短歌添削道場(投句と批評)

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苦しみが 渦をまいてる うつ病 己のほかに 理解者は無し

作者 金柑 次郎  投稿日

コメント(短歌の意味。悩みどころ)

世間は「何人も取り残されない社会の実現へ~ SDGs」などとうたっているが、精神病を患った者への視線や声は実に非情で無理解なことが大半。「すべては自己責任」「本人の実力・努力不足が悪い」「いじめを受ける方がいじめる側よりも悪い」など批難囂々である。
まるで「社会についてこれない奴は、さっさと死ね」と言わんばかりの迫害である。実際に不正雇用や脅迫・暴行などの行為を受けることもあるが、多くの場合こうした加害者が捜査・処罰された事はない。警察も司法も行政も被害者の声をたらいまわしにするだけで、何もしないのが現実である。これのどこが「SDGs」なものか?
周囲から憎まれる原因が「先天的な発達障害」他の、当人の努力では改善できない性質であったとしても、配慮や支援を設ける知恵や温情など、一般社会・企業は持ち合わせていない。「儲かるか否か」という、利害関係でしか人や状況を判断できないのだ。「短絡な拝金主義」が広く世間に、はびこっている事を証明するような現実である。こうした公害的な労働者環境を根本的に改革する手立てや法案を実行できなければ、日本に明るい未来はないであろう。
日々、何らかのハンデを抱えて生きている人達の「悲痛な現実を話す機会・きっかけの場」として「うつ短歌」というジャンルが設立されても良いと思う。(「シルバー川柳」「介護川柳」と同じ動機で)
以上

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添削対象の句『苦しみが 渦をまいてる うつ病 己のほかに 理解者は無し』 作者: 金柑 次郎
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