお守りのようなニュアンスになりますね。
感想を率直に申し上げると「心身」は蛇足かと思います。
コートが身を守るものであるのは、周知のことですし、心はその後の「魂」とほぼ同意義です。
なので、ここの部分を別の言葉に差し替えられると良いのではないかと思いました。
次回作も楽しみです。応援しています!
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初めて枕詞を使ってみました。都会の冬で身に纏う黒色のコートは単に防寒機能を具えているだけでなく、何かに染まることなく世を歩いていくためのお守りでもあります。