タナトスと戦う我が祈る夏

私は生まれつき自閉症スペクトラム障害を抱え、学校ではいじめ抜かれて何度も自殺を考えました。21歳になって、留学先のアメリカで躁鬱を発症し、もう17年も鬱状態に苦しんでいます。6年前には統合失調症のような酷い状態になり、さまざまな妄想が起こり、お金と人間関係を失いました。

最近でも猛烈に死にたくなり、包丁を持ち出して自分を斬りつけようとしました。首を吊ろうか、橋から川に飛び込もうか、いろんな死に方を考えましたが、幸い実行せずに済みました。今でも家で寝たきりに近い状況です。やりたいことはたくさんあるのですが、それも出来ないでいます。とうとう起き上がってテレビを見ることもできなくなりました。

そんな私に牧師は、神様のことを俳句で詠むことを勧めてくれました。今では普通の俳句も詠んでいますが、神様のことに思いを巡らせれば、死にたいと思わなくなるかもしれないと思い、キリスト教の俳句を詠んでいます。

タナトスは、YOASOBIの「夜に駆ける」の元になって話にも出てくる、死神の名前です。死への誘惑を意味します。それと戦っている自分について詠んだ句です。批評・添削していただければ幸いです。