この添削道場にも、優れた添削例がたくさんあります。
ここでは私(悠)の目に付いた佳き添削と悪しき添削を紹介したいと思います。
少しでも、皆様の句力向上のお役に立てればと願っております。
先ず、添削の大原則は【自分の好きな句、愛せる句】、または秀句の芽を孕む句を、添削対象として選ぶことです。
・原句
首里城のにほひまだ濃し夕時雨
作者 南風の記憶
投稿日 2020年01月28日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
俳句生活の兼題「時雨」の没句です。 首里城火災を詠んだのですが、季語以外の措辞が強すぎて、季語を殺してしまっていると読み直して思いました。材料はそのままに、季語を生かす方法はなかったかどうか思案しています。
佳き添削
実例の②
回答者 かぬまっこ 2020年01月28日
はじめまして、かぬまっこと申します✨
よろしくお願いします🙇⤵
語順を変えてはどうでしょうか?
◎にほひまだ濃き首里城や夕時雨
添削/かぬまっこさん
(作者の希望通り、材料や言葉を変えず、語順を入れ替えることで余韻のある秀句となっております)
添削道場内の優れた添削例をご紹介くださいませ
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